米国株式市場は小反発!CPI、S&P500企業の決算、FOMCとイベント続く。【米国株投資家はどうすれば?】

投資まとめ

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【7月10日 米国株式市場】

ダウ    33,944 +0.62% 
S&P500     4,409 +0.24%
ナスダック 13,685 +0.18%

米国株式市場は小幅に上昇。

今週12日のCPIの発表や14日からの決算シーズンを前に、様子見が続いています。

ラッセル2000は1,895。+1.64%と上昇しました。

VXUS(全世界株式除く米)も55.39。+0.16%と上昇しました。

米10年債利回りは4.000%。‐0.048と低下。

VIX指数は15.07。+1.62%と上昇。

【為替・コモディティー】

ドル円  141.33 ‐0.58%
NY原油  73.21 ‐0.88%
NY金   1,924 ‐0.10%

ドル円は141円台前半。原油と金は下げました。

ビットコインは30,677ドル。+1.76%と上昇しました。

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【S&P500マップ】

スクリーンショット 2023-07-07 064147

【セクター】

資本財   +1.39%
ヘルスケア +0.81%
エネルギー +0.76%
金融    +0.45%
不動産   +0.35%
一般消費財 +0.11%
生活必需品 +0.03%
素材    ‐0.01%
情報技術  ‐0.02%
公益    ‐0.42%
通信    ‐0.92%

全11セクター中7セクターが上昇。

資本財が大きく上昇した一方で、通信と公益が下げました。

【スタイルボックス】
スクリーンショット 2023-07-11 062757

大型バリュー株以外の全てのカテゴリーが上昇。

特に中小型グロース株が上昇しました。

【個別株】

〇AT&T ‐1.70%
〇ベライゾン ‐1.85%

有害な鉛に覆われたケーブルを全米に敷設したというウォールストリートジャーナルの報道を受け(WSJ)下落しました。

〇アイカーン・エンタープライジズ +20.20%

アイカーン氏の投資会社が大幅高。個人的な借入を自社株の取引価格から切り離し、担保を増やし、借入金を3年で全額返済するという修正契約を金融機関と結んだと報じられました。

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【モルガンスタンレーのストラテジスト】

モルガン・スタンレーのマイケル・ウィルソン氏らは、今週から始まる決算シーズンが米国株の新たな上昇をもたらすことは期待できないと予想しています。

「高い株価バリュエーションと金利上昇、流動性低下を踏まえ、企業の業績見通しが通常以上に重要になるだろう」

「決算が『予想したほどひどくなかった』としても救いにならないだろう」

アナリストが下期の業績予想をさらに引き下げるとみており、「株価の鍵は決算そのものではなく、今後についての企業の見通しになる」と指摘しています。(ブルームバーグ

【FRB関係者の動き】

FRBのバー副議長(銀行監督担当)は、大手銀行が自行のリスクを自主的に試算するのではなく、標準化されたアプローチを採用し始めるのが望ましいと指摘。起こり得る危険をより正確に把握できるよう、毎年のストレステストを見直すべきだとの見方も示しました。

インフレについては「インフレはまだかなり高過ぎる」と発言。「あと少しだが、まだやるべき仕事がある」としています。

サンフランシスコ連銀のデーリー総裁は「年内あと2回の利上げが必要になる公算が大きい」

クリーブランド連銀のメスター総裁も「年内2回の利上げを見込むFOMCの予想に自身の見解が一致している」

アトランタ連銀のボスティック総裁は「景気減速の兆しが見える中で政策当局者は今のところ忍耐強くいられる」「抑制的な姿勢が功を奏しつつある」(ブルームバーグ)として、他のメンバーとは異なりややハト派の発言をしています。

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【まとめ】

米国株式市場は小反発も、12日に米消費者物価指数(CPI)、14日からはいつもどおり、JPモルガン、ウェルズファーゴなどの米大手銀行の決算を皮切りに、S&P500企業米企業の四半期決算発表が始まるため、市場は様子をうかがっています。

もし、CPIや決算シーズンが予想と大きくずれる結果となれば、良くも悪くも、株価や市場の雰囲気が大きく変わる可能性があります。

急に上昇したり、下落しても動じないに今のうちから心構えしておきましょう。

市場では、第1Q同様に再び元々低い予想を上回ると楽観論もあれば、

S&P500企業の業績は今年いっぱいは大きな圧力に直面し、業績後退期に入るという予想もあります。

悲観派は、マイナスの営業レバレッジ。つまり、コストの伸びが売上げの伸びを上回り、利益の伸びは鈍化すると見ています。

決算シーズンのあとは7月のFOMC、そしてウォール街の夏休みとなります。

もし、何かしらが起きて株価が下落したまま、重い夏休みに突入した場合、初心者の方の中には不快に感じヤキモキする方もいるかもしれません。

でも、それはS&P500やNasdaq、株を安く買う機会となるかもしれませんし、また何かしらが起きて株が上昇するかもしれません。

経済指標、決算シーズン、FOMCとイベントが続きますが、夏枯れ相場になったところで、S&P500やインデックス投資家、長期投資家の方であれば特にやることは変わりません。

いつもどおり、冷静に淡々と規律ある投資を続けていきましょう。

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Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
米国株式市場は小反発!CPI、S&P500企業の決算、FOMCとイベント続く。【米国株投資家はどうすれば?】

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