【S&P500とNasdaqは下落】決算シーズンが本格化。ぞくぞくするような経済指標も続々【S&P500投資家はどうすれば?】

投資まとめ

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【4月15日 米国株式市場】

ダウ    34,451 -0.33%
S&P500     4,392 -1.21%
ナスダック 13,351 -2.14%

米主要株価3指数は下落。

米国債利回りが再び上昇に転じたことを受け、

ハイテク株を中心に戻り売りが加速しました。

ラッセル2000は‐0.99%と小型株も下落。

VXUS(全世界株式除く米)も‐0.66%と下げました。

米10年債利回りは2.828%。+0.139と上昇。

VIX指数は22.70。+0.88と上昇しました。

【為替・コモディティー】

ドル円  125.94 +0.29%
NY原油   106.45 +2.11%
NY金   1,972  -0.41%

原油価格は上昇。

一時94ドルを割った原油価格ですが、ここ1種間で10%以上上昇しています。

ビットコインは39,847ドル。‐3.16%と下落しました。

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【S&P500マップ】
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テクノロジー企業が下げを扇動。ナスダックやS&P500に大きな影響力を持つマイクロソフトは2.7%下落し、アップルは3%下落しました。

小売りや個人消費に依存する企業も下落。アマゾンは2.4%ほど下げました。

【セクター】

エネルギー +0.41%
公益    +0.00%
生活必需品 ‐0.04%
資本財   ‐0.10%
素材    ‐0.34%
ヘルスケア ‐0.46%
不動産   ‐0.58%
金融    ‐1.05%
一般消費財 ‐1.57%
通信    ‐1.82%
情報技術  ‐2.45%

全11セクター中、2セクターのみが上昇。

原油価格の上昇を受け、エネルギーが上がる一方、

一般消費財、通信、情報技術といった割高なセクターが売られました。

【スタイルボックス】

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全てのサイズ、スタイルが下げました。

バリュー株は小幅な下げでとどまる一方、

グロース株は大きく下落しました。

【個別株】

〇ツイッター(TWTR)‐1.68%

イーロン・マスク氏の1株54.2ドルの買収提案を受けて、同社は取締役会を開催。株価は一時48.5ドルに上昇するなど上下に動きました。

〇ナイキ(NKE)+4.68%

複数のアナリストから前向きなコメントが伝わり、株価が反応しました。

〇ウェルズ・ファーゴ(WFC)‐4.51%

決算を発表。EPSは予想を上回ったものの、営業収益などが予想を下回り売られました。

昨日はモルガンスタンレーやシティも決算を発表。

それぞれ株価はポディティブな反応を見せました。

〇モルガンスタンレー(MS)+0.69%
〇シテイ(C)+1.59%

米シティ、第1四半期46%減益 ロシア情勢巡り引当金積み増し

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【米新規失業保険申請件数】

〇米新規失業保険申請件数(4/9までの週)

結果 18.5万件 予想 17.0万件 前回 16.6万件

〇米失業保険継続受給者数(4/2までの週)

結果 147.5万人 予想 150.0万人 前回 152.3万人

新規失業保険申請件数は予想よりも増えましたが、以前低水準にあり、

引き続き労働市場の堅調さを示す内容となりました。

【3月の小売売上高(季節調整済み)】

前月比 +0.5% 予想 +0.6% 前月+0.8%増

主にガソリンと食料価格の上昇に押し上げられており、

ガソリンを除いた小売売上高0.3%減と、

インフレが高まる中、消費者が支出を控える兆候も見られました。

【3月の米輸入物価】

前月比 2.6% 予想 2.3% 2月 1.6%

上昇率は2011年4月以来、約11年ぶりの大きさとなりました。

ロシアのウクライナ侵攻により、原油や小麦、ひまわり油などが米輸入物価を押し上げています。

一方、輸出物価も3月に4.5%上昇し、1989年1月の集計開始後で最大の伸びとなりました。

【4月の米ミシガン大学、消費者信頼感指数(速報値)】

結果 65.7 予想 59 3月の速報値 59.4

4月の消費者信頼感指数(速報値)は65.7と、2011年以来の低水準だった3月確報値から上昇しました。

堅調な労働市場が、賃金の伸び見通しを押し上げた他、

ガソリン価格が最高値から下落したことを背景に、インフレが更にと加速するとの見方が後退しました。

【国際通貨基金(IMF)のゲオルギエワ専務理事】

IMFのゲオルギエワ専務理事は、世界銀行の春季会合を前に演説。

世界経済の下振れリスクとして、サプライチェーン混乱や、ロシアの経済制裁に伴うエネルギーと食料の価格上昇、中国のロックダウンを挙げました。

その上で、IMFが来週発表する最新の世界経済見通しは「大幅に悪化する」と明言。

ウクライナ情勢の影響で、世界の国内総生産(GDP)の86%を占める143カ国の成長率が下方修正を余儀なくされると説明しています。

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【まとめ・感想】

決算シーズンが本格化、様々な経済指標が発表されるなど慌ただしい一日となりました。

ウォール街が金利上昇に備えるなか、債券利回りが上昇。

先日のCPIの発表を機に市場では、米国のインフレのピークアウトとFRB引き締めをある程度織り込んだのではとの見方が広がっていましたが、

そう一筋縄ではいきませんでした。

CFRAのチーフ投資ストラテジスト、サム・ストボール氏は

「原油価格の上昇、債券利回りの上昇は、市場が引き続きインフレ、ウクライナ、FRBの対応を懸念していることを示唆している」と指摘しています。

また、米国の投資家は、インフレとFRB、ウクライナ情勢に加え、

企業がコスト上昇にどのように対処してきたか、消費者が支出を抑制してきたかどうか、企業利益や景気の鈍化の兆候がないか判断するため、最新の企業決算を注意深く見守っています。

アクティブ投資をする方にとっては、難しくもあり、おもしろくもある、いわゆる腕の見せ所だと思います。

寝不足等に気をつけながら、楽しく投資に取り組んで頂ければと思います。

私は経済指標や決算の内容は特に気にせず、いつも通りの投資を続けていきたいと思います。

【良い週末を】

今夜は、米国株式市場はグッドフライデーのため休場となります。
せっかくの週末ですから、一旦市場のことは忘れてゆっくりと良い夜を過ごすのも良いかと思います。

人生において今週末は、今週末しかありません。

株価の下落くらいのことで、週末をまるで世界の終末みたいな顔で過ごしていては、人生勿体ありません。

人生を楽しむことは、月曜日の米国株式市場の動向以上に重要な問題だと私は思います。

米国株式市場が3連休の時くらいは、市場から一旦距離を置き、

人生で1度きりの週末を全力で楽しんでいきましょう。

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Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
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