山崎元「投資と為替リスクについて考える」がとてもおもしろい。

投資まとめ

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「投資と為替リスクについて考える」

10月25日、楽天証券のトウシルに、

「投資と為替リスクについて考える」という面白い記事が、

掲載されていたので紹介します。

投資と為替リスクについて考える | トウシル 楽天証券の投資情報メディア
 本稿の執筆時点(2022年10月)では、年初来進んできた円安が話題になっている。ドル円の為替レートで見て約30円の円安なので注目されるのはもっともだ。一方、内外の株式市場では、主に米国FRB(連邦準備制度理事会)による急激な金融引き締め…

そのタイトル通り為替について、

山崎元氏が自身の考えについて述べています。

全3ページの記事ですが、個人的に共感できた点や気になった点を紹介したいと思います。

【為替について正しい認識を】

ポイント① 為替がいつも味方になるとは限らない。

米国株式をはじめとする外国の株式に投資信託などを通じて投資している方が多いが、彼らは、株価の下落が円安で救われた格好になっている。

場合によっては「為替リスクは、株価下落のヘッジになる」と思っているかも知れない。

この認識は危ない。多くの場合は異なるはずだ。為替リスクは原則として「追加的なリスク」だ。

円高を経験すると逆の感想を持つだろう

私も何度か同じことをブログに書いてきたのでとても共感が持てます。

例えば、リーマンショック時は株安と為替で日本人投資家はダブルパンチを食らいました。

また、ニュースやメディアに煽られて過剰反応しないよう、

指摘している点もとても共感が持てました。

ポイント② 過剰反応しすぎないこと。

また、全く外貨建て資産に投資していない人は、「円安でインフレになっている」というニュースを見て、インフレヘッジのために外貨建ての資産を持たなければならないのだと思い始めているかも知れない。日本の対GDP輸入比率は案外大きくない。

資産をインフレヘッジのために大きく外貨シフトするのは過剰反応だ。

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【山崎節炸裂】

ポイント③「人から勧められた商品は気を付ける」

外貨建ての資産運用商品は、仕組みが複雑で投資家が勘違いしやすい落とし穴が複数あり得る

また、為替も含めて実質的な手数料を取ることが出来る場所が複数生じる場合が多く、概して手
数料は高い。

「(対面営業や口コミで)人間が勧めてくれる外貨建て運用商品は全て断る」と決めておくことをお勧めする。運用商品は自分で選ぶ方が安心・安全だ。

相変わらずの山崎節ですね。

人から勧められた商品には特に注意すること。

そして自分のよくわかる商品に投資をすることが大切だと思います。

ここら辺の3点は初心者の方や個人投資家の方にとってとても重要だと思いました。

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【割り切り方が一緒(笑)】

あと、個人的にとても共感できたのはこの点ですね。

機関投資家の悩みと割り切り

為替リスクについては「プラスに働く時と、マイナスに働く時があっても、長期的には損得ゼロだろう」とある種の理屈の下に考えて、

また同業者が同じポジションであることの影響もあって、外貨建て資産の為替リスクはノーヘッジでいいと「割り切って」投資しているのが多くの基金の現状だ。

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私も何度か記事にしていますが、

特に株式に関しては、為替について全く同じ「割り切り方」で投資をしてきたので、

機関投資家でもそうなんだなと改めて学びになりました。

【興味深かった点】

ただ、山崎元氏自身は、「為替に対して対策を考えておきたい」と締めています。

「為替リスクの負担にはリスク・プレミアムがない」のだとすると、何年か後に来るであろう円安から円高への巻き戻し局面にあって、年金基金、ひいては個人投資家が為替リスクに対して何もしなくていいのかについては、些かの躊躇がある。

現在の円安が投資家にとって幸運である分だけ、将来の為替リスクが怖い」と言うと少々脅かしすぎだろうか。

今直ぐに脅かすつもりはないのだが、筆者は投資家よりも少し先に心配して対策を考えておきたいと思っている。

この発言そのものは、「長期投資家と言えど、現状はよく見るべきだ」という、ご本人の考えに一致していますので、違和感は全くありませんが、

では、その「考える対策」というのが何か、とても興味があります。

個人投資家でも手頃に出来そうな手段としては、

これから投資する分に関しては、「ヘッジ付きの投信」を利用するとかですかね?

(もしそうだとしたらあの投信とかが再び輝くかもしれませんね(笑))

他にもいろいろアイディアはでてきますが、

お寿司を食べに行く約束があるので今晩はこの辺で。

それではみなさん良い週末を!

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Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
山崎元「投資と為替リスクについて考える」がとてもおもしろい。

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