アップルとAmazon決算発表！株価は明暗わかれる。S＆P500は3日続落も企業決算は〇【どうなる明日の雇用統計】

投資まとめ

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【8月3日　米国株式市場】

ダウ　　　　35,215　‐0.19%
S&P500 　  　4,501　‐0.25%
ナスダック　13,959　‐0.10%

米国株式市場は小幅に下落して終了。

今日の雇用統計を前に様子見が続いています。

10年債利回りは一時4.198と11月以来の高水準となり、株式市場に圧力を加えています。

また、今日は引け後にアップルやAmazonの決算発表がありました。

ラッセル2000は‐0.28％と下落。

VXUS（全世界株式除く米）も‐0.12％と小幅に下げました。

米10年債利回りは4.181。+0.105と上昇しました。

VIX指数は15.92。‐0.17と下落しました。

【為替・コモディティー】

ドル円　　142.53 ‐0.55%
NY原油　　81.73　+2.82%
NY金　　　1,932　‐0.25%

原油が大きく上昇。

ビットコインは29,282ドル。+0.40％と上昇しました。

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【S&P500マップ】
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【セクター】

エネルギー　+0.95％
一般消費財　+0.34％
金融　　　　+0.07％
生活必需品　‐0.17％
通信　　　　‐0.17％
情報技術　　‐0.32％
ヘルスケア　‐0.50％
素材　　　　‐0.60％
資本財　　　‐0.61％
不動産　　　‐1.34％
公益　　　　‐2.30％

8セクターが下落。

金利に敏感とされる公益と不動産が特に下落しました。

【スタイルボックス】

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全てのサイズとスタイルが下落しましたが小幅な動きとなりました。

【個別株】

〇Amazon
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〇Amazon　時間外で+9.7％上昇。

引け後に決算を発表したAmazonですが、売上高、EPS、AWSの売上高、第3Qの見通しなどが予想を上回る良い決算となりました。

一部ではAWSの成長が一桁に落ち込むとの予想もありましたが+12％の増収となりました。

〇1株利益　0.63ドル（予想　0.35ドル）
〇売上高　1343.8億ドル（予想　1316.3億ドル）
・オンラインストア　529.7億ドル（予想　524.5億ドル）
・実店舗　　50.2億ドル（予想　49.6億ドル）
・サブスク　98.9億ドル（予想　97.9億ドル）
・ＡＷＳ　221.4億ドル（予想　217.1億ドル）
〇営業利益　76.8億ドル（予想　47.2億ドル）
〇営業利益率　5.7％（予想　3.4％）

※第3四半期見通し
〇売上高　1380～1430億ドル（予想　1383億ドル）
〇営業利益　55～85億ドル（予想　54億ドル）

ジャシーCEOは就任以来、数千人の人員削減やいくつかの製品の廃止、事業見直し、物流事業への多額の投資に着手しています。

〇アップル
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アップルも引け後に決算を発表。株価は時間外で下落しています。

EPS、売上高ともに予想を上回りました。

ただiPhoneやアイパッドの売上高は予想を下回り、サービスが8.2％の増収が製品の減収を支える形となりました。

今期は新製品に乏しかったと指摘もあり、第4四半期に発表される予定のiPhone15とアップルウォッチに期待が集まっています。

〇1株利益（調整後）　1.26ドル（予想　1.20ドル）
〇売上高　818.0億ドル（予想　815.5億ドル）

・製品　605.8億ドル（予想　606.7億ドル）
・アイフォーン　396.7億ドル（予想　398.0億ドル）
・マック　68.4億ドル（予想　63.7億ドル）
・アイパッド　57.9億ドル（予想　63.3億ドル）
・ウェアラブルホームアクセサリー82.8億ドル（予想83.8億ドル）

・サービス　212.1億ドル（予想　207.7億ドル）

　

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【まとめ】

S＆P500は3日続落。予想外に強い経済と財政赤字拡大を巡る懸念を背景に米国債利回りが上昇したことも重しとなりました。

市場は決算や今日発表の雇用統計を前に様子見がつづいています。

雇用統計は以下のように予想されています。

〇非農業部門雇用者数
予想　19.9万人　前回　20.9万人

〇失業率
予想　3.6%　前回　3.6%
〇平均時給
予想　0.3%　前回　0.4%（前月比)
予想　4.3%　前回　4.4%（前年比)
予想通りとなれば、2020年末以来2年半ぶりの弱い数字となりますが、それでも過去の水準からみれば、十分に強い伸びとなります。

今日、米労働省が発表した7月29日までの1週間の新規失業保険申請件数は前週から小幅増となり、引き続き労働市場の堅調さを示唆。

4～6月期の労働生産性指数（速報値）も約3年ぶりの大幅上昇となりました。

景気後退も懸念される中、堅調な労働市場や底堅い米国経済を表す指標をどう判断するか、ウォール街では意見が割れています。

決算については、S＆P500企業のうち約79％が発表しており、そのうちの約82％が予想を上回る最終利益を計上しています。約5％減益が見込まれていますが、最初に予想されてたよりも良い決算シーズンが続いています。

私は雇用統計も決算も気にせず、いつもどおりS＆P500に投資を続けていきたいと思います。

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Source: S&P500ETF（VOO）に投資するりんりのブログ
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