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【4月17日 米国株式市場】
ダウ 33,987 +0.30%
S&P500 4,151 +0.33%
ナスダック 12,157 +0.28%
米国株式市場は終盤に上昇。反発して終えました。
ラッセル2000は+1.22%と小型株は大きく上昇。
VXUS(全世界株式除く米)は+0.00%と横ばいで終えました。
米10年債利回りは3.606%。+0.084と上昇。
VIX指数は16.95。‐0.12%と低下しました。
【為替・コモディティー】
ドル円 134.44 +0.52%
NY原油 80.95 ‐1.90%
NY金 1,995 ‐0.33%
ドル買い戻しが強まり、ドル円は134円台中盤に上昇。米国債利回りの上昇も、ドル円の買い戻しをサポートしました。
原油と金は下落。
ビットコインは29,458ドル。‐2.85%と下落しました。
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【S&P500マップ】
【セクター】
不動産 +2.23%
金融 +1.13%
資本財 +0.79%
一般消費財 +0.68%
生活必需品 +0.59%
素材 +0.59%
公益 +0.58%
情報技術 +0.39%
ヘルスヘア ‐0.10%
通信 ‐1.26%
エネルギー ‐1.27%
全11セクター中8セクターが上昇。特に不動産と金融が大きく上昇しました。
原油価格の下落を受けエネルギーが、影響力の大きいアルファベットやメタ、ネットフリックスの下落を受けて通信が大きく下落しました。
【スタイルボックス】
全てのサイズとスタイルが上昇。
特に小型株が上昇しました。
【個別株】
〇ステート・ストリート<STT> ‐9.18%
決算を発表。顧客資金の流出入が予想外の流出となったことで下落しました。
〇チャールズ・シュワブ<SCHW> +3.94%
決算で経営幹部らが、米銀行業界を揺るがした混乱を同社は乗り切れると言明。ただ一方で、自社株買いを停止しました。
〇アルファベット<GOOG> ‐2.78%
NYタイムズが、サムスン電子が自社の携帯デバイスのデフォルト検索サービスをマイクロソフトのBingに変更する可能性があると報道。もし現実となれば年間30億ドルの売上高が奪われることになります。
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【NY連銀製造業景気指数】
結果 10.8 予想 ‐18.1 前回 ₋24.6
4月のニューヨーク連銀製造業景況指数は、予想から大きく上振れし、予想外に活動が拡大していることを示唆しました。拡大圏に浮上するのは5カ月ぶり。新規受注と出荷が急回復しました。
仕入れ価格指数は約9ポイント低下し、投入コストのインフレ緩和が示唆されました。一方、販売価格の指数は小幅に上昇しています。
これを受けてドル円は134円台半ばまで上昇。債券は売りが加速しました。
リッチモンド連銀のバーキン総裁は、インフレ率が金融当局の2%目標に向けて低下しているさらなる証拠を目にしたいと発言しています。
NY連銀製造業景気指数が米国経済の堅調さを示唆したことを受けて、5月のFOMCでの0.25%の利上げ確率が70%から86.6%にまで上昇。年内の利下げの見通しが後退しました。
また、20%程度ですが、6月に更に0.25%の利上げを行うと予想している投資家もいます。
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【まとめ】
決算シーズンが本格化する中、予想外に好調だった連銀製造業景気指数を受け、若干の動きがあった米国株式市場ですが、引き続き様子見が続いています。
米国の投資家はFF金利の将来の軌道を予想しようと、週内に発表される企業決算やFRB当局者の発言に注目しています。
経済が堅調なことや銀行問題が今のところ落ち着いている中、FRBは従来通りタカ派姿勢を維持するのではとの見方も一部では出ています。年内の利下げは金融市場が勝手に織り込んでいるだけだったと言うオチになる可能性もあるでしょう。
一時、一部でリーマンショックの再来と言われたSVBなどの破綻ですが、大手銀行の決算を見る限り、今のところそこまで大きな影響はないようです。
さて、今期の決算は元々期待が低めだったこともあり、予想以上に好調なスタートとなっています。第1週目に決算を発表した企業のうち、90%が予想を上回るEPS(1株利益)を計上しました。これは2012年以降最高の達成率となります。
今週は、バンカメ、ゴールドマン、テスラ、IBM、ネットフリックスなどの決算が予定されており、決算シーズンが本格化していきます。
個別株投資家の皆様はおもしろくもあり、腕の見せ所でもある、この時期を楽しみながら乗り切っていきましょう。寝不足にだけは注意ください。
S&P500などへ、インデックス投資をする方は特段特別なことをする必要はありません。決算の結果やニュース次第ではまた株価が上下したり、市場の雰囲気が良くも悪くも変わることがあります。
が、それはいつものことなので、長期投資家の方であれば、目先のことにあまり一喜一憂したり、振り回されることなく、長期的な視点と計画を維持しつつ、今自分にできることを頑張っていきましょう。
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Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
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