【S&P500の95%の銘柄が下落】米国・欧州で株が大きく下落。FRBへの警戒感が強まる。S&P500投資家はどうすれば?【S&P500 ‐2.5%・Nasdaq-3.2%】

投資まとめ

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【12月16日 米国株式市場】

ダウ    33,202 ‐2.25% 
S&P500     3,895 ‐2.49%
ナスダック 10,810 ‐3.23%  

S&P500は‐2.5%ナスダックは‐3.2%下落し、週明けの上昇分を帳消しにしました。

ラッセル2000は‐2.52%と小型株も下落。

VXUS(全世界株式除く米)も‐2.39%と下げました。

米10年債利回りは3.448%。‐0.055%と小幅に下げました。

VIX指数は22.83。+1.69と上昇しました。

よりFRBの動きへ敏感な反応を示す2年物国債の利回りは、水曜日深夜の4.21%から4.24%に上昇しています。

【為替・コモディティー】

ドル円  137.65 +1.64%
NY原油  76.23 ‐1.36%
NY金   1,777 ‐1.66%

ドル円は137円台中盤に。原油と金は下げました。

ビットコインは17,375ドル。‐2.41%と下落しました。

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【S&P500マップ】
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S&P500採用銘柄の約95%が下落し、ほぼ全面安となりました。

【セクター】

エネルギー ‐0.53%
公益    ‐1.26%
不動産   ‐1.28%
生活必需品 ‐1.66%
一般消費財 ‐1.76%
ヘルスケア ‐1.86%
金融    ‐2.00%
資本財   ‐2.45%
素材    ‐3.02%
情報技術  ‐3.78%
通信    ‐3.85%

全11セクターが下落。

特に資本財、情報技術、通信は3%以上の下落となりました。

【スタイルボックス】

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全てのサイズとスタイルが下落。

特にグロース株が大きく下げました。

【個別株】

〇テスラ(TSLA) +0.55%

イーロン・マスク氏が今週12~14日にかけて約2200万株を1株平均165ドルで売却していたことが明らかになりました。

米証券取引委員会(SEC)への報告を行ったことで逆に、マスク氏から大口の売りはしばらくでないだろうという見方もあり、久々にプラス圏で終えました。

〇ネットフリックス(NFLX)‐8.63%

広告主に返金していると伝わったことが嫌気された。

〇ロブロックス(RBLX)‐15.76%

取引開始前にイマイチな11月の月次営業報告を公表し、失望売りとなりました。

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【FRBの政策への懸念が】

大口の機関投資家等の調整は通常一日で終わらないため、昨日に引き続き、FRBがインフレを抑制するため、金利を従来の予想よりも引き上げる必要があるとのシグナルを受け、広範囲にわたって下落しました。

FRBの金利見通し(ドット・プロット)では、今回の利上げサイクルのターミナルレートは23年に5.00-5.25%が示唆され、23年の利下げは想定していないことが示された。

19名の委員のうち7名は5.25%よりも上の水準を予想しており、それまでの市場予想の4.75~5.00%よりもタカ派の姿勢が示されました。

LPLファイナンシャルのチーフ・グローバル・ストラテジスト、クインシー・クロスビー氏は「米国株式市場の反応は今や景気後退を織り込み、パウエルFRB議長が先月の講演で提起したソフトランディングの可能性を否定している」と指摘しています。

また3カ月物国債と10年債利回りとのイールドカーブの逆転は継続しており、景気後退への懸念を拡大させています。

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【まとめ】

今日は、FRBや他の中央銀行が、インフレを抑制するために景気後退のリスクを冒すことをいとわないのではとの懸念が強まり、米国と欧州で株価が急落。

FRBがタカ派な姿勢を示したことで、ウォール街では「景気後退は避けられそうにない」という懸念が強まり、米国債利回りがほとんど低下。

また、FRBに加えて、 欧州中央銀行(ECB)とイングランド銀行(英中銀)が一段の利上げを示唆したことも世界景気の後退懸念を強めました。

FRBの政策が実体経済に影響を与えるまでには、時差があります。過去15年間で最も高い水準にあるFF金利が今後、景気や消費、労働市場にどのような影響を与えるか投資家は注目しています。

さて、引き続きFRBの政策とインフレ、景気後退の懸念に引きずられている米国株式市場ですが、年があければ、決算シーズンが始まります。

また経済指標の発表やFRBメンバーの発言などのイベントを通じて、新しい情報が出るたびに、これまでのように市場は上下を繰り返していくことになるでしょう。

景気後退が起こるのか、またどの程度の長さや深さになるのかは私にはわかりません。

というか、現時点で正確にわかる地球人は存在しません。FRBメンバーやウォーレン・バフェットですら正確な予想はできていません。

ただ、一つ、個人的に可能性として高いと思うのは、市場にはサイクルがあり、好景気がいつまでも続かないように、景気後退も永遠には続かない。ということです。

私は長期的な視点で、長期的にインデックス投資を続けているため、いずれくるであろうその後の上昇相場に向けて、しっかりと自身の許容できるリスクの範囲内で資金を市場に投じていきたいと思います。

そして、わからないことをあれこれ考えるよりはまずは自分に確実にできることを頑張る事。

支出のコントロールや入金力を高める努力に勤しむことが、景気後退という好機をより活かすためにも、逆に景気後退が起きなかったとしても、確実に資産を増やすという意味でも重要だと思います。

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Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
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