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【例題】
突然ですが、日本語と論理的思考のクイズです。
とある日本食好きの外国人の方がいたとします。
その方は「日本料理は好きだが、刺身は生魚を食べるリスクが許容できないから無理だ」と言いました。
さて、これはこの方が日本食や魚料理全般を否定することに繋がるでしょうか?
なお、焼き魚や煮魚、天ぷらや納豆など、生魚以外の日本食は大好物とします。
答え。繋がりません
Twitterで出題しようかと思いましたが、
当たり前すぎて、つまらない問題なのでやめました。
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【とあるバズツイート】
今日とあるツイートがばずっていたので目に入りました。
独身さん、お久しぶりですね。
私の記憶が確かなら、はっきり言わない人は嫌いとのことだったので、今回ははっきり言いたいと思います。
レバナスを否定しても、そのまま指数投資全般を否定することには繋がりません。
この表現は、日本語的に、もしくは論理的におかしいと思います。
あまり気持ち良い切り返しとも言えません。
【レバナスはたくさんある商品の中の一つ】
前後のツイートがわからないから何とも言えませんが、指数はたくさんあります。アクティブな指数からパッシブな指数までいろいろです。
例えば、指数に投資をする投資家の中にはNasdaq100のような特定のセクターやファクターに偏った指数や、アクティブな指数を嫌う人がいます。
でも、市場全体に投資をするようなパッシブな指数は大好きなわけですから、それは「指数投資」そのものを否定しているわけでは決してありません。
指数投資をしている方の中でも、ナスダック以外の指数が好きという人もいるだろうし、レバレッジが嫌いという人もいるでしょう。
もしくは、今の金利上昇局面や市場環境、タイミングを考慮して、否定している人もいるかもしれない。
理由はいろいろ考えられるが、いずれでも「レバナス否定=指数投資否定」とはならない。
ここまではリクエスト通り、
気が進まないが私の考えをはっきり言わせて頂いた。
もし、厳しいすぎる点や気に障った点があれば許して欲しい。
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【レバナスを否定しているわけではありません】
さて、こういう話をすると、毎度毎度レバナスを否定するな。というご意見を伺います。
私はレバナスを否定していません。
私自身は①Nasdaq100を数あるアクティブな指数の一つと考えており、Nasdaq100そのものにそこまで魅力を感じないこと(特に金利上昇+インフレ環境下では)
②レバレッジを掛けるにしても違う手段を用いたいこと
などから「レバナス」に投資をするつもりはありません。
でも、それは私個人の考えであり、決して「レバナス」や「レバナスに投資をしている方」を否定しているわけではありません。
【レバナス民を救いたい】
むしろ、つい最近も理不尽なレバナス批判にツッコミをいれたところです(笑)。
過去記事。「厚切りジェイソンさん騒動の感想】くだらないことで騒ぐ力を自分のためにいかせばいいのに」
レバナスの批判の中には非合理的な批判もあり、(某週刊誌の記事など)
逆に私はそっちにもちゃんとツッコミいれ、レバナス民を擁護するような記事もたまに書いています。
(なぜ、そういう記事の方には反応してくれないんだい(T_T))
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【投資家の考えが違うのは当たり前】
そもそも、全ての投資家が全く同じ意見なんてことはまずあり得ない(というかそうだったらいろいろやばい)ので、
『考えの異なる投資家の存在=自分や戦略が否定されている』と捉えるのは違うと思います。
私自身はレバナスに投資しませんし、レバレッジ型投信という特性上、万人に積極的に勧めづらいと感じますが、
よく商品を理解したうえで、自身の投資目的や戦略に合うのであれば、自身のリスクの許容度の範囲内で、投資をしても全然いいと思います。
実際、私の仲の良い友人や知人、フォロワーや読者の皆様にもレバナスに投資をしている方は大勢見受けられます。
ですが、私は彼らを一切否定も批判もいなければ、愚かだとも思いません。
せっかくリスクを背負って投資をしているんだから、成功しろよ。とむしろ応援しています。
これはレバナスに限らず、アクティブに投資をする方など、みんなに言っています。
だって、周りの投資家がみんな損をするよりも、たくさんの方が儲けてお金持ちになった方が、景気や経済、税収などいろいろな面でメリットが大きいですから。
特に最近は岸〇リスクもありますから、なおさら個人投資家同士で争っている場合ではありません。
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【批判はされると辛いよな】
