【S&P500は反落】米債務上限問題の交渉が難航。パウエル議長は利上げ停止を示唆!為替や米国債券はどうなる?【UBS・S&P500は20%下落する可能性も】

投資まとめ

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【5月19日 米国株式市場】

ダウ    33,426 ‐0.33%
S&P500     4,191 ‐0.14%
ナスダック 12,657 ‐0.24%

米国株式市場は反落。序盤上昇しましたが、

米債務上限を巡る交渉の中、マッカーシー下院議長側の交渉担当者らが突然退席。

近く合意が成立するとの見方が後退したことを受け、下落に転じました。

ラッセル2000も‐0.62%と下落。

VXUS(全世界株式除く米)は+0.34%と上昇しました。

米10年債利回りは3.691%。+0.035と上昇しました。

VIX指数は16.81。+0.76と上昇。

【為替・コモディティー】

ドル円  137.96 
NY原油  71.67 ‐0.26%
NY金   1,976 +1.03%

ドル円は137円台後半。

原油は小幅に下落。金は反発しました。

ビットコインは26,882ドル。+0.23%と上昇しました。

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【S&P500マップ】
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【セクター】

エネルギー +0.73%
ヘルスケア +0.46%
素材    +0.26%
生活必需品 +0.01%
情報技術  ‐0.11%
不動産   ‐0.15%
公益    ‐0.17%
資本財   ‐0.27%
金融    ‐0.45%
通信    ‐0.48%
一般消費財 ‐0.84%

全11セクター中4セクターが上昇。

エネルギーが大きく上昇した一方、一般消費財がやや大きく下げました。

【スタイルボックス】

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全てのサイズとスタイルが下落。

小型バリュー株が大きく下落。それ以外は小幅な下落となりました。

【個別株】

靴小売大手フットロッカーが通年の売上高と利益の見通しを下方修正し27%下落。

これを受けて、同業のナイキ ‐3.4%やアンダーアーマー ‐4.2%も売られました。

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【米債務上限問題】

19日午前の、米債務上限を巡るバイデン政権と共和党による非公開の交渉は、開始から間もなくマッカーシー下院議長側の交渉担当者らが突然退席(ブルームバーグ)。

マッカーシー議長は、「ホワイトハウスが動く必要があるが、何も動きが見られない」「よって、一時停止せざるを得ない」「ホワイトハウス側が歳出削減に抵抗している」と批判しました。なお、議長本人は今回の交渉には参加していません。

6月1日のデットラインが迫る中、政治的な駆け引きや交渉は山場を迎えています。

【パウエル議長は利上げ停止を示唆】

パウエル議長はワシントンで開かれた連邦準備制度の会合で

「政策引き締めを長く続けてきた。いまや政策姿勢は景気抑制的で、これまでの引き締めによる遅延効果や、最近の銀行業界のストレスによる信用引き締まりの度合いを巡る不透明性に直面している」

「ここまで政策を進めてきたので、データや変わりつつある見通しを注視して慎重に分析する余裕がわれわれにはある」と発言。

信用状況の引き締まりやこれまでの状況を踏まえ、ピーク金利が低くなる(利上げ停止)の可能性を示唆。

これを受けて、前日6月のFOMCでの0.25%利上げを、一時40%の確率で織り込んでいた金融市場の見通しが、20%ほどの確率にまで低下しました。

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【地銀問題】

CNNが、イエレン米財務長官が18日に開かれた銀行トップとの会合で、「一連の銀行破綻を受け一段の銀行合併が必要になる可能性があると述べた」と報道。

これを受けて地銀株が下落。KBW地銀株指数は約2.2%安となりました。ただ、同指数は週間で6.2%上昇。

大半の投資家は銀行問題は今のところほぼ終息したとみているようです。

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【まとめ】

S&P500は3日ぶり下落。節目とされていた4200を割り込みました。

が個人的には特に気にしていません。

UBSグループの米国担当チーフエコノミスト、ジョナサン・ピングル氏のチームは、

可能性は低いものの米国が正式にデフォルトとなり、1週間全ての支払いが遅れる事態になれば、S&P500は20%下落して3400に向かうとみているようですが、もしデフォルトになれば全然あり得るシナリオの一つだと思います。

ただ、米国の政治的な交渉に対して、私たちにできることはほとんどないので、私はデフォルトしようがしまいが、いつも通り投資を続けていきたいと思います。

個人的には、もうしばらくの間、為替や株高の影響であまり投資に旨味や魅力を感じない状態で投資を続けているので、ここらでどかんと下げたり、世界的に本格的な景気後退が起きればそれはそれで嬉しいと思います。

債務上限交渉の問題の陰に隠れましたが、市場との対話をしっかりと行うパウエル議長もコメントも注目ですね。利上げの可能性がないわけではないですが、もうターミナルレート(利上げの最終地点)は近いということがわかります。

インフレが落ち着けば、いつまでも抑制的な水準の高い金利にしておく必要はないので、いずれ利下げに転じるでしょう。

利下げに転じた時、ここ数カ月話題だった、米国債や為替がどうなるか。ここ数カ月で手を出し始めた投資初心者の方は良く考えておくことが大切です。

私は今日はリフォーム業者の友達にくっついて現場を見学させてもらい、不動産の勉強つつ、ドライブ&ランチを楽しんできたいと思います。

皆さんもよい週末を

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Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
【S&P500は反落】米債務上限問題の交渉が難航。パウエル議長は利上げ停止を示唆!為替や米国債券はどうなる?【UBS・S&P500は20%下落する可能性も】

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