【S&P500の99%の銘柄が上昇!】BOAの調査『投資家は完全降伏』ファンドマネージャーはリスク回避か?【7月19日のまとめ】

投資まとめ

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【7月19日 米国株式市場】

ダウ    31,827 +2.43%   
S&P500     3,936 +2.76% 
ナスダック 11,713 +3.11% 

米主要株価3指数は反発。

堅調な企業決算を背景に株価が上昇。

S&P500の99%の銘柄が上昇しました。

ラッセル2000も+3.50%と小型株も大きく反発しました。

VXUS(全世界株式除く米)も+2.37%と上昇。

米10年債利回りは3.026%。+0.066と上昇。

VIX指数は24.50。‐3.16%と低下しました。

【為替・コモディティー】

ドル円  138.21 +0.07%  
NY原油   103.80 +1.17%  
NY金   1,710  +0.08%   

ドル円は138円台前半。原油は3日続伸。

金価格は約1年ぶりの安値近辺となっています。

ビットコインは23,302ドル。+3.83%と上昇。仮想通貨関連株も続伸しました。

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【S&P500マップ】

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【セクター】

通信    +3.63%
資本財   +3.58%
エネルギー +3.16%
素材    +3.11%
一般消費財 +3.09%
金融    +3.07%
情報技術  +3.07%
不動産   +2.84%
ヘルスケア +1.80%
生活必需品 +1.08%
公益    +0.68%

全11セクターが上昇。

通信、資本財、素材、エネルギー、情報技術など、

7セクターが+3%と大きく反発しました。

【スタイルボックス】

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全てのサイズとスタイルが上昇。

特にグロース株や小型株が₊3%以上と大きく上昇しました。

【個別株】

ネットフリックス(NFLX)+5.61% 時間外で7%以上上昇。

引け後に決算を発表。売上高は予想を下回りましたが、EPSは予想を上回り、有料会員数も予想の200万人減に対し、97万人減にとどまったため、時間外で株価は大きく上昇しています。

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なお、米国株の時間外取引は、主要ネット証券ではマネックス証券のみで可能となっています。

翌営業日を待たずに、このような動きに対応したい方は「マネックス証券」での取引をお勧めします。

ジョンソン&ジョンソン(JNJ)‐1.45%

決算を発表。EPSや売上高は予想を上回りましたが、通期の見通しを下方修正。やや株は売られました。

エクソンモービル(XOM)+2.52%

アナリストが投資判断を「買い」に引き上げ。

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【BOA 投資家は完全降伏】

バンク・オブ・アメリカの7月の月次調査によると、(調査先の運用額は計7200億ドル、運用者259人)

調査したファンドマネジャーらの世界の経済成長と企業収益の見通しが過去最低水準に落ち込みました。

株式への配分はリーマンショック時の2008年世界金融危機以来の水準まで落ちこみ、

現金の保有率は6%を超え、過去20年超で最も高い水準となりました。マネーマーケットファンド(MMF)への配分も01年以来の高水準となっています。

58%のファンドマネジャーが通常より低いリスクを取っていると回答しています。
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出典 ブルームバーグ

バンクオブアメリカは「投資家の極めて悲観的な見方」「完全降伏」と表現しています。

景気後退への懸念は2020年5月以来の水準。調査対象の3/4は今後1年でインフレ率が鈍化するとの見通しを示し、債券利回りの上昇を予想しませんでした。

回答者の半数は企業が資本支出や株主への現金還元を増やすより、バランスシートの強化を望むとした。

地域別ではユーロ圏と日本について投資家は最も弱気となりました。

バンクオブアメリカのストラテジストらによれば、同社独自のブル・ベア指標は「最大の弱気」を示しており、目先の反発の兆候である可能性もあるとのこと。

これらの結果を受けて、バーゲンハンターが出動するかもしれません。

逆張り投資家や資産形成期の投資家であれば、市場やファンドマネージャーの総悲観は買いのチャンスと考えることもできます。

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【まとめと感想】

ウォール街では第2Qの決算に注目が集まっていましたが、予想を上回る企業決算が続いたことを受け、株価は上昇。

高インフレが企業収益を圧迫すると懸念に一定の安心感が広がり、昨日売られたアップルやハイテク株、銀行株なども買い戻されました。

第2Qの決算は、元々低めの予想で、弱い内容は既にある程度織り込まれているため、そこそこ普通の結果を出せば、逆に株価が上昇する可能性があります。

今、私達が楽しんでいるのは、ちょっとした救済ラリーともいえるでしょう。

ただし、油断は禁物です。

もし、業績が持ちこたえ、予想より上振れすれば市場の大きな支えになる一方で、もし多くのCEOが今後の問題を警告するようなことがあれば、再び暴落する可能性もあります。

また、金利上昇とインフレ懸念で今年に入ってからS&P500は約20%下落しており、S&P500は直近11週中週ベースで10週下落しており、ボラティリティが高い相場が続いています。

インフレと景気後退、そして企業業績。この三者の綱引きの、最終的な結果がわかるのはおそらくまだ先のことになります。

そろそろ底打ちではとの意見もちらほら聞かれますが、そこはわかりません。(底だけに)

今週木曜日には、欧州中央銀行が高インフレを抑えるために11年ぶりに利上げを実施すると予想されています。
 
まだまだボラティリティが高い相場が続くと思われますが、あまり未来を決めつけすぎずに、また日々の株価にあまり一喜一憂せずに、淡々と投資を続けていきましょう。

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Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
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