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【良レポート】
7月14日のニッセイ基礎研究所の前山裕亮氏の著した
「米国株式、4つのシナリオ」というレポートが面白かったので紹介します。
「https://www.nli-research.co.jp/report/detail/id=71796?pno=1&site=nli」
【結論】
同レポートでは、米国株式市場を以下のように分析しています。
〇米国株式市場は、6月以降インフレの早期収束が後退したことから下落。
〇景気後退が懸念されているが、株価にはそのことが充分織り込まれていない様子。
〇大きく分けて4つのシナリオが考えられるが、不確定要素も多いため、引き続き経済指標(特に物価関連指標)に右往左往する展開が続く。
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【米国株式市場の現状】
同レポートでは、4つのシナリオの前に米国株式市場の現状を分析しています。
「①インフレの早期収束期待が後退し下落」はそのままなので割愛。
「②景気後退を十分に織り込んでいない」については以下のように解説しています。
ただ、予想益回り(予想PERの逆数)から米長期金利を引いた米国株式のリスク・プレミアム(青線)をみると3%台前半にあり、依然として低水準で、
足元の3%前後の長期金利の水準を考慮すると、株価は決して割安な水準とはいえないことが分かる。と解説してます。
【4つのシナリオ】
この現状を踏まえた上で、「インフレの収束or長期化」「景気の堅調or後退」それぞれのケースごとにS&P500指数の目安を同記事では解説しています。
なお、企業業績としてのEPSを景気堅調の場合は240-245ポイント、景気後退の場合は225-235ポイントとして算出
この図いいですよね。
参照「https://www.nli-research.co.jp/report/detail/id=71796?pno=2&site=nli」
S&P500は3,300~3,800ポイント程度
③ 「インフレ収束、景気後退」シナリオ
現時点でのメインシナリオとのこと。S&P500は3,000~3,500ポイント程度。現状から10~20%ほど下げる予想ですね。
④「インフレ長期化、景気後退」シナリオ
S&P500は2,600~3,200ポイント程度。
6月上旬までは①がメインシナリオでしたが、6月中旬以降は③がメインシナリオとなっており、④については現時点ではあくまでリスクシナリオといった感じだそうです。
各シナリオの詳しい解説は是非本編をご覧ください。
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【まとめ】
この記事の著者、前山裕亮氏は
いずれにしても米国株式については楽観視できる状況ではなく、改めて現状の保有資産でリスクを取り過ぎてないかどうかについて、今一度、ご自身で確認することをおすすめする。
としています。これは本当に基本中の基本で、自身の取れる範囲の中で投資をすることが大切だと思います。
ただ、過去振り返ると景気後退局面が絶好の投資タイミングだったということもよくある。そのため、長期投資の場合は粛々と積立投資する、もしくは大きく下落したタイミングで追加投資してみることも一つだろう。
また、景気後退局面が絶好の投資機会となる可能性にふれ、
積立投資の継続や余裕がある方は追加投資をしてみるのも一つと提案しています。
本当にその通りだと思います。
私は4つのシナリオどのシナリオが起ころうともいつもどおり淡々とインデックスファンドに投資を続けていきたいと思います。
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Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
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