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【12月21日 米国株式市場】
ダウ 32,849 +0.28%
S&P500 3,821 +0.10%
ナスダック 10,547 +0.01%
米国株式市場は5営業日ぶりに反発。
ラッセル2000は+0.54%と小型株も大きく上昇。
VXUS(全世界株式除く米)も+0.31%と上昇しました。
米10年債利回りは3.692%。+0.109と上昇。
VIX指数は21.48。‐0.94と低下しました。
【為替・コモディティー】
ドル円 131.69 ‐3.79%
NY原油 76.02 +1.10%
NY金 1,818 +1.71%
これを受けてドル円は131円台中盤にまで戻しました。
原油と金は上昇。
ビットコインは16,876ドル。+2.66%と上昇しました。
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【S&P500マップ】
【セクター】
エネルギー +1.52%
通信 +0.73%
素材 +0.65%
金融 +0.31%
情報技術 +0.16%
資本財 +0.14%
公益 +0.06%
生活必需品 ‐0.02%
ヘルスケア ‐0.06%
不動産 ‐0.26%
一般消費財 ‐1.13%
11セクター中7セクターが上昇しました。
年初来でみると、エネルギーセクター以外の10セクターがマイナス。
特に、情報技術、不動産、一般消費財、通信の4セクターは大きく下落し、S&P500を下回っています。
@LizAnnSonders
【スタイルボックス】
サイズとスタイル別にみると全体的に小幅に下落。
特に小型グロース株が大きく下げました。
【個別株】
〇ベローナ・ファーマ<VRNA> +37.81%
慢性閉塞性肺疾患(COPD)の維持療法に用いる噴霧用処方の「アンシフェントリン(RPL554)」の第3フェーズの臨床試験で良好な結果となりました。
〇メディアアルファ<MAX> +14.39%
〇エバークォート<EVER> +23.19%
中小型オンライン保険関連株の2社が大きく上昇。それぞれアナリストが投資判断を「買い」に引き上げました。
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【クリスマスが今年もやってくる?】
S&P500の12月の月間リターンを見ると、昨日時点で-6.4%。これは、1957年以降、2 番目に悪い「サンタクロースシーズン」あるいは「年末ラリー」となっています。(最も悪かったのは、2018年の‐9%)
アノマリーを信じて投資をしたのにその時に限って実現しなかったというのは、投資あるあるですね。
【景気後退の確率は?】
ブルームバーグが実施した最新の月間エコノミスト調査によれば、2023年の景気後退確率は11月時点の65%から70%に上昇。6カ月前の予想からは約2倍に上昇しました。
予想中央値によれば、来年の米GDPは0.3%増にとどまるとみられています。
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【まとめ】
米国株式市場は小幅ながら5営業日ぶりに反発。
為替は日銀の金融政策の調整(イールドカーブ・コントロールの下での10年物国債金利の許容変動幅を従来のプラスマイナス0.25%から±0.5%に拡大する)によって大きく動きました。
とはいえ131円台中盤です。1年前の12月20日は113.66円でした。
少し前には150円を超えるとか、1ドル500円の大暴落が起こると言っていた方もいましたから、(それ等に影響されて外貨預金を始めた方もいましたが)、
為替の世界は複雑怪奇なので、あまり予想をせず、ある程度どうなってもいいように幅を持たせて考えることが大切だと思います。
為替は金利差やマネタリーベースで決定されますし、予測が困難ですのであまりどうこういうつもりはありませんが、
シン・NISAを控え、世界中の株式を買いたい私としてはもっと買いやすい水準になってほしいなという気持ちもあります(笑)。
ただ、それ以上に今後、日銀の引き締めや利上げが続くようであれば、日本の実体経済や景気に悪影響を及ぼさないかと心配する次第であります。
あると言われたクリスマスラリーが風前の灯火となり、1ドル113円だった為替が1年後には131円となったように、投資家は1年先や数カ月先ですら予測を当てることはなかなか困難です。
【私の方針】
私はプロや専門家の予想も、自身の予想もあまり信頼せず、
予想に一喜一憂したり、振り回されるようなことは避けつつ、
また、特定の未来にフルベットするようなこともせず、
適切な資産配分と分散投資、そして人的資本などで、未来のリスクや不確実性に備えながら、
いつもどおり自身の確実にコントロールできることに注力しながら、いつもどおりの投資を続けていきたいと思います。
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Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
【S&P500は5日ぶりに反発】12月S&P500は過去2番目にリターンに。日銀の金融政策調整を受けドル円は131円台中盤【エコノミスト調査、景気後退の確率上昇】