【S&P500 4日ぶりに反発】Nasdaqも+2.6%と急上昇も、決算シーズンに懸念が残る。来週以降のポイントは?【原油と金も上昇、ビットコイン+6%】

投資まとめ

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【1月 20日 米国株式市場】

ダウ    33,375 +1.00% 
S&P500     3,972 +1.89%
ナスダック 11,140 +2.66%

ダウとS&P500は4日ぶりの反発。

Nasdaqも+2.6%と大きく上昇しました。

テクロノジー株の上昇と、

ウォラー理事の発言を受けてFRBへの懸念が後退したことが追い風となりました。

ラッセル2000は+1.69%と小型株も上昇。

VXUS(全世界株式除く米)も0.99%と上昇しました。

米10年債利回りは3.482%。+0.083と上昇。

VIX指数は19.85。‐0.67と低下しました。

【為替・コモディティー】

ドル円  129.56 +0.84%
NY原油  81.75 +1.41%
NY金   1,928 +0.33%

ドル円は129円台中盤。

原油は週間で2週間連続の上昇。中国経済の改善と原油需要への期待が高まりました。

金も続伸、9カ月ぶりの高値付近で推移しています。

ビットコインは22,373ドル。+6.12%と大きく上昇しました。

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【S&P500マップ】
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【セクター】

通信    +3.95%
情報技術  +2.72%
一般消費財 +2.46%
素材    +2.05%
金融    +1.65%
資本財   +1.40%
エネルギー +1.31%
不動産   +1.20%
生活必需品 +0.81%
ヘルスケア +0.57%
公益    +0.59%

全11セクターが上昇。特に通信は4%近く上昇しました。

情報技術、一般消費財など昨年S&P500を大きくアンダーパフォーマンスしたセクターが特に上昇しました。

【スタイルボックス】

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全てのサイズとスタイルが上昇。

特にグロース株が大きく上昇しました。

【個別株】

〇ネットフリックス +8.46%

決算で新規契約者数が766万人と市場予想457万人を大きく上回りました。リード・ヘイスティングス氏がCEOを退くという発表も材料視されました。23年後半には増収率が2桁になる可能性があるとアナリストは見込んでいます。

〇アルファベット +5.34%。

全従業員の6%に当たる約1.2万人を削減すると明らかにしました。

〇ゴールドマン・サックス ‐2.54%
FRBがゴールドマン傘下のコンシューマー・バンキング部門「マーカス」を調査しているという米紙ウォール・ストリート・ジャーナルの報道が嫌気。

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【FRB 関係者の発言】

FRBのウォラー理事は金利がインフレを抑制するために「十分に制約的な」水準に「かなり近づいている」可能性あがるという認識を示しました。

また、次回FOMCでの0.25%ポイント利上げに支持を表明しました。これを受けて株式市場他、リスク資産の価格が上昇しました。

フィラデルフィア連銀のハーカー総裁は「より漸進的な利上げを実施するべき」だとの考えを示しました。

カンザスシティー連銀のジョージ総裁は、「米経済は深刻な低迷を回避し得る」との見解を示しています。

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【まとめ】

今日は米主要株価指数を始め、多くの資産価格が上昇して終えました。

週足ではダウが‐2.7%、S&P500が‐0.66%と下げた一方で、

今日のグロース株の急上昇によってナスダックは0.55%上昇して終えました。

『安値で仕込んだ』レバナス民(タミ)の皆様、おめでとうございます!

市場では、31日~2月1日のFOMCで、0.25%ポイント利上げが実施されるという見方が大勢を占めています。

FOMCやFRBの今後の政策、それによってインフレや景気がどうなるかという懸念が引き続き市場には渦巻いています。

加えて、米国では決算シーズンへの懸念も続いています。

リフィニティブのデータによると、S&P500採用企業の2022年第4・四半期利益に関するアナリスト予想は2.9%減と、従来見通しの1.6%減から悪化しています。

加えて、S&P500企業の中でこれまでに決算を発表した55社のうち、アナリスト予想を上回ったのは約2/3にとどまっています。

過去数四半期をみると、80%が市場予想を上回っていましたから、悪くはないものの、良いとは言いずらいシーズンが続いています。

来週もマイクロソフトはじめ100社以上の決算発表が予定されています。

そして再来週にはFOMC、決算シーズンは2月末頃まで続きます。

その間も経済指標の発表やFRB関係者の発言などイベントが続くことになります。

今週の様子を見て分かる通り、それらの結果次第で、株価が大きく上下したり、市場の雰囲気が良くも悪くも大きく、またはコロコロ変わる可能性があります。

短期投資家の方は別ですが、

インデックスに長期をしている方などは、日々のイベントの結果に、イチイチ手の平を反して、手首をクルクルしていると、いずれ腱鞘炎になってしまうことでしょう。

投資家の最大の敵は、市場ではなく、自分自身(のメンタル)だという言葉もあります。

来週以降もボラティリティーが高くなる可能性もありますが、そもそも未来は誰にも完全にはわからないものですから、わからないことやリスクのあることを楽しみつつ、

目先の結果に一喜一憂することなく、冷静さを欠くことなく、いつも通りの投資を続けていきましょう。

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Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
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