【S&P500・Nasdaq続落】GS&イエレン財務長官「景気後退は回避可能」。JPモルガン&ゴールドマン米国外の株式が魅力的【23年末S&P500は4000(横ばい)?】

投資まとめ

(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});
【2月6日 米国株式市場】

ダウ    33,891 ₋0.10%
S&P500      4,111 ₋0.61%
ナスダック 11,887 ₋1.00%

米主要株価指数は続落。

米国債利回りが上昇。10年債利回りが4週間ぶりの高水準を付けた一方で、

ここ最近買い戻されていたIT・ハイテク株が下げました。

ラッセル2000は‐1.40%と小型株も下落。

VXUS(全世界株式除く米)も‐1.04%と下げました。

米10年債利回りは3.649%。+0.117と上昇。

VIX指数は19.43。+1.10と上昇しました。

【為替・コモディティー】

ドル円  132.65 +1.14%
NY原油  74.43 +1.42%
NY金   1,865 +0.11%

ドル円は132円台中盤。

原油は中国の経済回復に伴うエネルギー需要増加への期待感が高まり、4営業日ぶりに反発。

金も上昇しました。

ビットコインは22,985ドル。+0.21%と小幅に上昇しました。

(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});

【S&P500マップ】
00

【セクター】

公益    +0.87%
生活必需品 +0.02%
一般消費財 ‐0.13%
金融    ‐0.14%
資本財   ‐0.21%
エネルギー ‐0.40%
ヘルスケア ‐0.59%
不動案   ‐0.68%
素材    ‐1.07%
情報技術  ‐1.22%
通信    ‐1.31%

公益と生活必需品を除く9セクターが下落。

特に先週大きく上昇した、情報技術と通信が下げました。

【スタイルボックス】
00

全てのサイズとスタイルが下落。

特にグロース株や小型株が下げました。

【個別株】

〇C3.ai +5.53%
〇ビッグベアーai +12.52%

〇サウンドハウンドAI +37.73%

「チャットGPT」が話題を集める中、AI関連銘柄が人気化。個人投資家中心に資金が集まっています。

〇デル<DELL> ₋3.08%

約6650人の人員削減を実施すると報道。

(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});

【パウエル議長のスピーチ】

明日はパウエル議長のスピーチが予定されています。

先週の予想外の結果となった雇用統計や好調だったISM非製造業景気指数を受けて、パウエル議長等FRBメンバーの考えに変化がなかったか。市場は今後の金利についてのヒントを探ろうとしています。

オールスプリング・グローバル・インベストメンツの、ブライアン・ジェイコブセン氏は

「非常に強い雇用統計を受けて投資家はFRBや景気に関する見通しの再評価を迫られた。パウエル議長があす、タカ派からハト派へのシフトを続けるかどうか注視する」と指摘しています。

今日はアトランタ連銀のボスティック総裁が、好調だった雇用統計を受け、FRBは金利を従来予想以上に引き上げる必要があるかもしれない発言しました(ロイター)。


【イエレン財務長官 景気後退は回避可能】

イエレン米財務長官は、米国経済や労働市場が力強さを維持する中、インフレは大幅に低下しており、米経済は景気後退の回避軌道をなお進んでいるとの考えを示しました(ブルームバーグ

イエレン氏は景気モメンタムの証左として力強い雇用統計を挙げ、「50万の雇用があり、失業率が約50年ぶり低水準となっているときに、リセッションは起こらない」と語りました。

CPI伸びは12月には6.5%に鈍化しましたが、イエレン氏は依然として高過ぎるとし、これを引き下げることがバイデン大統領の最優先事項だとしています。

■□━━ 急げ、ドメインは早い者勝ち! ━━□■
     ■お名前.com

(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});

【各社の予想】

〇ゴールドマンサックスの予想

ゴールドマン・サックスは6日、今後12カ月間にリセッションに陥る確率を従来の35%から25%に引き下げたと発表。

「労働市場の継続的な強さと、企業調査における初期の改善の兆しは、短期的な景気後退のリスクが著しく減少したことを示唆している」と理由を述べています。

一方で、ゴールドマン・サックス・グループのストラテジスト、デービッド・J・コスティン氏らは、S&P500は予想より良好な経済成長と債券利回り低下を正しく反映した水準にあると指摘。

一方で、割高なバリュエーションとさえない企業業績、高い金利は、ここからの上昇余地がほとんどないことを意味すると分析

2023年末のS&P500はの目標4000は据え置き。今年は今よりも高くなることはないと示唆。

現金やクレジット、米国外の株式など、米国株に代わる投資先の方が今はより有望だとしています。

〇モルガンスタンレー

モルガン・スタンレーのマイケル・ウィルソン氏は「昨年10月の安値からの反発は新たな強気相場の始まりではない」「景気後退の場合には大幅な下落のリスクがある」との見方を示しています。

〇JPモルガン

JPモルガン・チェースもリポートで米株の高いバリュエーションを挙げ、米国外の市場が引き続き「はるかに興味深い」と指摘しています。

【まとめ】

先週までに、決算シーズンはおよそ半分が終了しましたが、S&P500企業の最終利益は2.7%の減益となるペースと予想されています。

今週も引き続き、ディズニーやデュポン、ペプシコなどの決算が予定されています。

ロイターが昨年12月に行ったエコノミスト調査によると、2023年にリセッションが起こる確率は60%でしたが、

先週、予想以上の結果となった雇用統計や好調だったISM非製造業景気指数を受けて、市場では今後のFRBの政策や米国経済について見直しが進んでいます。

今後どうなるかはわかりませんが、個人的には特に心配していません、

私はいつも通りの投資を続けていきたいと思います。

いつもありがとうございます。

もしよかったら、応援クリックよろしくお願いします。

にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
にほんブログ村


米国株ランキング

ランキングサイトに参加しているので、

上の応援ボタン2つをクリック頂けると、

ものすごくありがたいです。毎日記事を書く励みになります。

 
Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
【S&P500・Nasdaq続落】GS&イエレン財務長官「景気後退は回避可能」。JPモルガン&ゴールドマン米国外の株式が魅力的【23年末S&P500は4000(横ばい)?】

タイトルとURLをコピーしました