【S&P500とNasdaqは3週連続の上昇】米労働市場は堅調!良い雇用統計と今後のFRBの動向は?【LYFT +16.6%】

投資まとめ

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【8月5日 米国株式市場】

ダウ     32,803 +0.23%    
S&P500    4,145 -0.16% 
ナスダック  12,657 -0.50% 

S&P500やNasdaqは下落。

好調な雇用統計の結果を受け、FRBが積極的な利上げを継続するとの見方が再燃。

テスラなどハイテク株が売られました。

週間では、S&P500が+0.4%。ナスダックが+2.2%となりました。

ラッセル2000は+0.81%と小型株は上昇。

VXUS(全世界株式除く米)は‐0.49%と小幅に下落。

米10年債利回りは2.827%。+0.151と上昇。

VIX指数は21.15。‐0.29と低下しました。

【為替・コモディティー】

ドル円  134.95 +1.58%
NY原油  89.01  +0.5%  
NY金   1,772  -0.89%

米国債利回りの上昇を受け、ドル円は135円付近に。

原油は3日ぶりに反発、週間ベースで約10%安となりました。

ビットコインは22,951ドル。+1.45%と上昇しました。

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【S&P500マップ】
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影響力の大きいテスラが6.6%のマイナスとなり、S&P500やナスダックなど各指数を押し下げました。

金融やエネルギーは上昇したものの、同じく影響力の大きいメタ₋2%やAmazon‐1.2%も重しとなりました。

【セクター】

エネルギー +2.04%
金融    +0.79%
素材    +0.36%
不動産   +0.32%
資本財   +0.21%
ヘルスケア ‐0.03%
生活必需品 ‐0.15%
情報技術  ‐0.24%
公益    ‐0.30%
通信    ‐0.88%
一般消費財 ‐1.66%

全11セクター中、5セクターが上昇。

今週、原油価格の下落により下げていたエネルギーが反発。ただ、週間では₋2.62%とマイナス。

逆に今週上昇していた一般消費財(週間+2.53%)や、情報技術(+3.53%)、通信(+1.73%)はやや売られて終えました。

【スタイルボックス】
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サイズ、スタイル別にみると、

大型グロースが下げる一方で、中・小型グロース株が上昇。

バリュー株も小幅に上昇しました。

【個別株】

〇Amazon ルンバを買収

Amazonはロボット掃除機「ルンバ」を製造する米アイロボットを約17億ドルで買収すると発表。スマート家電事業を強化する(ロイター)。

〇ビヨンド・ミート +21.89%

代替肉離れが目立つとして、通期目標を引き下げたビヨンドミートですが、その後一旦下げた後、急上昇しました。

〇リフト(LYFT)+16.62%

決算を発表。調整後営業利益が過去最高を達成。調整後EPSは₊0.13ドルと予想‐0.03を上回り、売上高も前年同期比+30%でアナリスト予測とほぼ一致しました。

一方、第3・四半期については、高インフレや保険コスト高などが利益率を圧迫するとの見方を示しています

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【雇用統計】

〇非農業部門雇用者数

結果 52.8万人 予想 24.9万人 前回 39.8万人

〇失業率

結果 3.5% 予想 3.6% 前回 3.6%

非農業部門雇用者数は予想大幅に上回る伸びとなりました。2月以来の大幅増で、19カ月連続での雇用拡大となりました。失業率も低い水準で米労働市場の堅調さが伺える内容となりました。

6月末の求人数は1070万人、求人倍率は1.8倍で引き続きタイト。

平均時給も前月比+0.5%と市場予想の+0.3%。6月の+0.4%を予想を上回りました。前年同月比では5.2%増。ただ、賃金の上昇はインフレ圧力となりますから、懸念材料の一つでもあります。

堅調な労働市場は、景気後退の懸念を後退させるとともに、FRBがインフレとの戦いをより積極的に進めていく根拠にもなりえます。

株式市場の反応は、昨日書いたように、「良い内容→FRBがより積極的に利上げを行うのではとの懸念が再浮上→株価は下げる」というよくある流れとなりました。

雇用統計の発表を受け、短期金融市場では、9月のFOMCでの0.75%の利上げの確率は約70%と、統計発表前の約40%から急上昇しました。

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【まとめ】

今日は小幅に下げて終えた米国株式市場ですが、S&P500とNasdaqは週間ベースで3週連続の上昇となりました。

7月の雇用統計は予想を上回る良い結果となり、米労働市場が引き続き堅調であることが示されました。

これはリセッションの懸念を後退させるとともに、FRBにとってはより積極的な引き締めを行う根拠の一つともなりえます。

また、低い失業率は、11月の中間選挙を前に支持率が低迷するバイデン大統領にとって朗報となります。

FRB関連では、10日に発表される米消費者物価指数(CPI)が注目されています。

個人的には、前回の発表以降ガソリン価格等は低下していますから、前回ほどひどい内容にはならないのではとも思います。

【感想】

経済指標の発表一つで9月の利上げが0.5%か0.75%かと大きく揺れている市場ですが、

9月のFOMCが近くなれば、またパウエル議長や他のメンバーが匂わせして、市場にメッセージを送り対話を計ろうとすると思いますし、

現段階で一喜一憂しても、今後の動向次第でどうにでも変わり得ることですから、あまり今から力まず平常心でいくことが大切だと思います。

第2Qの決算シーズンが終盤となり、米国の投資家の関心はFRBの利上げへと傾きはじめました。

3週間上昇したとはいえ、米国のインフレと景気後退、ウクライナ情勢や中国などまだまだ不確実性の高い状態が続いています。

FRBの動向を気にしてどうこうしても始まらないので。

長期投資家の方は長期的な視点を維持しつつ、各々のとれるリスクの範囲内で、いつも通りの投資を続けていきましょう。

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Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
【S&P500とNasdaqは3週連続の上昇】米労働市場は堅調!良い雇用統計と今後のFRBの動向は?【LYFT +16.6%】

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