今日は直近で最もボラが高かったと思います。3指数とも一旦同じくらいまで下落するのですが(約-2%)、そこから特にナスダックが大きく急騰してナスダックだけプラスで終わっています。
この状態になった理由と他の注目ニュースもまとめていきます。
米国株投資家もみあげ「ボラ高く安定感欠くマーケット!ナス強ダウ弱相場の理由」をお楽しみください!
*投資判断はあくまで自己責任で
マーケット総括
マーケット総括は下記ツイートとサマリーシートをご覧ください。
米国株まとめ7月14日
今日の感想:上下へのバランス感大事なボラ局面だなー
ダウ -0.46%
ナス +0.03%
SP500 -0.30%
ラッセル -1.07%マーケット総括:オプションが猛威・テックと半導体強い
強セクター:テック・半導体・生活
バリューvsグロース:グロース
*質問OK pic.twitter.com/02fgO6dN4L— もみあげ🇺🇸 米国株投資 (@momiage0088) 2022年7月14日
注目ニュース
PPI
PPIが予想を上回っています。よってインフレが継続という風にもとらえられるのですが、注目ポイントとしては黒線の8.2という数字だと思います。エネルギーもそうなのですが食品関係も下落傾向にあるということ。
おそらくこれらの数字が今日COSTやWMTなどスーパーの株価を上昇させたきっかけになると思います。(コスト減で価格転嫁がうまくいってる可能性)
ウォラー理事の75BPS支持
ウォラー理事の今日の発言ですが基本的には75bpsを支持するということです。ただし100bpsのことも頭には入れていると。今週末からFEDメンバーのブラックアウト期間に入るので、最後のほうで75bpsが基本路線と改めて強調してきた形になります。
JPM決算
JPMの決算が発表されています。
EPS: $2.76vs$2.91
売上高: $30.72B(+1%)vs$31.95B
これによって結果的に-3.5%となっています。
また貸倒引当金: $428M積み増しして、更に自社株買いも一旦停止です。
それに対して台湾セミコンダクター(TSM)は下記の決算で+3%
EPS: $1.55vs$1.50
売上高: $18.16B(+37%)vs$17.58B
Q3ガイダンス
売上高: $19.8~20.6Bvs$18.48B
結果とガイダンスともクリアです。
今日の傾向ですが、JPMの決算もあってシクリカルが売られて、半導体が引っ張ったナスダックが上昇という構図が出来上がったと思います。
まとめ
それでは本日の「ボラ高く安定感欠くマーケット!ナス強ダウ弱相場の理由」を纏めていきたいと思います。
今日は終わってみれば、オープン前は急落も覚悟されたのですが、まだ底堅い部分もある。そしてセクターの代表的な決算によって、ナスダック買いのダウ売り(シクリカル売り)という傾向がもろにでた。という形になったと思います。
また場中はオプションでのボラティリティが強まった傾向もでています。イベントが少ない日はこういった傾向が出やすいかもしれないです。
そして明日はミシガン・小売売上高・オプション清算日です。イベントがかなり複雑に絡んでくるので、ボラが激しくなることも覚悟したいですね。
*投資判断はあくまで自己責任で
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ボラ高く安定感欠くマーケット!ナスダック強くダウ弱い理由