【レバナス復活おめでとう!】MMFや米国債に投資をする方がレバナス民から学ぶべきこととは?【逆イールドはいつまで続く?】

投資まとめ

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【MMFに関する基礎知識】
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米国のマネーマーケットファンド(MMF)のリターンとFF金利は非常に相関性があります。

また、ステーブルバリューファンド(高格付けで、平均デュレーションが2~4年ほどの、短~中期の米債券に投資をするファンド)は、若干遅れて反応(連動)する傾向があります。

どちらも比較的安全な資産とされていますが、

MMFに比べるとややリスクの高い分、ステーブルバリューファンドは、MMFに比べて、10年間で平均1.33%、1990年以降では2%程のプレミアムを投資家にもたらしました。

米国のFF金利の利上げによって、注目が集まっているこれらの投資対象ですが、今後数カ月から2024年のどこかで、おそらく利下げに転じると思われます。

FedWatch
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生の米国債券に直接投資をするか、ETFやファンドを通して米国債券に投資をするかでも変わってきますが、

今から、MMFや米国債に投資をしようと考えている方は、利下げとなった場合に各資産がどうなるかよく考えておくとよいでしょう。

①市場サイクルを極める

②Adaptive Markets 適応的市場仮説

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【レバナス民(たみ)から学ぶこと】

さて、余談ですが、グロース株やNasdaqの反発に伴い、

レバナス民が投資をしていたレバナスが元本を回復してきたということが話題となっています。

ホールドを続けたり、下がったのち安値でも買い続けたレバナス民の皆様おめでとうございます!

風丸さんも喜んでいることでしょう。

利下げ期待が織り込まれすぎている節もあるため、まだ今後もまたちょっと荒れるかもしれませんが利下げに転じれば、グロース株にとっての向かい風も若干弱まると思います。

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さて、ここで、思い出話と教訓を一つ。

以前レバナスの全盛期に、レバレッジも、Nasdaqへの投資も否定しないが、

今後低インフレ低金利の時代は終わり、高金利高インフレの時代が来るのだから、今、Nasdaq(高金利に弱いグロース株が多い)にレバレッジをかけるのはどうなんだろう?

とことを何度か記事にしました。

これは予測でもなんでもなく、教科書に書いてある投資の基本というか、ごくごく普通の考えです。
しかし、当時イケイケだった一部の民からはなぜか「批判するな」と叩かれたり、「リターンが低いS&P500に投資を続けていてえらいですね。もっと簡単に儲かる方法があるのに(それって何ですか?→レバナス))」とか

シンプルに「しね」とか、まあいろいろ言われました(笑)。

でも、私はレバナスの「全て」を「常に」批判し続けたというわけではなく、指数に連動していたり、コストが良心的だったりする点に関しては高く評価していましたし、

逆に、風丸さんがレバナスの本を出した時には、金利が上昇し、株価が下がり、バリュエーションが大善されてたため、(最高値圏に比べたら)良いタイミングで本を出した。当時よりはレバナスに投資をしたいと思うようになったと書きました。

大底からは若干ずれていましたが、元々投資タイミングを計ることは難しいですし、こういうアクティブ投資をやめて7年くらい経ちますが、それでも大体の方向性はあっていたので、良しとさせてください。

この話から得るべき教訓は、私が予測をたまたま当てたとかそういう話ではなく(笑)

①ごく普通の基本を知っていれば避けられる可能性が高い落とし穴に、わざわざ突っ込んでいくことを勧める、素人インフルエンサーがいるということ。そしてそれを信じる投資家も大勢いるということ。

②モメンタムを利用する戦略も確かにありますが、素人が後追いで、直近のリターンが良い投資対象に投資をすると遅すぎるケースが多々あり、「高値買い」や「安値売り」に繋がる場合が多いということです。

特に②の方は、今、為替や米MMF、米国債にかかわる投資をしようとしている方にとってとても重要です。

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【まとめ】

一時期は景気後退の前触れだとすごく話題となり、インフルエンサーも盛り上がった、

けど、最近は普通になってあまり聞かれなくなった(笑)

米国債の逆イールドですが、

現在の逆イールドは、1978年以降の過去6回の逆イールドと比べると、過去の発生からの反転期間の平均を超えてきており、

FRBの発言やその他経済指標と併せて考えると、現在のサイクルが終わりに近づいて来ているといいうことがわかります。

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上、3ヶ月債と3年債。下、2年債と10年債。

短期金融市場金利は、現在の経済政策の変化に迅速に反応するため、MMFは引き続きより短いタイムラグでフェデラル・ファンド金利に追従すると通常予想されます。

長くなりましたが、つまり何がいいたいのかといいますと、サイクルが終盤に近付く中、「そのサイクル渦」で有効だった投資戦略を行うのは遅い可能性があるということです。

リスク資産や株式も場合によってはプレミアムが減少したりマイナスになったりする可能性があります

ただ、一般に、これらの期間は本質的に限られており、合理的に考えれば持続可能とは言えません。

長期的には、投資や各資産、金融市場の長期的な性質により、金利が通常に戻り、短期金融市場の利回りもすぐに追随し、安定した価値が戻って短期金融市場よりもプレミアムを提供することが期待できます。

そして、その後を追い、短・中期債券や株式のリスクプレミアムも期待できるようになるでしょう。

長くなりましたが、結論としては、投資は話題になった後バックミラーを見ながら判断するのではなく、未来を見て投資をすることが大切だと思います。

未来がわからない私は、幅広く分散投資をすることで、リスクを抑えつつ、多くの投資対象にエクスポージャーを取っていきたいと思います。

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Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
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