【インフレと高金利の時代に投資家はどうすれば?】ISM非製造業景況指数はインフレの鈍化と景気後退を示唆【5日まとめS&P500は小幅に下落】

投資まとめ
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【6月5日 米国株式市場】

ダウ    33,562 ‐0.59%
S&P500     4,273 ‐0.20%
ナスダック 13,229 ‐0.09%

米国株式市場は小幅に下落。

FOMCを控える中、薄商いで全体的に小幅な動きとなりました。

ラッセル2000は‐1.32%と大きく下げました。

VXUS(全世界株式除く米)も‐0.45%と下落しました。

米10年債利回りは3.689%。‐0.004と小幅に低下。

VIX指数は14.73。+0.13と小幅に上昇しました。

【為替・コモディティー】

ドル円  139.57 ‐0.22%
NY原油  71.91 +0.24%
NY金   1,961 +0.47%

ISM非製造業景況指数にドル円は139円台に低下。

サウジアラビアの追加削減表明で原油は小幅に上昇して終えました。

ビットコインは25,588ドル。‐5.65%と大きく下げました。

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【S&P500マップ】
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【セクター】

通信    +0.59%
公益    +0.45%
ヘルスケア +0.38%
一般消費財 +0.35%
素材    ‐0.10%
生活必需品 ‐0.35%
不動産   ‐0.52%
情報技術  ‐0.56%
金融    ‐0.56%
エネルギー ‐0.58%
資本財   ‐0.71%

全11セクター中4セクターが上昇しました。

工業系の株やエネルギーが大きく下げました。

ウォールストリートジャーナルが規制当局が規制強化の準備を進めており、米大手銀行の資本要件を平均で20%引き上げる可能性があるとの報道を受けて、銀行株も下落しました。


【スタイルボックス】

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サイズスタイル別にみると、大型グロース株のみ上昇。

小型株が大きく下げました。

【個別株】

〇アップル ‐0.76%

アップルは拡張現実(AR)ヘッドセット「Apple Vision Pro(アップルビジョンプロ)」を発表。年次開発者会議を控え、一時2.2%上昇し最高値更新しましたが、最終的には下落して終えました。

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【ISM非製造業景況指数】

ISM非製造業景況指数 結果50.3 予想52.4 前回51.9

5月のISM非製造業景況指数は4月の51.9より低下。

拡大・縮小の節目となる50は超えたものの、非製造業の鈍化を示唆する内容となりました。

特に新規受注と支払価格指数が低下したことが要因。

インフレ抑制を目指すFRBにとってはよいニュースとなりました。

※サブ指数

〇業況指数 51.5(前回 52.0)
〇仕入価格 56.2(前回 59.6)
〇雇用 49.2(前回 50.8)
〇新規受注 52.9(前回 56.1)
金融市場では6月の利上げ停止の観測がやや上昇しましたが、大きな変化はありませんでした。

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【まとめ】

AI関連株や、利上げ停止の期待から上昇した米国株式市場ですが、

FRBが6月のFOMCで利上げを一旦停止しても、7月以降にもう一段利上げするのではとの見方も強まっており、様子見が続いています。

加えて、高い金利が招く、景気後退や企業の成長の鈍化が懸念されています。

直近では6月のFOMCで市場の予想通り利上げ停止となれば、市場はいったん上昇するかもしれませんが、それで米国株式市場のリスクや懸念がすべてなくなるわけではないので、一喜一憂したり、油断しないことが大切です。

利下げに転じた後、最終的にFF金利がどこに落ち着くかはわかりませんが、

よほどの大暴落でもない限り、少なくとも過去10年のように「ゼロ金利+金融緩和」といったところまではいかず、

長い歴史の中では普通であった、ある程度の「インフレと金利」という中で投資を続けていくことになるかと思われます。

そうなると、過去10年好調だった資産が思ったより成長しなかったり、過去10年債券のように魅力が低下していた資産が見直されたりするかもしれません。

アクティブ運用をする方は過去と未来の環境の変化に注意しましょう。

私自身はパッシブ運用のインデックス投資家なので、変化への対応は市場に任せ、コストをかけずに自動対応していきたいと思います。

また、長期投資をしていれば、金利やインフレ率が変化することは当たり前のことなので、特に気にせず、いつもどおり投資を続けていきたいと思います。

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Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
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