【S&P500は上昇も週間では‐0.7%とマイナス】米国株式ファンドに資金流入。FRBの政策の予想・ウォール街の意見割れる【Nasdaqは週間₋1.6%】

投資まとめ
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【11月19日 米国株式市場】

ダウ    33,745 +0.59%
S&P500     3,965 +0.48%
ナスダック 11,146 +0.01%

米国株式市場は反発。

ディフェンシブ銘柄やバリュー株が上昇。

エネルギー銘柄やビックテックの下落を補いました。

ラッセル2000は+0.58%と小型株も上昇。

VXUS(全世界株式除く米)は‐0.12%と小幅に下げました。

米10年債利回りは3.825%。+0.052と上昇。

VIX指数は23.11。‐0.82と低下しました。

【為替・コモディティー】

ドル円  140.33 +0.11%
NY原油  80.13 ‐1.85%
NY金   1,748 ‐0.70%

ドル円は140円台前半。原油は中国の需要減退と米国の追加利上げへの懸念を受け、週間ベースでは2週連続のマイナスとなりました。

ビットコインは16,632ドル。‐0.29%と下げました。

米ミネアポリス連銀のカシュカリ総裁は、暗号資産(仮想通貨)の概念全体が「ばかげている」と指摘。業界を厳しく非難しました。

「これは重大な業界における詐欺的な企業1社の話というわけではない」

「暗号資産の概念全体がばかげている。支払いの面で役に立たず、インフレヘッジにもならない。希少性もない。単に臆測と大ばか者のツールだ」

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【S&P500マップ】
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【セクター】

公益    +2.00%
不動産   +1.28%
ヘルスケア +1.20%
生活必需品 +1.04%
金融    +0.77%
資本財   +0.71%
素材    +0.65%
情報技術  +0.13%
一般消費財 +0.04%
通信    ‐0.34%
エネルギー ‐0.90%

9セクターが上昇。特に公益、不動産、ヘルスケアなどが上昇しました。

原油価格の下落を受け、エネルギーセクターが下げています。

【スタイルボックス】

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サイズスタイル別でみると、今日はバリュー株やコアが上昇。

Amazonやテスラ、アルファベット等の下落を受け、大型グロースのみ小幅に下げています。

【個別株】

〇テスラ ₋1.63%

テスラは、米国でSUV型の「モデルX」約3万台をリコールを発表。助手席のエアバッグに誤作動が起きる可能性があるとのこと。今のところ事故や負傷者の報告はないとのこと。これを受け株価は一時、約3%下落。2年ぶりの安値を付けました。

〇ギャップ +7.6%

市場予想を上回る良い決算を発表しました。

〇ロス・ストアーズ +9.9%。

こちらも良い決算を発表。S&P500銘柄の中で最も上昇した銘柄となりました。

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【世界のファンドの資金流出入】

バンク・オブ・アメリカが発表したEPFRデータに基づいた資金動向リポートによると、17日までの週の世界の株式ファンドへの純流入が229億ドルとなり35週ぶりの高水準となったことがわかりました。

米株式ファンドには240億ドル弱の資金が流入。米債券には42億ドルが流入しました。一方、現金ファンドから37億ドル、金ファンドは3億ドルそれぞれ流出しています。

米国以外の地域を見ると、欧州株ファンドは40週連続の資金流出で過去最長に。新興市場株ファンドには19億ドルと4週連続の流入。新興国債券ファンドからは133週連続で流出しています。

【FRBの政策について、ウォール街の意見は割れる】

ウォール街の金融機関では利上げの最終地点(ターミナルレート)と、2023年末にまでにFRBが利下げに転じるかについて、意見が割れています。ブルームバーグ
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画像が見づらい方はクリックして頂けると拡大できます。

【米ボストン連銀のコリンズ総裁】

米ボストン連銀のコリンズ総裁は、選択肢はオープンだとの見解をあらためて示し、12月のFOMCで0.75%の利上げの可能性もあると表明。

「現時点では、全体のインフレ率が低下しているという明白かつ一貫した証拠はまだない」として、更に利上げする必要性を語りました。

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【まとめ】

週足ではS&P500が‐0.7%、ナスダックが‐1.6%、ダウはほぼ横ばいで終えました。

出来高も落ち着き、大きく上昇した先週と比べ、穏やかな一週間となりました。

今後のインフレやFRBの政策、景気動向については、FRBのメンバーやウォール街のプロ達ですら意見が分かれています。

そもそも、そのFRBのメンバーの多くが今後についての明言を避け、経済指標や動向を見て判断したいという態度示しています。

予想をするのは誰にでもできますが、それが当たるかどうかはまた別の話。

変な予想を妄信するのではなく、まだ未確定の未来がどうころんでもいいように、幅を持たせて柔軟に考えることが大切だと思います。

ウォール街ではインフレの推移とFRBの政策、それが消費者や企業の利益にどのような影響を与えるかに注目が引き続き集まっています。

これに対し、グローバルト・インベストメンツのポートフォリオ・マネージャー、キース・ブキャナン氏は、「この1年間、すべて同じ話だった」

「つまり、インフレがどうなっているか、FRBがどう反応するか、そしてそこから消費者がどう反応するかということだ」と皮肉を言っています。

結局、どうなるかわからない問題を予想して、右往左往続けてきたのがここ数カ月の市場であり、この答えがわかり、問題が解説するには、またもう少し(数カ月~数年)時間がかかります。

そういうやり方で利益を得る手法ももちろんありますが、

私はプロやFRBでさえも分からない問題の答えを知っていると豪語できるくらい傲慢でもなければ、そこに労力や手間、人生のリソースを裂きたくないので(私の能力では違うことにリソースを使った方が効率的と思うため)、

予想や市場の動向に左右されることなく、資産配分を維持しながら、いつも通りの投資を続けていきたいと思います。

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Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
【S&P500は上昇も週間では‐0.7%とマイナス】米国株式ファンドに資金流入。FRBの政策の予想・ウォール街の意見割れる【Nasdaqは週間₋1.6%】

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