【S&P500・Nasdaqは4日続落】年初~8月末時点では史上5番目に悪い成績も心配なし【8月31日のまとめと感想】

投資まとめ

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【8月31日 米国株式市場】

ダウ    31,510 ‐0.88%
S&P500     3,955   ‐0.78%
ナスダック 11,816 ‐0.56%

米国株式市場は4営業日続落。

FRBが積極的な利上げを継続するという懸念の中、

米主要株価指数は、8月としては7年ぶりの大幅な下落率となりました。

ラッセル2000も‐0.62%と下落。

VXUS(全世界株式除く米)も‐0.39と小幅に下げました。

米10年債利回りは3.196%。+0.086と上昇。

VIX指数は25.87。‐0.34とやや低下しました。

【為替・コモディティー】

ドル円 138.97   +0.13% 
NY原油 88.80 ‐3.10%
NY金  1,711 ‐0.71%

ドル円は139円に迫りました。

原油先物相場は続落。月間では3カ月連続安となり、ここ2年余りで最長の下げ局面となりました。

金も続落。月間ベースでは5カ月連続安と、4年ぶりの長期下落局面となりました。

ビットコインは20,229ドル。

昨日は2万ドルを割ったビットコインでしたが、+2.11%と上昇しました。

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【S&P500マップ】
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IT、ハイテク株を中心に押し目買いが入る場面もありましたが、上値は重く、下げ幅を拡大して終えました。

【セクター】

通信    +0.01%
不動産   ‐0.35%
生活必需品 ‐0.58%
ヘルスケア ‐0.63%
公益    ‐0.68%
資本財   ‐0.86%
金融    ‐0.88%
エネルギー ‐0.94%
情報技術  ‐0.96%
一般消費財 ‐1.06%
素材    ‐1.21%

全11セクター中、通信を除く10セクターが下落。

情報技術セクターが下げを主導。特に半導体株が値下がりしました。

【スタイルボックス】

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全てのサイズとスタイルが下落。

特にバリュー株と大型グロース株が下げました。

【個別株】

〇メタ(META)+3.67%上昇。

フェイスブックのプロジェクトに携わる推定600人の契約スタッフうち、約400人が今年末までに仕事失う見込みだと報道されました。

〇スナップ(SNAP)+8.69%

全従業員6500人の内、20%前後の人員削減計画が行われるということが明らかになり株価は上昇しました。

〇チャージポイント(CHPT)+12.28%

電気自動車の充電ステーションのチャージポイントは決算を発表。株価は上昇しました。BITDAは予想以上の赤字でしたが、売上高は予想を上回り、ガイダンスも概ね予想通り。

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【米ADP民間雇用者数】

8月の米民間雇用者数は予想30万人増に対し13.2万人増と、21年初め以来の低い伸びとなりました。7月は26.8万人増でした。

ADEのリチャードソン氏は「雇用のペースがより保守的になっていることを示唆している」「過熱していた雇用の伸びから、より正常な伸びへの変曲点にあるかもしれない」と指摘

ADEは、統計手法の見直しのため6月と7月は公表を休止をし、今回から新しい統計手法となっていますので注意が必要です。

発表後、株式市場への影響はあまり見られませんでした。

【欧州も高インフレ。大幅利上げか】

8月のユーロ圏消費者物価指数(CPI)が前年同月比9.1%上昇と市場予想を上回り、過去最高を更新。ブルームバーグ

欧州中央銀行が大幅な利上げを実施する可能性を短期金融市場は織り込んでいますブルームバーグ)。

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【まとめと感想】

S&P500指数は8月半ばの高値から8%下落。

ジャクソンホール以降の4営業日で約5%値下りしました。

月間ではS&P500‐4.24%、ダウ‐4.06%、ナスダック総合‐4.64%となりました。

S&P500は2022年17%下落しており(ドルベース)、年初から167営業日終了時点まででは、史上5番目に悪いリターンとなっています(1974,2002,1966,1962年)。

日本人視点でみると為替の影響で今回はそこまでひどく感じないかもしれませんが、為替が逆に不利に働いた時のことも想定して投資を続ける事が大切だと思います。

ジャクソンホールでパウエル議長「景気後退よりもインフレ抑制を重視」する姿勢が示されて以降、景気後退とFRBのタカ派姿勢への懸念が株式市場を圧迫しています。

それ以降もFRBメンバーの発言が続きていますが、

今日は、米クリーブランド連銀のメスター総裁が「インフレ沈静化のために来年の早い時期までに政策金利を4%超の水準に引き上げ、その後しばらくその水準で据え置く必要がある」と講演(ブルームバーグ

短期金融市場では9月FOMCでの0.75%ポイントの利上げ確率を70%まで織り込んでいます。

今日発表されたADEは低い伸びにとどまりましたが、30日発表の米求人件数は7月に予想外に増加し、相反する結果となっています。

市場関係者は9月2日発表の「8月の米雇用統計」をFRBがどう判断するかに注目しています。

いろいろな投資戦略があると思いますが、

インデックスファンドを用いて長期投資をしている方であれば、雇用統計の結果やFRBの政策にあまり右往左往せず、

航路を守り、自身の計画や資産配分を維持し、いつも通り投資を続ける事が大切だと思います。

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Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
【S&P500・Nasdaqは4日続落】年初~8月末時点では史上5番目に悪い成績も心配なし【8月31日のまとめと感想】

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