【レバナス】なぜ、米国の大手運用会社はレバレッジ投資信託やETFを提供しないのか?【バンガード・ブラックロック】

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【米国のレバレッジ投信運用会社】

米国のレバレッジ投資信託の投信会社を純資産が多い順に並べてみると、

1位 ProFunds(含むProShares)
2位 Credit Suisse AG(含むVelocityShares)
3位 Direxion Funds
4位 Rydex Funds
5位 Microsectors(含むBMO Capital)

となっています。

【大手は避けている】

米国籍の投信やETFと言えば、バンガードやブラックロックの名前が真っ先に浮かぶと思います。

が、彼らの会社名はありません。

まあ、バンガードはレバレッジ嫌いそうなのでわかりますが(笑)

なかなか攻めるような商品を提案するブラックロックも、

追う立場にあり、あの手この手のおもしろい変化球的なETFを販売するステートストリートも、

QQQで有名なインベスコも、チャールズシュワプの名前もありません。

興味深いことに、米国ETF業界1~5位の運用会社はレバレッジETFや投信の販売を避けています。

なぜ、彼らがやろうと思えば簡単に販売できるのに販売しないのかを考えてみるのも、おもしろいかもしれません。

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【各社の見解】

〇バンガード

 バンガードは「(レバレッジ投信の)極めて短期の投機的性格は、当社顧客の多くが共有する長期投資の姿勢に合わない」としています。

バンガードらしく、多くの方が納得できるでしょう。

個人的に意外なのはブラックロックとステートストリートです。

両社は攻めるイメージがありますから。

〇ブラックロック

しかし、ブラックロックのローレンス・フィンクCEO は、

「ブラックロックはレバレッジドETFを決して手掛けないだろう。 構造上の問題があり、業界を破壊する恐れがある。 SEC が容認している理由が分からない。 監視すべきだ」

CNBCにて非常に力強く主張しています。

〇ステートストリート

米国初のETFを設計した一人、ステートストリートのジム・ロスは、

存続可能な長期投資商品ではなく、この様なETFをステートストリートが販売する事はない。 増幅されたリターンを提供する商品は一般の投資家には危険過ぎるだけだ」

と、ブルームバーグのインタビューで答えています。

〇フィデリティ

フィデリティは割と柔らかくも、厳しい指摘をしています。

タイミングとポジショニングが正しい場合、レバレッジ効果はメリットがあり、そうでない場合はポートフォリオの足かせになる可能性があります。したがって、市場の方向性とタイミングを正しく理解することが重要です。

レバレッジETFとインバース ETFはバイ・アンド・ホールド投資家や、レバレッジETFとインバース型ETFを毎日モニタリングと管理をするつもりが無い投資家に向けて作られたものではない。

リスクとリターンを理解し、毎日モニタリングと管理をするつもりである高度な投資家機関投資家向けである。

と述べています。安易に使うなというやつですね。

少なくとも私には市場の方向性とタイミングを正しく理解する力はありませんから、

フィデリティ的には使っちゃダメな投資家ということになるでしょう。

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【まとめと感想】

そんなに、個人投資家にとって素晴らしい商品なら、

もっともっと早くバンガードやブラックロックなど、

私達よりも遥かに、頭の良く、賢い人たちが運用する運用会社が、

競って販売し、宣伝しそうなものですが、

結局のところ、米国の大手運用会社はレバレッジ投資信託やETFを、

個人投資家に提供する事、長期投資に使う事には否定的なわけです。

個人的にはレバレッジは嫌いではありませんが、

人生にレバレッジをかけて、2倍、3倍と現物を買う方が好みです。

まあ、いろいろな考え方があると思います。

レバレッジも上手に使えば(LTCM)よい面もありますから使いたいという人もいるでしょうし、

難しい道を150キロで走行して事故を起こすリスクを高めるより、

制限速度を守り確実に目的地に着きたいという人もいるでしょう。

結局のところ、自分のリスク許容度に合った投資をし、

それぞれの目的地にたどり着くことが大切だと思います。

レバレッジが好きな方も、嫌いな方も、皆、

各々の目的地にたどり着けることを願っています。

お互い頑張っていきましょう(^_^)voo

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Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
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