【悲報】S&P500とNasdaqは5週連続の下落。VOOは1年前の株価を下回る!S&P500投資家はどうすれば?【5月6日のまとめ】

投資まとめ

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【5月6日 米国株式市場】

ダウ    32,899 -0.30%
S&P500     4,123 -0.57%
ナスダック 12,144 -1.40%

米主要株価3指数は続落。

雇用統計を受けて、前日に続き荒い値動きとなりました。

S&P500は、2011年6月以来の5週連続の下落で、1年ぶりの安値となりました。

Nasdaqも5週連続で下落しています。

ラッセル2000は‐1.69%と下落。

VXUS(全世界株式除く米)も₋1.03%下げました。

米10年債利回りは3.140%。+0.072と上昇。

VIX指数は30.19。‐1.01とやや低下しています。

【為替・コモディティー】

ドル円  130.54 +0.32%
NY原油   110.63 +2.19%
NY金   1,886 +0.64%

ドル円は130ドル台。金はやや上昇。

原油は3営業日続伸。EUがロシア産原油の禁輸に動いたことで6週ぶりの高値となりました。

ビットコインは35,924ドル。‐1.68%と下げました。

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【S&P500マップ】

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アップルが+0.5%など一部例外もありましたが、

今日もグロース株を中心に幅広い銘柄が売られました。

【セクター】

エネルギー +2.91%
公益    +0.80%
生活必需品 ‐0.05%
ヘルスケア ‐0.29%
資本財   ‐0.65%
金融    ‐0.72%
情報技術  ‐0.79%
不動産   ‐1.02%
一般消費財 ‐1.30%
通信    ‐1.32%
素材    ‐1.37%

11セクター中9セクター下落。

原油価格の上昇を受けエネルギーが上昇。

公益セクターも上昇。他、生活必需品などディフェンシブなセクターは健闘しました。

【スタイルボックス】

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大型グロース株はプラス。

その他のスタイルやサイズは下げました。

特にグロース株が大きく下げています。

【個別株】

〇アンダーアーマー(UAA)‐23.79%

決算を発表。配送料や原材料コスト、インフレ圧力や為替等により利益の低下を見込んでると公表。株価は大きく下げました。

〇デジタル・ブランズ(DBGI)‐54.73%

1株0.25ドルで3740万株を発行する増資計画を発表。前日終値から約半値の発行価格となっています。

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【米雇用統計】

〇4月の非農業部門雇用者数

結果 42.8%万人 予想 39.1万人 前回 43.1万人

〇失業率

結果3.6% 予想3.5% 前回3.6%

非農業部門雇用者数は予想上回りました。失業率は前月と変わらず。労働市場は堅調だということが示唆されました。

平均時給は前月比+0.3%で予想を下回り、前月の+0.5%から伸びが鈍化。

この賃金上昇の持続的な鈍化傾向の始まりなのか、一時的な減速に過ぎないのかの判断は難しいところです。

賃金の伸びの鈍化は鈍化は、米労働者にとっては不本意でしょうが、投資家にとってはインフレ上昇圧力が弱まることを示唆するものともなります。

ブラックロックのグローバル債券部門最高投資責任者リック・リーダー氏は、企業の雇用が容易になっていることを示す調査結果や、高騰する雇用市場にたるみが生じている可能性を指摘。

雇用統計の発表後、米国債の利回りは上昇しました。

【米個人投資家、5日の下落局面で26億ドル資金投入】

調査会社バンダ・リサーチによると、個人投資家は5日に差し引き26億ドル相当の株式およびETFを取得。2014年1月のデータ集計開始以降最高額となりました。

SPY(S&P500ETF)やQQQ、アップルがなどが特に買われたとのこと。「ロイター

コロナショック等の株価の下落と回復を経験してきた個人投資家の間に、下落は買いというナラティブが生まれているのかもしれませんね。

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【まとめと感想】

S&P500は今日も荒い値動きで一時‐1.9%ほど下げましたが、最終的には‐0.63%のところまで戻して終えました。

FRBが景気後退を引き起こすことなく、高いインフレを克服することができるかどうか、市場は、今日の強い雇用統計を含めて、判断材料を探しています。

金利の上昇は、借入のコストを上げることで経済にブレーキをかけるだけでなく、多くの資産価格を下げる圧力にもなっています。

今のところ、金利上昇への期待は、特に高成長株や割高株を直撃しています。

BofAグローバルリサーチのチーフ投資ストラテジスト、マイケル・ハートネットのレポートによると、ナスダックのほぼ半数の銘柄が、最近52週目の高値から50%以上下落したとのこと。

【今週の振り返り】

4日のFOMCで、パウエル議長は、6月の0.75%ポイントの利上げを「積極的に検討していない」と発言。

既に0.75%の利上げを覚悟していた市場は歓喜の声を上げ、S&P500種指数は3%上昇し、ここ2年間で最高の上昇日となりました。しかし、その翌日、市場は冷静さを取り戻し、FRBとインフレとの闘いが今後も続くことを思い出しました。

木曜日のS&P500は、前日の上昇分をすべて失い、さらに少し下がり、コロナウイルスによる2020年初頭の暴落以来最悪の一日となりました。

ウェルズ・ファーゴ投資研究所のシニア・グローバル・マーケット・ストラテジスト、サミア・サマナ氏は、インフレを上昇させる要因の多くは2022年まで続く可能性があると指摘しています。

インフレや利上げ、景気後退の懸念が落ち着くまでは、毎月の経済指標の発表およびFOMCのたびに不安定な相場が続くかもしれません。

長期的にインデックスファンドに投資をしている方などは、一喜一憂せず、そういう時期もあるよねと右から左に受け流し、

各々の取れるリスクの範囲内で、資産配分や規律ある計画を維持しつつ、できるだけ長く資産を株式市場においておくことが大切だと思います。

【最近投資を始めた皆様へ】

もしかしたら、最近投資を始めた投資家の方の中には、5週間連続の下げをきついと感じている方もいるかもしれません。

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とはいえ、S&P500は約1年前の株価に戻っただけで、過去の暴落時はこれ以上下落することもざらにありました。

もし、今不安に感じている方は、市場が落ち着いた後で、自身のリスク許容度や資産配分を見直してみるのがいいと思います。

初心者の方や経験が少ない方に、始めから、完璧な資産配分を決めろと求めるのもの無理があるというもの(経験者でも難しい)

下落相場と上昇相場両方を経験しつつ、自分に合うよい塩梅や投資を見つけることが大切だと思います。

あまり不安がらずに、運用後期ではなく、初期にそういう学びを得られたことを逆に喜びましょう。

あどけない夢掲げた。痛みを知らない赤子が、揺れる心隠しながら、痛みを覚え、子供のように育っていく。

そうやって成長しながら、忍耐強く市場に資産を投じ続けて入れば、いつか閃光が輝く瞬間に立ち会えると思います。

【最後に】

長くなりましたが、私は特に気にすることなく、いつも通り人生を楽しみながら、規律ある投資を続けていきたいと思います。

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Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
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