QQQ(Nasdaq100)お前、いつの間にか変わっちまったな

投資まとめ

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【QQQのファクター分析】

〇QQQのファクター分析

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MSCI FaCSのファクター分析によると

QQQの主なリターンの源泉は、

モメンタムファクターへのオーバーウェイト(加重)であるということがわかります。

【モメンタムファクターも万能ではない】
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過去記事「http://etfsp500.com/archives/26400608.html」等で紹介しているように、

モメンタム戦略は、過去長期的には市場平均を上回るリターンを見せたものの、

最大-20%以上、期間にして60ヶ月(5年)以上、市場を下回る時期もありました。

長期的に市場をアンダーパフォーマンスしても、

「最終的に高いリターンが得られれば良い」というような覚悟・胆力があればいいのですが。

トレンドを追って、やっぱりバリュー、やっぱりグロースと、各戦略や投資対象が上昇した後で釣られて移動して、高値掴みを繰り返しては、

コストもかさみますし、ただ黙っていた時に比べ、結局リターンを押し下げてしまうという事にも繋がりかねません。

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と、いうことを昨年21年2月28日に書きました。

今日読者様の質問に答えるため、

久しぶりにQQQを見たらおもしろいことが起きていました。

最新のQQQのファクター分析の結果。

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なんと、QQQのリターンの大きな要因だった、モメンタムファクターがマイナスに転じているではありませんか。

クオリティーは相変わらずプラスで、収益性の高い企業が多いことがわかります。

しかし、今後の金利上昇を考えるとバリューファクターがマイナス=割高株が多いというもの一つの懸念となります。

また一番下の低ボラティリティーを見ると、以前は市場並みだったリスクがマイナスに(=ハイボラティリティー)に転じていることがわかります。

基本的には、ボラティリティの高い商品に長期でレバレッジをかけるのは悪手とされています。

トータルで見ると、ここ最近のQQQは、少なくとも一時期に比べて、もしくは市場平均に比べて、あまり魅力的ではないETFへと変わっているように思います。

もちろん、ファクター分析が全てではありませんし、トレンドやボラティリティは市場環境とともに変化しますが、

もし投資をするにしても、過去5年、10年の印象に惑わされることなく、今と将来を見て、投資判断をすることが大切だと思います。

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Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
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