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【株式市場の下落】
S&P500は年初から7月13日現在までに、ドルベースで19.4%ほど下落しました。
円ベースでみると、為替の影響によって相殺され、‐4.85%ほどの下落にとどまっています。
『参考』eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の年初来チャート
とはいえ、株価の下落に対し、不安を感じたり、不快感を感じている方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、市場の低迷や金利の上昇は悪いことばかりではありません。
【ピンチはチャンス】
市場のバリュエーションが下がるということは、将来の期待リターンが高くなることを意味します。
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【バンガードのシミュレーション】
このような話を裏付けるかのように、先日米バンガードはVCMMという独自のモデルのモンテカルロシミュレーション(当ブログでは恒例ですね)を用いて、各資産クラスの投資結果について10,000回のシミュレーションを行いました。
今回シミュレーションに使われたポートフォリオは、全世界の株式と債券に分散投資をしたオーソドックスなものとなっています。
その結果は以下の通りとなりました。
【全世界の株式と債券に投資をした場合の期待リターンの変化】
薄緑が2021年末、濃い緑が2022年5月31日時点のシミュレーション。
シミュレーションの下限値(5パーセンタイル)~上限値(95パーセンタイル)
各ポートフォリオとも、昨年末よりも5月末時点の方が、向こう30年間の期待リターンが高くなっています(年率・ドルベース)。
60/40の中央値をみると、約5%から約6%に1%ほどリターンが改善されていますね。
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【まとめとポイント】
もちろん、バンガード自身が述べているように、これは将来を保証するものでもありませんし、シミュレーションの結果は、使用するたびに、また時間の経過とともに変化する可能性があります。
しかしながら、資産形成期の投資家にとって、株式市場が長期的に低迷することは悪いことばかりではありません。
市場予測は当たることもありますが、外れることもあります。運の要素も強く、努力したからといって予測の精度が大きく改善できるとも限りません。
また、予想を当てたからと言ってそれに見合うだけの見返りを十分に得られるかというとそうでもありません(過去記事参照)。
しかし、投資に回すお金を毎月1000円でも1万円でも増やすことは、確実に資産形成を加速させますし、自身の努力次第である程度のところまでは、確実に改善が可能です。
自身の資源(時間・体力・労力・脳のリソースなど)には限りがありますから、どうせ努力するのであれば、効率的に努力することが大切です。
株価の低迷期こそ、入金額の向上といった努力の成果が最も効果を発揮する時期。
努力や株価の下落や低迷すらも、チャンスや人生の楽しみに変えつつ、素敵な人生を歩いていきましょう。
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Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
株式と債券の今後の長期的な期待リターンは改善!「バンガードのシミュレーション」