【米国株】中立目線でインフレ動向をウォッチ!(週間展望)

投資まとめ

先週は株価には重しがありましたが、特にテック系と小型株が堅調な動きを示して、ダウ以外の指数は上昇していました。また経済指標もISM非製造業景気指数と雇用統計がポジティブなサプライズ数値になっています。債券市場はインフレ懸念を明確に織り込みました。

 

そんな中で今週の展望です。

 

先週の詳細な振り返りはこちらのブログをどうぞ!

www.momiage.work

 

では米国株投資家もみあげの「【米国株】中立目線でインフレ動向をウォッチ!(週間展望))」をお楽しみください! 

 

*投資判断はあくまで自己責任で 

先週の各指数

今週はダウ以外は全指数が上昇です。特にナスダックとラッセルが好調です。ラッセルはグロースがパンプされる局面が多くて上昇に大きく寄与していました。金曜日にはMEME株祭りがあったように、個人投資家達が群がってるイメージです。

ナスダックは自社株買いがやっぱり強かったイメージがあります。落ちても押し目買いが入るので非常に底堅く見えて、下落は限定的でした。

逆にバリュー株はエネルギー含めて利上げ懸念に素直に反応したイメージですね。

 

先週の各指標

参考までに各指標をまとめておきました。

 

米国市場状況(8月5日まで)

8月5日までヒートマップ

 

セクターを見ていくと、エネルギーが原油価格の急落で大きく売られています。需給バランス的に、供給が大きくなりバックワーデーションの乖離がほとんどなくなってしまって下落トレンドだからだと思います。

 

ハイテクは相変わらず自社株買いとシステム買いが入っていて、下落しても押し目買いがあり今週も好調を維持していました。

 

他はバリュー系が調子が悪く、テック系が調子がいいといった風に区分けがされてきています。ただトレンドといってもそこまで明確ではなく個別では好不調がでてるので、そこ辺りはバリュエーションの調整程度と把握しておいた方がいい気がしますね。


https://finviz.com/map.ashx?t=sec&st=w1

 


先週

今週の決算スケジュール

月曜日オープン前 PLTR
   クローズ後 UPST,BLNK
火曜日 オープン前 
               クローズ後 COIN,RBLX,TTD,PLUG,U
水曜日オープン前 JMIA
             クローズ後 DIS
木曜日オープン前 VERU
             クローズ後 RIVN
金曜日オープン前 

 

経済指標

入札)
8月9日火曜 3年債入札NY時間13時 シカゴ12時 日本2時
8月10日水曜 10年債入札NY時間13時 シカゴ12時 日本2時
8月11日木曜 30年債入札NY時間13時 シカゴ12時 日本2時

 

経済指標)
8月10日水曜 CPI  NY8時半 シカゴ7時半 日本21時半
8月11日木曜 PPI  NY8時半 シカゴ7時半 日本21時半
8月12日金曜 ミシガン大学消費者信頼感指数 NY10時 シカゴ9時 日本23時
→経済指標はすべてインフレに直接関連する数字だらけです。CPIだけでなく、PPIやミシガンもマーケットに影響を与えると思います。先週動いた債券市場の動きが正確だった場合は、株価は大きく下げるリスクも頭

 

インフレ指数まとめです。

www.momiage.work

 

まとめ 

では「【米国株】中立目線でインフレ動向をウォッチ!(週間展望)」をまとめていきますね!*投資判断はあくまで自己責任で

 

今週は月曜日はイベントがありませんが、火曜日から怒涛の金利とインフレ関係のイベントが始まってきます。下がってほしい投資家、そしてこのまま底付けしてほしい投資家、様々な思惑が渦巻いてます。正直今週は上下どちらにいくかはわかりません。

 

ただこのタイミングで一番大切なのは自分自身の規律をもって中立目線で冷静に動向をウォッチしていくことだと思います。上下どちらにいっても動けるようにポジションをとることは忘れずにいたいですね。今週も頑張りましょう!

 

先週のコメントです。備忘録

先週は下記8つの要素が絡み合ったと思いますので、それが全て肯定され続けるかの確認が必要になると思います。強い上昇トレンドが継続するかは誰も予想ができないので、今週はじっくりと見ていくフェーズかと。

・VIXとVVIXの逆行(ダイバージョンで大きく動く前兆)
・ドル安が進む(ドル買いから株買いへの資金移動)
・行き過ぎた利上げ予想の反発(インフレピークアウトを強く想定)
・FOMCとパウエル議長の安心させすぎ内容(インフレは一時的といったことへの贖罪
・テック系の決算(悲観論が強かったのでマシな決算でも急騰)
・環境法案と半導体法案の続けての合意(政策の後押し)
・自社株買いとシステム買いの発動
・金曜日のパンプ相場

FOMOしたくなる状況ですが、特に個別株はじっくりとポジションを作ることを意識して動いていくほうがよさそうです。また急落が来るとビビり過ぎるのもよくないと思うので、今週は中立目線を大事にしたいと思います。

では皆さんの米国株投資による長期の資産形成を祈って!

 

 Keep your fingers crossed!(成功を勝ち取ろう)

 

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Source: ”もみあげ”の米国株投資-お金で幸せになる!-
【米国株】中立目線でインフレ動向をウォッチ!(週間展望)

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