【悲報】S&P500は3460まで下げる場面もあり得る?【シーゲル教授、ゴールドマンサックス、BOA、MS、ビルゲイツなどの予想のまとめ】

投資まとめ

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【S&P500は3460に】

最も声高な弱気派の1人、モルガン・スタンレーのチーフ米国株ストラテジスト、マイケル・ウィルソン氏が、S&P500指数が短期的に少なくとも3800に下落し、3460まで下げる場面もあり得るとの見通しを顧客に伝えた。とブルームバーグが報じました。

当たるかどうかはわかりませんが、

もし、仮に3460まで下げたとしても、コロナショック以前の水準よりは高く、コロナショック後の上昇相場途中の2020年10月くらいの値となるため、

「コロナショックの時に株を買っておけばよかった」「もっと早く投資を始めればよかった」という方を満足させるほどには下がらないということになります。少し残念ですね。

しかし、ウォール街で最も弱気な予想の一つでこれとは(笑)

あまり大したことありませんし、ネタとしての面白みにも欠けますね。

【各社予想を引き下げ中】

ブルームバーグが追跡したストラテジストのS&P500指数の年末目標の中央値は、4月中旬時点で4875でした。

今年1月4日の直近最高値が4,818.62でしたから、年初から小幅に上昇して2022年を終えるというのがウォール街の予想だったわけです。

しかし、その後、クレディ・スイス、ゴールドマンサックス、バンク・オブ・アメリカ、モルガン・スタンレー等は米国株が今年苦戦すると予想し始め、

年末のS&P500指数の予想の中央値は現在4000前後の水準まで低下しました。

ほんの3週間足らずで、年初から「ほぼ横ばい」という予想から「-17~18%」という予想にシフトするとは、ウォール街という所は本当に面白い所だと思います。

あまり目先の予想を鵜呑みにしすぎないということがよくわかる事例ですね。

【ビル・ゲイツ氏は景気減速の可能性を示唆】

余談ですが、ウイルスによるパンデミックを、膨大な知識に基づいた先見の明で予見していたビル・ゲイツ氏は、景気減速を巡って「弱気派」の主張を「強い説得力ある」として支持しています。

①パンデミックで既に政府の債務水準が非常に高く、サプライチェーンの問題があった。

②それに重なるようにウクライナでの戦争でコモディティー価格が高騰した

③インフレ抑制に向けて米国と英国、インドなどが既に利上げを開始しているが、これがゆくゆくは景気減速をもたらす。と話しています。

ゲイツ氏、景気減速巡る「弱気派」の主張支持-強い説得力ある
資産家ビル・ゲイツ氏は8日、世界的な景気減速を引き起こすほどの水準まで金利は上昇する可能性が高いとの見方を示した。ロシアのウクライナ侵攻や新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)の影響も景気鈍化の要因として挙げた。

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【各社の予想】

ゴールドマンはS&P500指数の年末予想を4700とし、経済が縮小すれば3600への下落もあり得るとしています。(それでも3600ですか)

なお、ゴールドマンは既に今年の年末予想を2度下方修正しています。

バンクオブアメリカは年内の目標を下方修正しなかったものの、株安の流れは続くといしています。

シーゲル教授は、NASDAQは弱気相場だが、25~30%が限度だろう。S&P500は20%が下限となるのを期待している。と述べています。

参考 ファイナンシャルポインターさん

S&P500の高値は1月4日の4,818.62。20%下落すると3,855。
NASDAQの高値は昨年11月22日の16,212.23。25~30%下落すると12,159-11,349くらいとしています。

米国企業の業績が良いことと、他に良い投資対象がないことも理由としてあげています。

どうでしょう。

悲観派、弱気派の方から見れば、S&P500インフレ、利上げ、景気後退、中国、ウクライナ、サプライチェーンの問題などを抱える中で、この程度の下落で済む予想とは、いささか拍子抜けしたのではないでしょうか。

既にS&P500は年初来で16%ほど下落していますから、だいぶ上記のような懸念は織り込まれてきているということなのかもしれません。

しかしながら、4月中旬~現在までの予想が大きく変わってきたように、また新たな材料がでれば大きく株価やその先の市場予測は大きく変化するかもしれません。

【今後について】

直近では、11日のCPIの発表に注目が集まっていますが、この結果次第では、株価や市場の空気は変わるかもしれないし、変わらないかもしれません。

その先のFRBメンバーの発言やFOMC、経済指標の発表や中国、ウクライナ情勢などで、またその変わった空気が加速したり、再逆転するかもしれません。

そのくらいボラティリティや不確実性が高く、予想が難しく、どうなるかわからないということです。

多くの市場参加者はほんのわずかなヒントを探したり、わずかなヒントを大げさにありがたがっているという状況なようにも感じます。

そもそもインフレも景気も、株式市場も人間の手で完全にコントロールすることは不可能です。

ですから、今こんなことになっているわけですし、実際、インフレがいつ収まったのか、景気がいつ減速したかなんてことは後になってからでないとまずわかりません。

個人的には、例えば、昨年末時点で、「市場は利上げを過小評価している、最終地点は3%台となる可能性もある」と書いたように、元々もっと悪いシナリオまで想定して、運用計画や資産配分を決め投資をしていましたから、特に心配はしていません。

むしろ、景気後退があったとしても、絶好の買い時くらいにかなり楽観的に捉えています。

まあ、いろいろな予想がありますが、あまり振り回されることなく、

自身のリスク許容度の範囲内で余裕のある投資を継続することが大切だと思います。

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Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
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