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【11月12日 米国株式市場】
ダウ 33,747 +0.10%
S&P500 3,992 +0.92%
ナスダック 11,323 +1.88%
米国株式市場は続伸。グロース株が特に上昇しました。
ラッセル2000は+0.79%と上昇。
VXUS(全世界株式除く米)も+1.99%と上昇。
米10年債利回りは3.811%
VIX指数は22.52.‐1.01と低下しました。
ベテランズデー(退役軍人の日)で債券市場は休場となりました。
【為替・コモディティー】
ドル円 138.67
NY原油 88.98 +2.90%
NY金 1,765 +0.85%
原油は中国がコロナ感染対策を一時緩和したことを受け、需要回復への期待が高まり上昇しました。なお、週間では4%ほど下げて終えました。
ビットコインは16,764ドル。‐4.48%と下落。
暗号資産交換業大手のFTXが、米連邦破産法11条(日本の民事再生法のようなもの)の適用申請を発表。業界に激震が走り、暗号資産やブロックチェーン関連企業の株価が大幅に下落しました。
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【S&P500マップ】
利上げ鈍化への期待や米長期金利の低下を追い風に、ハイテク株やグロース株が上昇しました。
また中国が「ゼロコロナ政策」の実質的な緩和を発表。ナイキやウォルト・ディズニーなど消費・観光関連株の追い風となりました。また中国株も上昇しています。
【セクター】
エネルギー +3.06%
通信 +2.49%
一般消費財 +2.46%
情報技術 +1.73%
素材 +1.17%
金融 +0.78%
資本財 ‐0.11%
不動産 ‐0.11%
生活必需品 ‐0.14%
公益 ‐1.15%
ヘルスケア ‐1.28%
11セクター中6セクターが上昇。
原油価格の上昇を受け、エネルギーセクターが上昇した他、通信、情報技術、一般消費財などのグロース系のセクターも上昇しました。
【スタイルボックス】
全てのサイズとスタイルが上昇。
特にグロース株が大きく上昇しました。
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【米ミシガン大消費者信頼感指数】
11月の消費者信頼感指数(速報値)は54.7と前月の59.9から低下。予想59.5も下回りました。
インフレ懸念と借り入れコストの上昇が重しになり、消費者マインド指数は4カ月ぶりの水準に低下しました。
現況指数は57.8と前月の65.6から低下。予想の64.0も下回り、消費の鈍化が懸念される結果となりました。
1年先のインフレ期待は5.1%と、前月の5.0%からやや上昇。5年先のインフレ期待は3.0%と、前月の2.9%からやや上昇しています。
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【まとめ】
S&P500はここ2年で最高の5.5%の上昇を見せた翌日の今日、更に0.9%上昇。ナスダックも更に1.9%上昇しました。
昨日発表された、10月の米消費者物価指数(CPI)の伸びが市場予想を下回り、インフレ抑制のためにFRBが進めている利上げのペースが鈍化するのではとの期待が、株価を大きく押し上げています。
利上げは経済を減速させ、景気後退を引き起こす可能性があり、株価を引き下げる可能性があるため、FRBの動向に注目が集まっています。
FRDウォッチをみると12月の0.75%の利上げ確率は15%ほどに低下。0.5%の利上げ確率は85%にまで上昇しています。
ただ、12月のFOMCでどうなるか。というよりは今後の利上げ曲線やターミナルレート(最終利上げ地点)がどうなるかの方がより重要で、
今日はボストン連銀総裁のコリンズ総裁が「インフレ沈静化の仕事はまだ終わっていないが、これまでの一連の大幅利上げによって金融引き締めが行き過ぎるリスクは高まった」と指摘。過度な引き締めを警戒する慎重な姿勢を示しました。
今後も、株式市場と経済指標の発表やFRB関係者の発言とのにらめっこは継続すると思われます。
ただ、これまでもそうだったように、たいていニュースや予想は騒ぎすぎる傾向があります。
ンフレ指標の発表に対して、株式市場は過剰反応していると指摘しています。
株価が上がるにせよ、下がるにせよ、今後数カ月~数年の出来事など、長い投資人生の中で一通過点に過ぎません。
たがが、株価や米国の景気後退の懸念や米国の金利の上下くらいのことに、
あまり自分の人生を支配されすぎたり、気分を左右されすぎることなく、
ただ普通に投資を続ける事が大切だと思います。
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Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
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