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【ブラックロックCEOからの手紙】
ブラックロックのCEO、ラリー・フィンク氏が、
2022年の株主に宛てた手紙を公開しました。
下のブラックロック社のHPでは日本語版や過去のレターもが読むことができますので、
興味のある方はぜひご覧ください。
「https://www.blackrock.com/jp/individual/ja/2022-larry-fink-ceo-letter」
ものすごく私事ですが、ラリー・フィンク氏は、私の亡くなった祖父に顔がそっくりなので、個人的になんとなく好きだったりもします。
【資本主義の力】
手紙の中身ですが、結構分量があります。
個人的に好きだった箇所は、フィンク氏が「資本主義」について述べている行です。
“資本主義は、社会を形作り、変化をもたらす強力な触媒となることができます。”
過去40年間、資本の供給量が爆発的に増加したのを私たちは目の当たりにしています。
世界の金融資産の残高は現在、総額400兆米ドルに達します。
この飛躍的な増加は、投資家、企業の双方にリスクと機会をもたらしており、もはや銀行のみが資金調達のゲートキーパーではなくなっています。
創業から日が浅い革新的な企業が、現在ほど容易に資本にアクセスできたことはありません。
新しいアイデアを実現するために必要な資金が現在ほど潤沢であったこともないでしょう。
これが、イノベーションを生むダイナミックな環境を促進しています。
その結果、実質的にほぼすべてのセクターで、市場のリーダーを凌駕しようとする破壊的なスタートアップが数多く誕生しています。
既存の大手企業の経営者は、規模が小さく俊敏に行動する事業会社に対峙する中でも競争力を維持しようとするにあたり、このような新しい事業環境ならびに利用可能な資本の多様性について理解する必要があります。
IT、医療、食料生産、技術等だけではなく、「資金調達しやすさ」という面でも、人類の誕生以降、今ほど良い時代はありません。
過去数十年を振り返ってみても、多くのアイディアやイノベーションが現実となり、人々の生活をより豊かなものへと変化させていきました。
もちろん、「資本主義」や「イノベーション」が私達にもたらすものは、必ずしも良い面だけではありません。
しかし、現在に至るまで、そのデメリットを補い余るほどの恩恵を人類や世界経済は享受しています。
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【まとめと感想】
人類や未来に対しては割と楽観主義者であります。
ですので、ラリー・フィンク氏のこの言葉にはとても共感できます。
私は、資本主義の力が、人々がより良い未来を築くことを後押しし、イノベーションを牽引し、強靭な経済を構築し、
私たちが直面する極めて厄介な課題のいくつかを解決することができると信じています。
長期的には右肩上がりで、人類と世界経済は成長を続けてきました。
今日も悲しいニュースが流れていますが、
この混乱や悲劇的な出来事も、人類は乗り越え、克服し、また前へと進み続けると私は信じています。
なかなかうまくはいきませんが、少しずつでも、世界がより良い方向へ進んでくれることを願っています。
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Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
【資本主義の力】ブラックロックCEO、ラリー・フィンク氏からの手紙