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【8月22日 米国株式市場】
ダウ 33,063 -1.91%
S&P500 4,137 -2.14%
ナスダック 12,381 -2.55%
今週のジャクソンホール会議で、FRBが予想よりも積極的な姿勢を表明するのではとの懸念から、米国株式市場は下落。
S&P500は全11セクター、約95%の銘柄が下落し、6月16日以来の最悪の下落となりました。
ラッセル2000は‐2.13%と小型化も下落。
VXUS(全世界株式除く米)も‐1.44%と下落しました。
米10年債利回りは3.027%。₊0.037と上昇。
VIX指数は23.80。3.20と急上昇しました。
【為替・コモディティー】
ドル円 137.44 +0.34%
NY原油 90.67 -0.11%
NY金 1,734 -0.74%
ドル円は137円台。原油は横ばい。金は下落し6営業日続落となりました。
ビットコインは21,146ドル。‐1.69%と下落しました。
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【S&P500マップ】
S&P500のほぼすべての銘柄が下落。午後の取引では約480銘柄が下落しました。
Amazon‐3.6%、ネヌビディア₋4.6%、ネットフリックス₋6.1%他、影響力の大きいグロース株の下落が各指数を押し下げました。
【セクター】
エネルギー ‐0.25%
生活必需品 ‐1.11%
ヘルスケア ‐1.38%
公益 ‐1.38%
素材 ‐1.60%
資本財 ‐1.95%
不動産 ‐2.10%
金融 ‐2.19%
通信 ‐2.66%
情報技術 ‐2.78%
一般消費財 ‐2.84%
全11セクターが下落。
特に景気循環株やグロース株が売れれ、
一般消費財、通信、情報技術は2.5%以上下落しました。
エネルギーの0.25%が最もよいパフォーマンスとなりました。
【スタイルボックス】
全てのサイズとスタイルが下落。
特にグロース株や小型株が下げました。
【個別株】
〇ズーム・ビデオ(ZM)時間外で‐7%
引け後に決算を発表。EPSは予想を上回り、売上は予想をやや下回りました。ガイダンスを公表し、通期の売上高やEPSの見通しを下方修正。株価は時間外で下げています。
〇オキシデンタル(OXY)‐3.17%
先週、バークシャーが持ち株比率を最大50%まで引き上げることを米当局に了承されたとのニュースがあり上昇していましたが、WSJの報道等から完全買収はないとの見方が広がり反落しました。
〇シグニファイ・ヘルス(SGFY)+32.08%
ユナイテッドヘルス、Amazon、CVSヘルスなどが同社買収に名乗りをあげ、競っていると報道がありました。
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【ジャクソンホール会議に注目が集まる】
26日午後11時から、FRBのパウエル議長が、ジャクソンホールでの年次シンポジウムで講演する予定となっています。
9月のFOMC前にメッセージを発し、市場との対話を計り、金融市場の期待を修正する機会であること。また、過去ジャクソンホールでの公演で政策を転換するケースも多かったことから、投資家はパウエル議長の講演に注目しています。
まず、週初めの月曜日の市場は、タカ派発言に備える構えとなりました。
ただ、パウエル議長が以前から述べている通り、ジャクソンホールでの講演後も9月のFOMCまでには雇用統計やCPIの発表がありますから、今回は明言をさけ、あくまでそれらの経済指標を見て決定するという姿勢を維持する可能性もあります。
【9月のFOMCまでは不安定な相場になる可能性有】
先週までは、9月FOMCで0.50%の利上げを予想する意見がやや多く見られました。
しかし、今日のFEDウォッチでは0.75%の利上げ確率が再び上回り、0.75%の利上げ確率が55%、0.50%の利上げ確率が45%となりました。
このように短期金融市場のプロ達でさえも未だ方向性を決めきれず、右往左往しており、今週は不安定な週になる可能性があると予想されています。
また、ジャクソンホールでの会議を終えても、9月のFOMCまでは経済指標の発表があり、予想外の数字となれば市場は動揺するでしょう。
いろいろな投資戦略があると思いますが、S&P500や優良企業への長期投資をしている投資家の方は、そういう時期なんだと予め心構えをしておくことが大切です。
市場や株価の上下に振り回されて、慌てたり、誤った投資判断をしないよう注意しましょう。
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【まとめと感想】
S&P500やNasdaqは6月以来の大幅な下げを見せましたが、一日で2%くらい下げることはざらにあるので特に騒ぐ必要はないかと思います。
市場ではFRBの積極ていな利上げと景気後退を懸念する声も多く聞かれる一方で、
JPモルガン・チェース「FRBの大幅利上げは9月が最後、米株高続く公算大」という感じで、大幅利上げは9月が最後になり、今年後半は上昇するといった楽観的な意見も聞かれます。
結局、FRBがはっきりとした姿勢を見せるか、9月のFOMCの結果がわかるまでは不安定な相場は続くでしょうし、9月のFOMCを乗り切っても、なお残る高インフレ、景気後退、米企業の利益の鈍化などまだまだ不安が続くことになります。
株価が上昇している時は一時的に見えづらくなり、下落した時は急に目立つようになりますが、株式市場に何かしらの懸念やリスクがあるのは当たり前のことですから、
良い時も悪い時も常にリスクを意識しながら、慌てず落ち着いて、リスクと上手に付き合っていくことが大切だと思います。
私個人はジャクソンホールや、9月のFOMCに対して、特にどうこうせず、いつも通りの投資を続けていきたいと思います。
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Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
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