【Nasdaqは反落】PPI→米インフレは鈍化基調に?米労働市場は未だ堅調【米国株投資を成功させるコツとは?】

投資まとめ

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【8月11日 米国株式市場】

ダウ    33,336 +0.08%   
S&P500   4,207 ₋0.07% 
ナスダック 12,779    ‐0.58%  

米主要株価指数はまちまち。

S&P500は一時3カ月ぶりの高値を付けるも小幅に下落。

グロース株が売られたため、Nasdaqは下落して終えました。

ラッセル2000は+0.31%と小幅に上昇。

VXUS(全世界株式除く米)も+0.15%と小幅に上昇。

米10年債利回りは2.889%。+0.108と上昇。

VIX指数は20.20。+2.33%と上昇。

米国債利回りは3週間ぶりの高い水準となりました。

【為替・コモディティー】

ドル円  133.06 +0.14%  
NY原油   94.01   +2.26%  
NY金    1,785 -0.55%   

ドル円は133.6円。

原油はIEA(国際エネルギー機関)が2022年の石油需要の増加幅予想を上方修正したことを受け上昇。天然ガス価格の高騰で一部の消費者が石油に切り替えているとのこと。

IEAは石油需要の増加幅が日量210万バレルになると予測(前回予想から38万バレル上方修正)一方、OPECは増加幅が日量310万バレルとなり、前回から26万バレル減少すると見ています、

ビットコインは24,194ドル。+1.03%と上昇しました。

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【S&P500マップ】
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PPIの発表を受けて、序盤は序章した米国株式市場でしたが、米国債利回りの序章を受けて、グロース株が売られました。

一方で、エネルギー株や銀行が買われました。

【セクター】

エネルギー +3.19%
金融    +1.02%
資本財   +0.47%
素材    +0.28%
通信    +0.01%
公益    ‐0.14%
生活必需品 ‐0.32%
情報技術  ‐0.48%
不動産   ‐0.56%
一般消費財 ‐0.66%
ヘルスケア ‐0.71%

全11セクター中5セクターが上昇。

原油価格の上昇を受け、エネルギーセクターが上昇。

ヘルスケア、一般消費財、ハイテク株などが売られました。

【スタイルボックス】

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サイズスタイル別にみると、グロース株が下落。

バリュー株とコアが上昇し明暗分かる形となりました。

【個別株】

〇マターポート(MTTR)+15.22%

決算を受けて上昇。通期の売上見通しも上昇修正。不動産会社など企業向けに建造物・空間のデジタル3Dモデルを作成するソフトウェアの開発する企業です。

〇バカーサ(VCSA)+33.22%

短期の不動産レンタルを手掛けるバカ―サは、強い旅行需要を背景に通期の売上高見通しを上方修正。株価は急騰しました。

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【7月の卸売物価指数(PPI)】

〇PPI
前月比 結果‐0.5% 予想+0.3%   前回+1.0%
前年比 結果+9.8%   予想+10.4% 前回+11.3%

〇コア(エネルギーと食品除いたもの)
前月比 結果+0.2% 予想+0.4% 前回+0.4%
前年比 結果+7.6% 予想+7.7% 前回+8.4%

エネルギー価格低下を受けて、PPIは市場予想に反して前月より低下。2020年4月以降で初めての低下となりました。

また、コアや昨日のCPIと合わせて、インフレ基調は鈍化傾向にある可能性があるということが示唆されました。

PPIは米国内製造業者の販売品目(約1万品目)について価格を測定した指数で、インフレを把握するために活用されます。

【新規失業保険申請件数】

〇新規失業保険申請件数 7月31日~

結果 26.2万件 予想 26.3万件 前回 24.8万件

申請件数は前週比で1.4万件と2週連続で増加したものの、エコノミストが労働市場の減速を示唆すると見る27~30万件の水準を未だ下回っています。

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7月30日までの1週間の継続受給件数は、前週比8000件増の142.8万件でした。

継続受給件数も比較的安定しており、米国の労働市場はやや緩んできているものの、未だ堅調だということが示唆されました。

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【まとめ】

米国株式市場は7月の生産者物価指数(PPI)が前日の消費者物価指数(CPI)に続き、インフレの鈍化傾向を示したことから序盤上昇するも、

米債券利回りの上昇でグロース株が売らたことや、FRBの引き締めはまだ続くとみられることから、上げが行き過ぎたとの意見も強くなり、売りに転じ売られました。

現時点で、金利先物市場に織り込まれた、9月の0.50%利上げ確率は58%、0.75%の利上げ確率は42%となっており、FF金利は来年3月までに3.5~3.75%に上昇すると予想されています。

市場では、経済指標はインフレの鈍化を示唆する内容だったものの、未だ高い水準にあり、問題は消えておらず、引き続き、FRBの政策や景気後退について警戒する声も聴かれます。

最近の上昇はショートカバーによるものだと指摘するアナリストもます。

【感想】

ナスダック100指数は前日、6月安値からの上昇率が20%を超えていましたが、今日は反落しました。

投資も人生も、簡単に、自分の思い通りいけばいいのですが、そうなかなか上手くいかないものです。

ニュースや市場の動きに熱くなりすぎず、日常生活に支障をきたさぬ範囲で、また、日々当たり前に変わる株価の動きや市場の変化を楽しめる範囲で、

無理なく投資を続けていくことが、楽しい豊かな人生を過ごしたり、最終的に資産を築いたりするコツの一つだと思います。

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Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
【Nasdaqは反落】PPI→米インフレは鈍化基調に?米労働市場は未だ堅調【米国株投資を成功させるコツとは?】

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