今後予想される景気後退、株式市場の低迷にどうそなえればよいか?

投資まとめ

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【景気後退】

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1972年からはMSCI World Price Index (1987年からはMSCI AC World Price Index)

1972年から2023年3月までの世界の株価指数のチャートです。

約50年の間に世界の株式市場では9度の弱気相場がありました。

過去は未来を保証するものではありませんが、

株価は通常回復し、長期的には投資家にリターンをもたらしてきました。

【長期投資の意義】

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弱気(強気)相場は、20%を超える価格下落(上昇)として定義

株式市場は弱気相場と強気相場を繰り返してきました。

そしてマーケットタイミングを計るのはプロやノーベル経済学を受賞するような超一流の研究者でも困難です。

市場が急落したり、弱気相場入りした場合でも、その後、起こる急反発や回復、上昇相場を逃さないためにも、投資を続けることが大切です。

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【まとめ】

Refinitivのデータに基づくバンガードの計算では、

1990年1月31日以降、全世界株式と全世界債券に60:40の割合で配分する伝統的なポートフォリオを運用した場合(MSCI AC World Total Return Index)と(Bloomberg Global Aggregate Bond Index Sterling Hedged)を採用

世界株式のトータルリターンが2カ月間で5%を下回った後で、60:40ポートフォリオを現金に移行すると、数か月後には逆に結構な確率でアンダーパフォーマンスすることがわかっています。

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一年後のリターンでは9.1%も差がついていますね。

利上げの影響から、景気後退の懸念がささやかれている米国および世界の株式市場ですが、

もし、景気後退入りしたり、何らかの理由で株価が急落しても、

全世界株式インデックスファンドなどよく分散されたPFを用いて長期投資をしている方であれば、

株価が下落した『後』で、慌てて、税金や売買コストなどの追加コストをかけてまで、現金化したり、金や安全資産に逃避するよりも、

そのままのポートフォリオや運用を維持する方が(本当によほどの理由がない限り)合理的です。

現金化などポートフォリオを動かすことは一見賢明な判断にも思えますし、一時の安心感をもたらすかもしれませんが、長期的にはかえって運用成績を悪くする可能性とコストを追加します

市場の下落中や下落した後で「○○になるから○○しろ」とか「○○がいい」といって、後追いで「何かしろ」「動き回れ」という記事や動画に煽られて

「何かしなければ」と思い込み、勝手に不安に陥るのよくありません。むしろ悪手となる可能性が高いでしょう。

もし、下落や景気後退に対して何かしたいのであれば、今のうちから入金力を高める努力に努めておくことが大切です。

入金力を高めることは相場に関係なく資産形成を加速させますし、

数か月後あるいは数年後、投資をしていれば「当たり前に」いつかは訪れる弱気相場や株価の下落時に、より多くのお金を投資できるようにもなります。

市場が下落した後でいろいろ小細工したり、プロや学者でも難しいタイミング戦略に力を注ぐよりも、

例えば、来月から1000円多く投資ができるようにする。来年からは昇給や副業等を活用してもう1万円多く投資をする。

といった感じで今自分に確実にできる努力によって投資環境を整えることが大切だと思います。

あと下落後に不安に陥るような方はリスクを取りすぎている可能性があるので、下落後ではなく、市場がよい時や平時のうちに、自身の資産配分についてよく考えておくとよいかと思います。

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Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
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