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【eMAXIS Slim 全米株式】
https://www.am.mufg.jp/corp/press/__icsFiles/afieldfile/2023/08/30/release_230830.pdf
指数プロバイダーがMSCIという違いはありますが、
簡単に言うと、全米株式市場に丸っと投資ができるVTIのようなイメージです。
あえて言うのであれば、VTIが3838銘柄なのに対し、
MSCI USA インベスタブル・マーケット指数は2,470とやや少ない点など微妙な差があります。
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【ポイント】
既にS&P500やVTIに投資をしていて含み益のある方などは、無理に乗り換える必要はまずないでしょう。
投資するにしても新規資金の投資先として考えるのが良いと思います。
ほぼ完全相関ですから「S&P500」と分散したりする理由は、はっきり言ってまずないでしょう。
またYOUTUBERや初心者インフルエンサーがしたり顔で、「小型株効果」が・・といった言葉を使って主張すると思われますが(VTIの解説で未だによく見ます)きますが、
はっきり言って勉強不足です。
VTIや全米株式に時価総額加重で投資をした場合、いわゆる「小型株効果」はまずほんとんど期待できません。
過去記事で詳しく解説しましたが、「完全相関の意味」やそもそもの「小型株効果の論文(ロングとショートを組み合わせている)」などをしっかりと読み直して頂けると幸いです。
VTIやこのファンドとS&P500のどちらが良いかという問いに対する答えは、
投資を始めた人、終えた日の株価や市場に依存するがほとんど変わらない。
リターンは終える日の中小型株市場の出来による。
理論上は、より分散されている全世界株式の方がリスクが低いので、コストが同じであればより分散されている全米株式の方がよい。
ただ、実際は小型株がリスクが高い&S&P500フィルターでかえってS&P500の方がリスクが低い時期もある。
そして、このファンドと先行のeMAXIS Slim S&P500などのファンドに関しては、運用実績や純資産額で大きな差がある。
eMAXIS Slim S&P500などから無理に乗り換える必要がないといった理由の一つがここにあります。
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【まとめ】
さて、個人的な感想ですが、私自身は投資しませんし、現時点では、あえてわざわざ乗り換えようとか新規投資をこのファンドにしようとは思いません。
米国株式に投資をするなら、「現状」はeMAXIS Slim シリーズであればほぼ同じ成績となると思われる「slim S&P500」でいいと思いますし、VTIの方がマイナーな指数の、MSCI USA インベスタブル・マーケット指数より個人的には好きです。
マイナー指数を使うことでコストを抑えるとかの狙いがあるのでしょうか?
確かに低コストではあるものの、現時点では長期投資をするのであれば、バンガードのVTI(純資産額世界3位か4位につけている )の信頼感の方が、新規設定されたファンドを選択するよりも、私の中では勝ります。
eMAXIS Slimは先の13個のファンドが設定された時点で、個人投資家がインデックスファンドを通じて資産形成するのに必要な資産クラスは、既にほぼ網羅されてる状態にあった、といっても過言ではないでしょう。
ここでわざわざeMAXIS Slim S&P500とほぼ同じファンドをあえて設定した意味を、(ただ単に全世界株式・VTI対策だけなのか)今後見極めていきたいと思います。
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Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
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