でも、実際、批判されると辛いですよね。
私もわかります。
レバナスを否定され憤っている〇―マンさんの心中もお察しします。
投資戦略に対しての、合理的な指摘や批判ならまだしも、
人格を否定されたり、いきなり知らない人から非合理的な理由で「嫌い」など言われると、
私も人間ですから辛いものがあります。
【最初期は批判されまくりでした】
私がS&P500に投資を始めた当時は、S&P500に連動する投信がなく、まだ、米国株も、米国株インデックス投資もメジャーではなかったため、
VOOへの集中投資は結構叩かれました。S&P500に投資をするだけの、こんなブログ続かないとも言われました。
その時点では、米国株の過去のリターンはイマイチでしたし、先進国や全世界の方が一般的でした。
米国株村でも、個別株投資が圧倒的に多く、私の他にもう1人しかS&P500一本の方はいませんでした。
時には、突然見ず知らずの他人に「あがるかどうかはっきり言え」なんて批判もされました。
しかし、VOOはそこから結果的に2倍以上となりました。ブログも続きましたし、未来はわからないと言い続けてきました。
ここに後悔はありません。
【これから始める方に優しい世界を】
ただ、正直これから投資やブログなどを始める方が、
同じような思いをして途中で心が折れたり、辛くなってしまわないか心配しています。
もっと他人に対して、優しく、思いやりのある環境でもいいのにと思います。
合理的かつ本当に強い意志があるのであれば周りの批判に負けないでください。
私は〇-マンさんも、これから新しく投資やブログを始める方も応援しています。
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【私からのアドバイス】
そんな批判され続けてきた私から、〇-サンにアドバイスがあります。
レバナス良さを主張するにしろ、批判に反論するにしろ、
合理的に、理にかなった意見でないと、
結局相手にエサを与えるだけになってしまいます。
これはレバナス投資家だけじゃなく、インデックスや他の投資家にも言えます。
インデックスが好きなあまり「インデックスは絶対儲かる。最強」といったり、
(そうとは限らない)
集中投資が好きなあまり「インデックス投資より集中投資の方がリターンが高い」と断言すると
(上手くいけばそうだが失敗すると下回る。また追加のリスクやコストや手間が正当化できるかも考慮すべきだ)
流石にそれはちょっと違うんじゃないかとなるでしょう。
すると、自分はその投資が大好きで宣伝しているつもりでも、結果的に(ごく一部の意見と分かっていても)かえって全体の印象を悪くしたりもしてしまいます。
もし、自身の投資戦略を本当に誇りたいのであれば、短絡的に強気で断言するようなツイートではなく、
合理的かつどんな指摘がくるのか、二次的三次的思考を回しながら発言したようがよいと思います。
そもそもTwitterというツールがこういう議論には向いていないのではとも思います(笑)
【最近のレバナス投資家レベル上がっている説】
最近のレバナス投資家の方は一時期に比べると、ちゃんとリスクや特性をわかって投資をしている方が増えてきたように思います。
それよりは、例えばレバナス投資家達は知識があり、十分に理解したうえでリスクをとっていると言われる方が全然嬉しいでしょう。
そのためにも最初のような非合理的なツイートは控えた方がいいでしょう。
できれば、今後も「正しい知識」を「仲良く」広めていって頂ければいいなと思います。
【感想を言うのは自由。ただし理論は変わらない】
少し話は分かりますが、最後に一つ。
ツイッターですから、個人の感情や主観に基づく意見も言っていいと思います。
ただ、そうであれば、これは「理屈や理論とは異なるが」とか、「根拠がないが」「理屈ではこうだが私の感情的に」といったいう点も、合わせてはっきりと言うとよりよいと思ます。
理屈をわかったうえで、かつ自分の感情と折り合いをつけて上手くやっているのであれば、周囲からとやかく言われる筋合いはありません。
ただ、理論的に明らかおかしいのに「これが理論的に正しい」と主張したり、
理に合わない個人の主観なのに「これが合理的で理に適っている→だからみんなもこれをやれ」というツイートは有害ですらあります。
そういうツイートをしている人の言うことを鵜呑みにしないように気をつけましょう。
SNSは、時に楽しさや新しい情報をもたらしてくれますが、
中には他人を傷つけることを気にもとめない方や、他人を騙したり、利用しようとする方もいます。
私も決してネットの使い方が上手い方ではありませんが、
それぞれが自身の人生と幸せのために、良い距離間でSNSやネットと付き合っていって頂ければと思います。
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Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
【新説】レバナスを否定すると、そのまま指数投資全般を否定する事に繋がる説【断固否定します】