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【バークシャーの株主総会】
「市場はたまにおかしなことをするが、おかげでバークシャーにもチャンスが巡ってくる」
バークシャー・ハサウェイの株主総会にて、
相変わらずバフェット&マンガーがビットコインを、
ディスっている様子がCNBCでは、報じられていました。
マンガーの口の悪さは相変わらずですが、
最後に、自身の言ったことも「今言ったこと(仮想通貨の悪口)は、マンガーの発言だと覚えておいてください」と、マンガーのせいにしようとするバフェットのユーモアにも笑いました。
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【バンガード・CEOの発言】
4月には、バンガードのCEO、ティム・バックリー氏は、
視聴者からの仮想通貨への質問に対し、こんな回答をしていました。
How do we view meme stocks and cryptocurrency?
(前略)
企業には収益がありますから、企業の将来の収益に対していくら支払っているのか、それが妥当なのかどうか、過去のレートや今後の収益の推移を見ればわかります。
しかし、暗号資産にはそれがありません。暗号資産は単なる需要と供給の市場なのです。
そして、需要が供給を上回っている限り、あなたは素晴らしいリターンを得ることができます。
これが十分、公平に見えますか?
(なお。別の動画では手数料やコストの高さを指摘していました)
でも、あなたはそれに依存することになります。
収益が上がるかどうかではなく、需要が供給を上回るかどうかにかかっているわけです。
規制が入るかもしれないし、仮想通貨の価格が熱を帯び始めるかもしれない。
地政学的な緊張を心配する人が10%いてもいいし、インフレを心配する人が38%いてもいい。インフレを心配する人は38%でしたっけ?
インフレの見通しなど。これらすべてが暗号通貨の価格を変えます。
そうすると、非常に不安定な動きになります。
このように、非常に人気があり、ボラティリティが高いETFですが、一般的なバンガードのポートフォリオに組み入れる理由はないでしょう。
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【仮想通貨・暗号資産は必要か?】
一言でまとめると、
バフェット、マンガー、バンガードCEOティム・バックリーは、
暗号資産いらないという意見のようです。
私自身はよくわからないので、仮想通貨・暗号資産などに投資をしていませんし、今後も投資をする予定はありません。
ですが、私の友人には投資をしている人も、ビットコインに投資をして儲かった人もいます。投機的な感じで少額投資をしたりする人の考えもよくわかります。
投資している人を否定する気は何もありません。
私の同じく尊敬するピーターティール等は仮想通貨賛成派ですし。そこは各々の資産を投じるわけですし、各々の判断で良いと思います。
【他人にリスクを背負わせて、自分は儲ける賢い人に乗せられるな】
ただ、少し前を振り返ってみれば、
以前「サクソバンク証券に口座を開設してARKKを買え」といって、アフリエイトに誘導するインフルエンサーが流行しましたが、
その後、サクソバンク証券とARKKはどうなったでしょう?
最近はほとんど話を聞かなくなりましたね。
ビットコインや仮想通貨に関しても、口座開設を促したり、情報を発信することによって儲けてた層と、それにのせられて今回の下落に巻き込まれた層が一定数いるかと思います。
リスクを他人に背負わせて自分はしっかり儲ける姿勢 お見事なのじゃ(皮肉です)
そういう『賢い層』とそれに脳死でのせられている層を見るとなんだかなあとも思います。
【流行や市場サイクルの変化をどうするか】
流行やトレンド、市場環境は変化するものだとつくづく思います。
以前紹介したように、保守的なPFが市場をアウトパフォーマンスする時期もあるわけですしね。
長期的に投資をする方は、今度も何度も経験することになるであろう市場サイクルの変化にどう対応するかが重要だと思います。
機動的に上手くトレンドを捉え、乗り換え続けるという戦略もあると思いますが、私は東京駅の乗り換えにすら苦労してしまうため、市場でサーフィンすることなく、予め株式市場を丸抱えし、よく分散されたPFを用いて、低コストで市場サイクルの変化に対応していきたいと思います。
また、株式市場の低迷には予めリスク許容度の範囲内で資産配分を行うこと、及び人的資本や他の収入源を用いて対応していけたらな(逆にチャンスに変えられたらな)と思っています。
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【失敗を避けることも大切な戦略】
今後どんな流行や話題の投資対象が登場するかわかりませんし、
仮想通貨が今後どうなるかはわかりません。
一方で、賢者は他人の失敗や歴史に学ぶとも言います。
少なくとも、最初に儲けた人の経験談や情報を発信する事、商品を売ることで儲けている人の口車に乗せられ、流行の最後に飛び乗り、
結果、高値で掴み、環境の変化やブームの終わりによって暴落をくらう。
というのは過去様々な「投資対象」や「テーマ型投信」で何度も繰り返されてきたことですから。
儲けるチャンスを掴むのと同じかそれ以上に、そういう失敗や地雷を避ける。
というのも資産形成においては重要だと思います。
是非投資初心者の方やこれから投資を始める方は、そのことを忘れずに。
直近儲かってた商品ではなく、将来の期待リターンを考え、また儲ける事だけではなくリスクも考え投資判断をして頂ければなと思う今日この頃です。
株式投資家の方も仮想通貨に投資をしている方も、お互い成功できることを願っています。
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Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
【仮想通貨】バフェット・マンガー・バンガードCEO。ビットコインいらない。