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【12月28日 米国株式市場】
ダウ 33,241 +0.11%
S&P500 3,829 ‐0.40%
ナスダック 10,353 ‐1.38%
S＆P500とNasdaqが下落。
米国債利回りが上昇し、グロース株を圧迫しました。
ラッセル2000は‐0.65%と小型株も下落。
VXUS（全世界株式除く米）は+0.54％と上昇しました。
米10年債利回りは3.851％。+0.104と上昇。
VIX指数は21.66。+0.79％と上昇しました。
【為替・コモディティー】
ドル円 133.53 +0.53%
NY原油 79.78 +0.28%
NY金 1,816 +1.12%
ドル円は133円台中盤。原油は小幅に上昇。3週間ぶりの高値となりました。
ビットコインは16,653ドル。‐1.56％と下げました。
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【S&P500マップ】
GAFAMTなど、影響力の大きい大型テクノロジー株の下落が、S＆P500やNasdaqなどの指数を押し下げました。
アップルは2021年6月以来の安値となりました。
【セクター】
エネルギー +1.14％
公益 +0.62％
生活必需品 +0.47％
資本財 +0.33％
素材 +0.03％
金融 ‐0.04％
不動産 ‐0.13％
ヘルスケア ‐0.27％
情報技術 ‐0.97％
通信 ‐1.18％
一般消費財 ‐1.64％
11セクター中5セクターが上昇。
原油価格の上昇を受け、エネルギーが大きく上昇する一方、
情報技術、通信、一般消費財などのグロース系のセクターが大きく下落しました。
【スタイルボックス】
スタイル、サイズ別にみると、
バリュー株が小幅に上昇する一方で、グロース株が大きく下げました。
【個別株】
〇テスラ＜TSLA＞ ‐11.41％。
7日続落。24日に上海工場での生産を停止。当初は25日から1月1日までとしていた操業停止予定を1日前倒ししました。理由は不明。
また、1月に上海工場で減産を実施することが、ロイターが確認した社内スケジュールで分かったと報じられました。
〇サウスウエスト航空＜LUV＞ ‐5.96％
航空会社株が下落。サウスウエスト航空は、寒波によって26日に3000便近くを欠航。数百便が遅延するなど影響を受けています。
〇グローバル・テック・インダストリーズ＜GTII＞ +55.56％
ソフトウエア開発のクリエイテッドとの経営統合を含む、両社の相乗効果について正式に協議を開始したと報じられました。
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【まとめ】
S＆P500やNasdaqが下落。
米国債利回りの上昇を受けて、グロース株が下げ、各指数を押し下げました。
米国外では、中国が1月8日から新型コロナウイルス対策の入国時隔離措置を撤廃することを発表。経済成長やインフレの見通しを消化する展開が続きました。
米国株式市場では、これが好感され中国経済への依存度が高い一部の銘柄が上昇。
ダウ銘柄では、キャタピラーやナイキ。その他、資本財や一部の消費関連株も上昇しました。
とはいえ、年末ということもあり、S＆P500の出来高は30日平均を約20％下回っており、
市場参加者が戻ってくればまた雰囲気は変わる可能性もあります。
S＆P500などを通じて米国株式市場全体に投資をしている投資家の方、
あるいは適切に分散投資をされている方であれば、
特に慌てることなく、いつもどおり、自身のリスク許容度と航路を守りつつ、
投資を続けていくことが大切だと思います。
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Source: S&P500ETF（VOO）に投資するりんりのブログ
【S＆P500とNasdaqは下落】グロース株が売られる。米国債利回りの上昇が圧迫。
