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【これからの資産形成のポイント】
全国賃貸オーナーズフェスタ公式チャンネルに
髙橋洋一さんの「これからの資産形成のポイント」というおもしろい動画があったので紹介します。
40代サラリーマンの方の「どのように資産形成していけばよいか?」という質問に、高橋洋一氏が答えています。
【大前提として】
高橋洋一氏「どのくらい稼いで、どのくらい貯蓄するのかのに依存するんだけど・・・、カスカスだとどんなアドバイスしても意味がないしね。」
「所得が大きくて、消費が少なくて、要するに差額が大きいとして話しないといけないんだけど」
冒頭、いきなり資産形成の本質を突く発言から始まります。
耳タコだろうし、目を背けたくなる方や、何かしらの事情があってなかなかそうできない方もいるかと思いますが、
まず、資産形成の基本は、たくさん稼いで、賢く消費する。つまりお金を蓄えることにあります。
株式投資にしろ、不動産投資にしろ、自己投資にしろ、およそほとんどの投資は元手がないよりは、使えるお金が大きい方が有利に戦うことができます。
〇ポイント
まず資産形成や投資を始めようと興味を持ったのであれば、
収入の増加、支出のコントロール、そして貯蓄。
ここから始めるのが基本のきだと思います。
個人的には、この基本を徹底的にがんばれば、普通にそれだけである程度の資産形成は達成できると思います。
自身の努力次第で大抵の方がある程度のところまではいけますし、市場の状況に振り回されるよりは確実なので、
大学の学費や老後資金を蓄えるなどといった目的であれば、過度にリスク資産に依存するよりは、こちらを頑張った方が健全だとも思います。
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【保険について】
そして、保険についての話になりますが、高橋洋一氏の見解は個人的にとても同意できます。
高橋洋一氏
「銀行預金にするか、株式にするか、実物資産をもつかくらいの3つに別れますよね。
保険を持つ人もいますが、保険はやめておいた方が良いと思います。
保険は金融商品として理解するとね、ものすごく手数料の高い投資信託と一緒ですよ。
だから、貯蓄として理解するのは、保険はあまり意味がないですね。
本当に保険として入るんだったら、貯蓄型の保険じゃなくてね、掛け捨ての保険を入るってのは、それはありますよ。
ありますねどね、資産形成としては貯蓄型の保険は全く意味がない。あれやるんだったら投資信託とほぼ一緒ですね、手数料の高い投資信託」
【資産形成に向いているもの】
高橋洋一氏
「あと投資信託自体も手数料の高い投資信託があるから、こういうのはあまり資産形成に向いていないですね。
そうすると一番手数料の安いものって言うと銀行預金。と、手数料の安い株式、実物資産をもつ、それだけになりますね」
高橋洋一氏は、資産形成に向いているものとして手数料の安いもの、手数料の高いものは不向きとしていますがこれもすごく同意できます。
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【私が個別株投資をやめた大きな理由の一つ】
私が日本株をやめた大きな理由は一つ、当時日本企業に不正や不祥事が相次いだ点があります。
決算を見て、ニュースを追っても、実際企業の中で何が起きているかは、当時の田舎民からすれば、報じられてからじゃないとわからないという事実が私の頭を悩ませていました。
知っているつもりでも、実際は知らないことの方が多い。
企業の内部を一個人投資家が全て知ることなどできず、精々氷山の上の部分、よく海の中を覗いても目の届くところまでし見えず、うわべだけで海中深くはわからない。
これは私が個別株投資をやめるきっかけになった大きな要因の一つです。
【わかるものに投資をする】
ですから、以下の高橋洋一氏の発言が個人的には特に共感ができました。
「個人の趣味なんだけど、銀行預金も株式も、自分が何に投資をしているかわからない。
銀行預金は特に。株式だって、自分が株式を買っているだけで、自分が本当にその経営の中に入れるわけじゃないからよく分からない
私は、よくわからないもの、こういうのを実は間接的な投資っていうんだけどね、これはやらない
だから実物の話でよくわかっているものだけにやる。というので割り切っちゃいますね」
「そうすると、実物の不動産とか自分のやっている事業とかに投資って言うかね。そこに投資をするってパターンです」
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【まとめ】
よくわかるものに投資をするという意見はとてもよくわかりますね。
また、おそらくこのYOUTUBEチャンネル上、不動産投資へのリップサービスもあるかと思いますが(笑)
(補足、高橋洋一氏は別動画で不動産は少し保有しているもののそこまで大きな規模でないことや、管理会社に任せており、そこまで真剣には取り組んでいないこと。自分で会社をやることの良さをたびたび話しています)
やる気や能力がある方や、本気で、あるいは大きく資産形成をしたい方にとっては、
自分で事業をやるというのが最も可能性のある方法の一つだと私は思います。
また動画後半では外国債について話していますが、
これはこの前私が書いた記事と似た内容なので割愛します。
ポイントをまとめると、
「収入を増やす、支出をコントロールして、差額を大きくする」
「保険は資産形成には向かない」
「手数料の高い商品は資産形成に向かない」
「銀行預金や株式、投資信託は(よくも悪くも)間接投資である」
「自分のよくわかっているものに投資をする(事業や不動産、自分自身など)」
こんな感じでしょう。
ノーベル経済学賞を受賞したベン・バーナンキ氏から直接学んだ高橋洋一氏のアドバイスが、
基本に忠実かつ、至極真っ当なものと言うのが個人的にはとても面白く感じました。
資産を築く方法はたくさんありますが、個人的には、流行の投機的な投資対象でギャンブルするというやり方などよりは、(それはそれでおもしろいとは思うのですが)
高橋洋一氏やバンガードが薦めるようなやり方の方を好みますし、多くの普通の人であれば、こちらの方が、普通に資産形成に成功しやすいと思います。
何事もそうですが、基本が疎かなのに、いきなり応用や難しいことをしようとしても、大抵は失敗します。
特に資産形成を始めたばかりの方や初心者の方は、まずは徹底的に基本頑張って、しっかりとした資産形成の土台を築くことが大切だと思います。
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Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
私が個別株投資をやめた理由「これからの資産形成のポイントとは?」高橋洋一氏の意見がとても面白い。