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【米国株式市場に不安を感じている方へ】
【バフェットの言葉】
S&P500といえば、世界一の投資家ウォーレン・バフェット氏が投資するよう何度も勧めていることで知られています。
S&P500や米国株投資家であれば、バフェット氏の米国株に対する強気の見通しを何度か聞いたことはあるでしょう。
その一方で、バフェット氏は「潮が引いた時に誰が裸で泳いでいたかがわかる」など、株式市場の下落や低迷に備えることの大切さも度々説いています。
証券ポートフォリオの価値が50%下落した時に、窮地に立たされるようなら、
「市場で価格変動リスクに晒されている資産の割合」を減らす必要がある。
By ウォーレン・バフェット
例えば、この言葉は、特に初心者の方にとって、とても重要な名言だと思うのですが、
「S&P500に投資せよ」云々ほどは、残念ながら知られていないと思います。
「真の投資家は・・・」
もう一人伝説的な投資家として、
ベンジャミン・グレアムの名著「賢明なる投資家」から一説を引用したいと思います。
「真の投資家とは?」
真の投資家は持ち株を売らざるをえなくなることはほとんどなく、
現在の呼び値には常に無頓着である。
自分の帳簿に適した範囲で行動する必要はあるが
それ以上のことはしてはいけない。
根拠のない市場低迷で持ち株が目減りすると言って、
逃げ出したり、心配し過ぎたる投資家は、
逆に、自分の基本的な強みさえ弱みへと変えてしまっている。
そういう人は、保有株に全く市場価格がつかない方が、
他人の判断ミスのせいで精神的苦痛をこうむらずに済むので幸せだろう。
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【相場の戻し(プルバック)は避けられない】
「いつ」市場が大きく落ち込むか。どの程度低迷するか。
そのタイミングを、私達個人投資家は知りようもなければコントロールすることもできません。
グレアム自身は1929年の大恐慌とその後の相場を経験していますが、
米国株式市場はそれ以降も、何度も下降相場や陰気なムードに包まれました。
長期的には右肩あがりだった米国市場といえど、それは避けられません。
プルバックの間は、ディフェンシブ株でも、優良企業でも
割安で買った株式でも、VOOなどのインデックスファンドでも
たいていは市場につられて値が下がってしまいます。
(下落の幅は、大なり小なり差はありますが)
これは株式投資をしていれば避けられないことだと思います。
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【長期投資家なら】
今朝、2019年の過去記事に全く同じことを書いていて笑ったのですが、
今後10年~20年で「少なくとも」20%~40%の株価の下落はありえると、常に心に留めておくといいと思います。
次の下落がいつ起こるか、正確な時期や幅がわからない以上、
市場の予測を重要視するより市場は元々上下に行き来するのもと割り切って、
対策していく方が健全だと個人的には思います。
【具体的には】
〇市場予測やニュースに一喜一憂したり、慌て過ぎないようにする。
〇価格変動リスクに晒されている資産の割合が適切か再検討する(冷静な時期に)。
〇市場の下落はあるものと常に心構えし、それを織り込んだうえで投資や資産運用計画を建てる。
〇毎月の収入を増やしたり、支出をコントロールするなど確実にできることに注力する
〇株式市場に依存しない収入源を確保する
などの方法があります。
【フィデリティ証券の調査(2014年9月)】
フィデリティ証券の調査によると、
口座開設者のうち最高の利益をあげたのは、自分のポートフォリオをすっかり忘れている人だった。
投資家の多くは市場展望が、悲観的になったり不透明になったりすると売ってしまうのに対し、
市場の急落を無視したり、投資をすっかり忘れたりしている人は非常に良い結果を出していた。
とのことです。
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【まとめ】
日本の普通の一個人投資家にはありません。
【無理のない範囲で投資を続けていきましょう】
寒い中、震えながら無理に歩く必要はありません。
風邪をひいて途中で倒れては元も子もありません。
寒いのが苦手な人は十分に厚着をすることが大切です。
S&P500でも全世界株式でも
投資をしていれば、我慢が必要な時期は必ずあります。
自分が無理のない資産配分で投資を続ける事が重要です。
寒さの厳しい冬に、
鍋のおいしさやコタツの良さ、人の温かさが再確認できるように
心やお金に余裕があれば、
暴落や景気後退も、株価が安い時に効率的に保有数や口数を増やせると楽しむことができるでしょう。
もちろん、株式市場の外の人生に楽しみを見つけるのも、健全だと思います。
株式市場や冬の厳しさすら、自身の人生や資産形成に「(楽しみながら)利用する」くらいの気概と、余裕を持った投資をすることが大切だと思います。
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Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
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