【続落!S&P500⤵Nasdaq⤵】Amazon、アップルが決算後下落。経済指標を受け、FRBの利上げ鈍化も織り込まれる【ドル円は146円】

投資まとめ

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【10月28日 米国株式市場】

ダウ    32,033 +0.61%
S&P500     3,807 ₋0.61%
ナスダック 10,792 ₋1.63%

ダウは上昇。S&P500とNasdaqは下げました。

昨日に引き続き、GAFAMなどが下落。その他のセクターが下支えする展開となりました。

また、経済指標の発表を受けて、債券利回りが低下。

FRBの利上げペースの予想に対する調整が続いています。

ラッセル2000は0.11%と小型株は上昇。

VXUS(全世界株式除く米)は‐0.77%と低下。

米10年債利回りは3.927%。‐0.088と低下。

VIX指数は27.39。+0.11と小幅に上昇しました。

米国債利回りは低下。米国内の消費者と企業の支出が第3Qに鈍化したことを受けて、インフレがピークに達し、FRBが、積極的な利上げを緩和するのではとの見方が広がりました。

【為替・コモディティー】

ドル円  146.23 ₋0.08%
NY原油  88.60 +0.78%
NY金   1665 ‐0.2%

ドル円は146円台前半。為替市場では、株式市場とは逆に、FRBのタカ派軌道は長期化するだろうとの予測も出ています。

原油は3日続伸。米第3Qの決算を受け、石油需要が増加するとの見方が広がりました。金は反落。

ビットコインは20,404ドル。‐1.74%と下げました。

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【S&P500マップ】
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【セクター】

資本財   +1.15%
金融    +0.75%
公益    +0.68%
エネルギー +0.27%
生活必需品 +0.04%
不動産   ‐0.00%
素材    ‐0.26%
ヘルスケア ‐0.58%
一般消費財 ‐0.72%
情報技術  ‐1.25%
通信    ‐4.12%

11セクター中、5セクターが上昇。

資本財、金融、公益が市場を牽引しました。

コミュニケーションセクターが₋4%と大きく下落。ウェイトの大きい情報技術も下落し、各指数を押し下げました。

【スタイルボックス】

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サイズスタイル別にみるとバリュー株が上昇。

グロース株が下げました。

【個別株】

メタ(META)は‐24.56%。冴えない決算で大幅安となりました。

GAFAMが苦戦する一方で、キャタピラー+7%他、マクドナルド+3%、メルク+1.3%、サウスウエスト航空+2.7%などは堅調な決算を発表し、それぞれ上昇しています。

アップルとAmazonは時間外で決算を発表。それぞれ下落しています。

詳細は別記事にて『https://etfsp500.com/archives/31945061.html

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【米GDP速報】

2022年第3・四半期の米国の実質GDPの速報値は、年率換算で前期より2.6%増となりました。(予想2.3%、前回₋0.6%)

貿易赤字の大幅な縮小が全体を押し上げました。

またFRBの利上げの影響からか、個人消費は抑制され、米経済活動の3分の2以上を占める個人消費の伸びは1.4%増と、第2Qの2.0%増から鈍化

PCEデフレータの総合指数も4.2%と第2Qの7.3%から大きく低下。よりFRBが物価の目安として注目するPCEコアデフレータも4.5%の上昇と前回の4.7%から鈍化しました。

【イエレン氏とバイデン氏のコメント】

イエレン米財務長官はGDP統計で米経済の強さが示されたとの認識を示した。同時に、インフレに望ましい影響を及ぼす可能性のある健全な景気減速の証拠もいくつか示されたと述べた(ロイター

バイデン米大統領はGDP速報値の回復は、米経済が「力強く前進し続けている」証拠だと述べた(ロイター)。

【耐久財受注】

9月の耐久財受注統計では、民間設備投資の先行指標とされるコア資本財(非国防資本財から航空機を除く)の受注は前月比0.7%減った。市場予想の0.5%増に反して減少し、民間設備投資の勢いが弱まっていることを示唆した(ロイター

【FRBの利上げ観測が調整される】
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@MikeZaccardi

ここ数日の経済指標の発表を受け、米短期金利先物市場では、FRBが12月から積極的な利上げペースを鈍化させるとの見方が織り込まれはじめました

11月は0.75%の利上げがコンセンサスですが、その確率は88%と前日の89%から更に低下。一方、12月の0.50%ポイント利上げの確率は上昇しています。

モルガン・スタンレーのアナリストらは「FOMC11月の会合で4度目の0.75ポイント利上げを実施し、利上げペースを減速させるのが近く適切になり得ると示唆する見込みだ」とリポートに記述。

「FRBは12月に0.5ポイント、1月に0.25ポイントにそれぞれペースを落とし、政策金利は4.625%でピークに達すると、当社では引き続き想定している」としています。

【労働市場は堅調】

米労働省が20日に発表した10月22日までの1週間の新規失業保険申請件数(季節調整済み)は21.7万件。予想21.9万件。前回21.4万件。

前回よりやや増加したものの、引き続き米国の労働市場は堅調だということが示唆されました。

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【まとめ】

引き続き米国株式市場では2つの大きな動きが続いています。

①一つは、企業の決算に対する反応。
メタやAmazon(時間外)の下落や良い決算を発表した企業の上昇など、決算シーズンの消化が続いています。

②もう一つが、米国の利上げに関する予想の調整。

最近発表された、経済指標などを受け、米利上げ軌道の調整が進んでいます。

経済指標や主要企業の決算が強弱まちまちとなったことで、荒い値動きが続いています。

調子の良い時に投資をして儲けることは比較的簡単ですが、こういう難しい時期にどうするかが投資家にとってはより重要だと思います。

アクティブ投資家の方にとっては腕の見せ所でしょうし、パッシブ投資家の方も忍耐や我慢強さが求められます。

私は、米国企業の決算や経済指標がどうであれ、今まで通り目標とする資産配分を目指しながら、特に何もせず、規律ある投資をいつも通り続けていきたいと思います。

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Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
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