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【山崎元氏・新NISAを語る】
ダイヤモンドオンラインにて、
という面白い記事が掲載されていましたので紹介します。
全6ページの
1~2ページ目は新NISAの紹介ページ。
3ページ目が「iDeCoとNISAの使い分け」
4~5ページ目は「新しいNISA」の賢い4原則
6ページ目は「家族でNISA」「2世代NISA」
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【iDeCoとNISAの使い分け】
重要なポイントの一つは、資産の「流動性」について。
端的に言えば、運用中に売却してお金を使えるかどうかの違いですね。
iDeCoは引き出し制限があるが、NISAは必要になればいつでも売却できることを踏まえて、
山崎元氏は以下のようにまとめています。
(1)課税される所得が継続的にある人は、
所得控除の効果が大きいiDeCoを優先的に利用するのが有利だが、
(2)将来使う可能性があるお金はNISAでの運用に割り当てることも考えるといい
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①は基本ですね。
運用の利益は「金額×運用期間」とプラスの相関を持って増えると期待することができます。ですから、自身の許容できるリスクに達するまでは、早く、大きく投資をするのがよいでしょう。
②これも基本中の基本です。
NISAだけではなく、iDeCoや特定口座、企業型DCなど、保有する資産全体の資産配分を把握し、管理することが大切です。
③②を実行しやすくするためにも運用はシンプルにした方が良いでしょう。投資は複雑なことをしたからと言ってリターンが改善するとは限りません。
④ここは山崎節がおもしろかったのでそのまま引用したいと思います。
「積立投資をインデックス投資のコア部分にして、成長枠投資はサテライトとして積極運用しましょう」「分配金がある投資信託を年金の補完にしましょう」「初心者向けにはバランスファンドが無難です」「将来成長が期待できる分野に投資する商品をお持ちになると面白いのではないでしょうか」「ESGを重視した投資がこれからのトレンドです」――。そういったセールス文句は全て無視するにかぎる。分散投資は、投資の実質的な内容が広く分散されていることが大事なのであって、商品単位で多くのものを持つことがいいのではない。
「成長投資枠(仮称)」について
総枠の中に設けられる「成長投資枠(仮称)」に関して、
山崎元氏は、個別株投資の受け皿と、現在一般NISA向けに商売をしている金融機関に気を遣ったものと思えるとしつつ、
個人が個別株に投資することは、個人の趣味としても、社会的な意義としても悪くないと筆者は思う。
ただ、現在の国民の大半にとって個別株投資は手間と時間をかけたい趣味ではないだろう。
(中略)利用者の9割以上にとって、成長枠投資でも運用商品は積立投資と同じ商品でいい。
(中略)趣味として投資に取り組むと固く決意した人以外は、運用を極力シンプルにすることを圧倒的にお勧めする。
として、多くの方や手間をかけずにお金を増やしたいという投資家の方であれば、
所謂「つみたてNISA枠」同様、幅広く世界中の株式に分散する低コストのインデックスファンドに投資をするのが良いとしています。
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【まとめと感想】
3~5ページに関しては、ほとんど同意です。
最近、山崎氏がよく話している「2世代NISA」に関しても十分理解できるものの、
独身で独り身の私としては、いまいち実感がわかず、なかなかイメージしずらいものがあります(笑)
是非、ご家族やお子さんのいる方は、ツイッター等からコメント頂けると幸いです。
とはいえ、全体として見れば、山崎氏は、
新NISAと言えど、「基本に忠実に運用するのが良い」
とおっしゃっているように私は感じました。
今回紹介した記事が、新NISAをどうしようかと考えたり、
迷っていた方の参考になれば幸いです。
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Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
山崎元「新しいNISA」の賢い使い方を考える。