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【10月9日 米国株式市場】
ダウ 33,604 +0.59%
S&P500 4,335 +0.63%
ナスダック 13,484 +0.39%
米国株式市場は続伸。
複数の米金融当局者の発言を受けて、年内の追加利上げは見送られるとの観測が強まった。
ラッセル2000は+0.60%と小型株も上昇。
VXUS(全世界株式除く米)は‐0.21%と小幅に下げました。
米10年債利回りは4.795%
VIX指数は17.70。+0.25と上昇しました。
コロンブスデーで米国債の現物取引は休場
【為替・コモディティー】
ドル円 148.50 ‐0.55%
NY原油 86.38 +4.34%
NY金 1,861 +1.60%
パレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム組織ハマスによるイスラエルへの奇襲攻撃を受けて戦闘拡大への懸念が強まり、原油先物相場は急伸した。
金も7月来の大幅上昇となりました。
ビットコインは27,614ドル。‐1.14%と下落しました。
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【S&P500マップ】
【セクター】
金融を除く10セクターが上昇。特に原油高を受けてエネルギーセクターが大きく上昇しました。
【スタイルボックス】
全てのカテゴリーが上昇。特にバリュー株とコアが大きく上昇しました。
【個別株】
ハマスによるイスラエルへの奇襲攻撃を受けて、エクソンモービルやシェブロンが上昇。
国防銘柄も買われ、ノースロップ・グラマンは11%、ロッキード・マーチンは8.9%上昇しました。
一方で、イスラエルと関係のある企業の株価が世界的に下落。
インテルがイスラエルで計画している新工場建設への影響なども懸念されています。
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【FRB関係者の発言】
〇FRBのジェファーソン副議長
「米国債利回り上昇が、景気を一段と抑制する可能性がある」「金融当局は必要となり得る追加的な政策引き締めの程度を見極める上で、慎重に進むことができる立場だ」
〇ダラス連銀のローガン総裁
(最近の米長期債利回りの急上昇について)「金融当局による追加利上げの必要性を減らす可能性がある」
「長期金利上昇の背後に経済の強さがある限り、追加の引き締めを行う必要性が出てくる可能性がある」
それを受けても今日のFRB関係者の発言がタカ派的でなかったことや、短期金融市場で利上げ期待がそれほど高まっていないことも、株価をサポートしました。
短期金融市場で11月FOMCでの金利の据え置きの確率を87.5%、12月FOMCは73%で織り込む動きとなっています。
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【まとめ】
今日はコロンブスデーの祝日で米国債の現物取引は休場、銀行休業日でもあることから市場参加は多くありませんでした。
イスラエルでの戦闘を受けて、原油相場が急騰。インフレを抑制しようとしている世界経済にとっては、新たな懸念材料となりました。
先週の雇用統計では引き続き強い米労働市場が示されましたが、今週は米国消費者物価指数(CPI)、そして米企業の決算シーズンが続きます。
米国のインフレやFRBの政策の先行きがどうなるのか。企業の利益がインフレや高い金利によってどの程度影響を受けているか注目が集まっています。
イスラエル、インフレ、景気、FRBの政策、企業の利益、為替、他、市場にはいろいろな問題が渦巻いていますが、
元々株式市場はバラ色一色というわけではないし、リスクや不確実性が存在しないという場所でもありません。リスクや不確実性があるのは「当たり前」の場所なわけです。
調子のいい時に高値圏買いに走り、リスクを取りすぎたり、暴落した「後」で売ったり、そういう売買を繰り返してコストで利益を押し下げるようなことを私は好みません
私は元々自身の許容できるリスクの範囲内で投資をしていたので、特に動じたり、騒いだり、いろいろ小手先でどうこうすることなく、いつも通り投資を続けていきたいと思います。
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Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
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