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【7月13日 米国株式市場】
ダウ 30,772 ‐0.67%
S&P500 3,801 -0.45%
ナスダック 11,247 -0.15%
米主要株価3指数は小幅に下落。
ラッセル2000は‐0.12%と小幅に下落。
VXUS(全世界株式除く米)も‐0.12%と小幅に下落しました。
米10年債利回りは2.935%。‐0.023と下落。
VIX指数は26.82。‐0.47と低下しました。
【為替・コモディティー】
ドル円 137.33 +0.34%
NY原油 96.40 +0.58%
NY金 1,716 ‐0.39%
ドル円は137円台前半。原油はやや反発しました。
ビットコインは19,743ドル。+2.33%と上昇しました。
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【S&P500マップ】
【セクター】
一般消費財 +0.86%
生活必需品 +0.01%
エネルギー ‐0.13%
情報技術 ‐0.22%
公益 ‐0.44%
素材 ‐0.55%
不動産 ‐0.55%
金融 ‐0.92%
ヘルスケア ‐0.94%
通信 ‐1.07%
資本財 ‐1.20%
一般消費財と生活必需品が上昇。
その他8セクターが下落しました。
【スタイルボックス】
全てのサイズとスタイルが小幅に下落。
バリュー株がやや大きく下げました。
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【6月の米CPI(消費者物価指数)】
〇前年比
総合 9.1% 予想 8.8% 5月 8.6%
コア 5.9% 予想 5.7% 5月 6.0%
〇前月比
総合 1.3% 予想 1.1% 5月 0.6%
コア 0.7% 予想 0.5% 5月 1.0%
6月の米CPIは予想を上回り、インフレが加速していることを示唆する内容となりました。
エネルギー関連の上昇が目立つ中、FRBがより重要視するエネルギーと食品を除くコア指数は、予想を上回り、高い水準ながらも、前月よりも鈍化の兆しも見られます。
ただ、市場では、コア指数の上昇のスピードやこれだけ強く上昇しているとFRBも無視できないという懸念も広がっています。
ウェルズ・ファーゴのアナリストは、CPIの上ブレは主にコアインフレの強さに起因しており、7月の75bpを上回る利上げの追い風になったとしています。
【短期金融市場の動き】
市場予想を上回る6月米消費者物価指数(CPI)を受け、FF金利先物市場が織り込む、7月のFOMC」での1.0%の利上げ確率が上昇しました。
CPIの発表までは0.2%でしたが、発表後には一時33%まで上昇、その後28%となりました。ただ、やはり0.75%の利上げを見込む市場参加者が大部分で72%となっています。
FF金利先物市場が織り込む年末の水準はCPI発表直前の3.41%から3.6%と上昇。
CMEグループのFF金利先物の分析によると、次回のFOMCで100bpの利上げが決定される確率は80%以上とのことで、CPI発表前の約11%から上昇しました。
【FRB ベージュブックを公開】
FRBは13日にベージュブックを公開。米経済が5月半ばから7月半ばにかけ、控えめなペースで拡大したという認識を示しました。ロイター
米アトランタ地区連銀のボスティック総裁は、CPIが予想を上回ったことを受けて、7月のFOMCで、1%の利上げを検討する可能性があるとの見方を示した。
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【まとめ 感想】
今回の数値は金曜日の米雇用統計の強さと伴に、FRBの積極利上げを正当化する内容となりました。
株式市場はCPIの発表直後大きく下げましたが、その後持ち直し、小幅なマイナスで終えました。
米CPIは前月比ベースではエネルギー価格の大幅上昇が全体の伸びの約半分を占めていました。
ガソリン価格は前月比11.2%上昇し、前年同月比では60%上昇しています。
ただ、バイデン大統領が「今日の米CPIは古いデータで、ガソリン価格はこの30日間下落している」と指摘しているように、その後ガソリン価格は低下しており、7月分の米CPIでは伸びが鈍化する可能性があります。
個別株では、デルタ航空が取引開始前に決算を発表。1株利益は公言通り黒字を回復したものの予想には届かず‐4.47%となりました。コスト増が旅行需要増を打ち消したようです。
今後、米国企業の第2Qの決算や7月のFOMCなどイベントが続きます。内容によっては株価が大きく上下するかもしれません。
長期投資家の方は、日々の株価の動きやニュースに一喜一憂することなく、冷静に淡々と投資を続けていきましょう。
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Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
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