(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});
【10月29日 米国株式市場】
ダウ 32,861 +2.59%
S&P500 3,901 +2.46%
ナスダック 11,102 +2.87%
米主要株価3指数は約2.5%と大きく上昇。
米国企業決算が良好だったことが株価を後押ししました。
週間では、S&P500とNasdaqは2週連続、
ダウは5月以来最大の上昇となり、4週連続の上昇となりました。
ラッセル2000は+2.25%と小型株も大きく上昇。
VXUS(全世界株式除く米)も+0.48と上昇しました。
米10年債利回りは4.018%。+0.071と上昇。
VIX指数は25.75。‐1.64と低下しました。
ドル円 147.43 +0.81%
NY原油 88.34 ₋0.83%
NY金 1,642 ₋1.08%
ドル円は147円台。
原油は反落も週間ベースでは上昇して終えました。
ビットコインは20,631ドル。+1.66%と上昇しました。
(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});
【S&P500マップ】
前日決算を発表したAmazonは6.8%下落したものの、アップルが7.6%と上昇。
その他、下げていたIT・ハイテク株などにも買い戻しが入りました。インテル+10.7%。TモバイルUS+7.4%。
【セクター】
情報技術 +4.52%
通信 +2.97%
公益 +2.85%
金融 +2.49%
不動産 +2.40%
資本財 +2.38%
生活必需品 +2.22%
ヘルスケア +1.69%
素材 +1.02%
エネルギー +0.66%
一般消費財 ‐0.30%
全11セクター中10セクターが上昇。
特にここ数日イマイチだった、情報技術と通信が大きく上昇しました。
一般消費財は影響力の大きいAmazonの下落を受け、上昇にのることができませんでした。
【スタイルボックス】
全てのサイズとスタイルが上昇しました。
【個別株】
イーロン・マスク氏が27日、ツイッターの買収を完了させたことで、ツイッターはNY証券取引所を上場廃止となりました。
〇エクソン・モービル +2.74%
原油高を受け、過去最高益を記録。市場予想を上回りました。2023年までの自社株買いの継続と増配も発表しています。
また、同業のシェブロンも良い決算を発表し、+1.17%と上昇しています。
(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});
【FRBと金利について】
FOMCでは、11月は0.75%の利上げが決定するとの見方が大勢ですが、
12月以降は市場参加者の意見が分かれています。
FEDウォッチによると、11月のFOMCの0.75%の利上げ確率は81.7%。
12月会合の0.50%ポイント利上げの確率は約48%となっています。
ターミナルレートは4.85%~4.90%。来年5月~7月あたりにピークをつけるとの予想が大筋となっています。
(画像は昨日時点のもの)
@MikeZaccardi
ロイターはFRBが過度な利上げを行い、米経済がリセッション入りする可能性が高まっているとする、ストラテジストやファンドマネジャーらの見解をまとめています(ロイター)
【9月の個人消費支出(PCE)統計】
変動の大きい食品とエネルギーを除いたコアPCE価格指数が前年同月比5.1%上昇し、8月の4.9%から加速しました。(ブルームバーグ)
FRBは物価の指標としてPCE(特にコア)に注目しており、堅調な個人消費と、物価上昇圧力の広がり、需要の底堅さなどが示されたことで、11月の0.75%利上げ観測と、今後の積極的な引き締めについての予想が補強されました。
これを受けて、4日ぶりに債券市場は下落して終えました。
(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});
【まとめ】
シェブロンやエクソンモービルなどのハイテク以外の業種の企業が好決算を発表したことで、米企業の四半期業績に対する見方全体が改善。
リフィニティブがまとめたデータによると、アナリストは第3QのS&P500銘柄企業の収益伸び率を昨日時点では2.5%と予想していましたが、4.1%にまで改善しました。
また、これまで売られていた企業やセクターに買戻しの動きも見られました。
来週に関して言えば、11月1日と2日に行われるFOMCで、パウエル議長等から12月以降の引き締めについて、何かメッセージが発せられる可能性があります。
もし、引き続きタカ派な姿勢を維持したり、失望的なものであれば、夏場のように、ここ数日流れているFRBへの楽観は反転するかもしれませんので注意が必要です。油断しないようにしましょう。
ただ、個人的には、経済指標などから、インフレのピークや、FF金利のターミナルレート(最終到達地点)が、以前よりはだいぶ見えてきたのではないかなとも思います。
もう数カ月から数年辛抱が必要になる可能性もありますが、
過去の歴史を振り返ってみると、「苦しい時期」が、実は後から振り返ってみると、絶好の買い場だったなんてことは往々にしてあるわけですから、
しっかりと資産配分や自身の合理的な資産形成計画を維持しつつ、航路を守り、楽しく投資を続けていきましょう。
いつもありがとうございます。
もしよかったら、応援クリックよろしくお願いします。
米国株ランキング
上の応援ボタン2つをクリック頂けると、
ものすごくありがたいです。毎日記事を書く励みになります。
Amazon「【全面改訂 第3版】ほったらかし投資術」
Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
【S&P500とNasdaqは大きく上昇!】好調な決算が市場を後押し。来週はFOMC!今後はどうなる?【情報技術セクター+4.5%】】