【米国株式市場は4日続伸】PPIとFOMC議事録を消化。連日のおはギャーとはなんだったのか

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【10月11日 米国株式市場】

ダウ    33,804 +0.19%
S&P500     4,376 +0.43%
ナスダック 13,659 +0.71%

米国株式市場は4日上昇。

9月の米生産者物価指数(PPI)は予想を上回る伸びを示したものの、FOMC議事録やFRB関係者の発言が思ったよりタカ派ではなかったことで持ち直し、上昇して終えました。

ラッセル2000は1,773。‐0.15%と下落。

VXUS(全世界株式除く米)も53.99。+0.41%と上昇しました。

米10年債利回りは4.558%。‐0.097と低下。

VIX指数は16.09。‐0.94と低下しています。。

【為替・コモディティー】

ドル円  149.17 +0.32%
NY原油  83.29 ‐3.12% 
NY金   1,873 +0.74%

原油は続落。サウジアラビアが市場の安定化を表明したことを受け、中東紛争による供給逼迫の懸念が後退しました。

ビットコインは26,699ドル。‐2.52%と低下しました。

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【S&P500マップ】

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【セクター】
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【スタイルボックス】

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【個別株】

エクソン・モービルがシェール大手のパイオニア・ナチュラル・リソーシズを595億ドルで買収することで合意しました。

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【米卸売物価指数(PPI)】

〇9月米国生産者物価指数

(前月比) 0.5% 予想 0.3% 前回 0.7%

(前年比) 2.2% 予想 1.6% 前回 1.6%

〇PPIコア指数(食品エネルギー除く)

(前月比) 結果 +0.3% 予想 +0.2% 前回 +0.2%
(前年比) 結果 +2.7% 予想 +2.3% 前回 +2.2%

PPIは市場予想を上回る伸びとなりました。

9月に原油価格が高騰したことを受け、ガソリンコストが前月比で5.4%上昇したことが要因となりました。今後はイスラエルの戦闘が原油価格のリスクとして懸念されています。

FRBがより重要視する食品とエネルギーを除く「コアPPI」を見ると、前月比で0.1%の上昇にとどまっています。

【FOMC議事要旨】

9月のFOMCでは追加利上げについてタカ派的な姿勢が示されましたが、議事要旨をみると、

追加利上げの可能性が高いとの意見が多数を占める中でも、利上げの必要性よりも制約的な政策を「いつまで続けるか」に議論の焦点が移っていたことや、

参加者の大半が経済の先行きは依然として非常に不透明と判断していたことなどから、FRBの慎重な姿勢が示され、金利が安定的に推移するとの投資家の期待が高まりました。

不安定な動きながらもPPIの発表後下げていた株価は、FOMC議事録の発表後上昇に転じました。

議事要旨発表後、FEDウォッチの金利曲線は昨日よりも若干左寄りとなりました。

11月のFOMCでは約9割据え置きとみられています。

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【FRB関係者の発言】

〇アトランタ連銀のボスティック総裁

「インフレ率の低下ペースが鈍り始めない限り、利上げを続ける必要はない

〇FRBのウォラー理事

「金融市場がタイト化する中、米金融当局は金利に関して一段の措置を講じる前に状況を見極めることが可能だ」

〇ボストン連銀のコリンズ総裁
「インフレが持続的に2%に戻るという確証を得るまで、しばらくの間、金利を制約的な水準に保つ必要があるだろう」

政策金利はピークに近い、もしくはピークに達している可能性はあるが、入手される情報次第で一段の引き締めが正当化される可能性もある」

「米経済が景気後退を回避する可能性は高まっている」

もう一段利上げの可能性も残るものの、今日もFRB関係者の慎重な姿勢が伺えるコメントが続きました。

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【まとめ】

米国株式市場は4日続伸。先週のおはぎゃー連打やハマスのイスラエル攻撃であれだけ騒いでいたのは、なんだったのかというくらい普通の米国株式市場です。

売られすぎたことへの買い戻しに加え、ここ数日、市場はFRB関係者のハト派な発言を受けて米利上げサイクル終了への期待がやや高まりました。

今日のPPIはその期待を裏付けるものとまでにはなりませんでしたが、そこまで悲観的なものではなく、FOMC議事録や今日も続いたFRBの発言を受けて、市場はFRBの政策に対しての安心感を取り戻しつつあります。

今晩は米消費者物価指数(CPI)の発表が予定されており、注目が集まっています。

そしてその後は決算シーズン、11月のFOMCとイベントが続きます。

ここで長期投資家にとって重要なのは、日々の株価やニュースに一喜一憂しないことです。

「事実」と「ノイズ」と「ただの予想」をしっかりと切り分け、情報に振り回されないようにしましょう。

未来がどうなるかわからない以上、

どっちにころんでもいいように、自身の取れる範囲で、

コストをかけずに、できるだけ効率よく、

忍耐強さを保ち、長期的にリスクを取り続けることが大切だと思います。

そういうわけで私は今日もインデックス投資を続けていきたいと思います。


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Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
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