【2年ぶりの最悪の四半期に】年初来でS&P500は‐4.9%・ナスダックー9.1%。4/1日のまとめと今後の方針【特に心配はしていません】

投資まとめ

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【4月1日 米国株式市場】

ダウ    34,678 -1.56%
S&P500   4,530 -1.57%
ナスダック 14,220 -1.54%

米主要株価3指数は続落。

S&P500は年初来で‐4.95%。ナスダックは‐9.10%となり、

2年前のコロナショック以来最悪の四半期となりました。

ラッセル2000も₋1.00%と下落。

VXUS(全世界株式除く米)も‐1.60%と下げました。

米10年債利回りは2.342%。-0.016と小幅に下落。

VIX指数は20.56。+1.23と上昇しました。

【為替・コモディティー】

ドル円  121.74 -0.05%
NY原油   101.05 -6.28%
NY金   1,936 +0.16%

米国が戦略石油備蓄(SPR)を追加放出すると発表し、原油価格が急落。

SPRから今後6カ月間で1日当たり100万バレルを放出するとのこと。

今年約40%上昇しているエネルギー価格をコントロールするための努力の一環と思われます。

ビットコインは45,731ドル。‐2.86%と下げました。

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【S&P500マップ】

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ベンチマークであるS&P500の約60%の銘柄が下落しました。

ここ2日の動きは投資家の「整理」「調整」「利確売り」のようも見えます。

【セクター】

公益    ‐0.17%
生活必需品 ‐0.42%
不動産   ‐1.17%
ヘルスケア ‐1.18%
素材    ‐1.35%
エネルギー ‐1.39%
資本財   ‐1.57%
情報技術  ‐1.59%
一般消費財 ‐1.95%
通信    ‐2.01%
金融    ‐2.32%

全11セクターが下落。

公益や生活必需品などディフェンシブセクターが堪える一方で、

情報技術、通信、一般消費財、金融などが大きく下げました。


【スタイルボックス】

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全てのサイズ、スタイルで下落。

特に大型株が幅広く売られました。

【個別株】

S&P500やナスダックの大きなウェイトを占める、

情報技術や通信セクターの上下は市場全体を上にも下にも引きずる傾向があります。

インテルは3.6%下落。チャーター・コミュニケーションズは4.3%下落しました。

銀行株も債券利回りとともに下落。バンクオブアメリカは4.14%下落しました。

〇中国株も下落。

米証券取引委員会のゲンスラー委員長が、中国企業の米国での上場廃止回避で合意が近いとの見方に否定的な見解を示した。

「上場維持できるのは米国の監査を完全に順守する場合のみで、2年後も同じ状況なら多くの企業が上場廃止になるだろう」と述べています。

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【米新規失業保険申請】

〇26日までの1週間の新規失業保険申請件数(季節調整済み)

結果20.2万件 予想19.7万件 前回18.8万件

〇19日までの継続受給者数

結果130.7万人 予想134.0万人 前134.2万件

失業保険申請件数は、過去最高だった2020年4月上旬の614.9万件から減少してきました。

2月末時点の求人数は1130万人と過去最高に近い水準で、労働市場の強さと切迫が伺えます。

力強い労働市場はFBRの利上げを後押しします。

【雇用統計】
ウォール街は、本日発表される3月の雇用統計で、労働市場についてのより詳しい情報を得ることになります。

ロイターのエコノミスト調査によると、3月の雇用統計では、非農業部門雇用者数が前月より49万人増えると予想されています。2月の雇用者数は67.8万増加でした。

3月の失業率は3.7%と、2月の3.8%から約2年ぶりの低水準に改善すると予想されています。

【米消費支出物価指数】

米商務省が31日発表した2月の個人消費支出(PCE)物価指数は、

総合指数が前年同月比6.4%上昇し、1982年1月以来40年1カ月ぶりの高い伸びとなりました。

変動の激しい食品・エネルギーを除くコア指数の上昇率も5.4%と83年4月以来の高水準となりました。

米個人消費支出、インフレ調整後ベースで減少-物価高が需要抑制
2月の米個人消費支出(PCE)はインフレ調整後の実質ベースで減少した。物価上昇率が40年ぶりの高水準となる中、需要が抑制され始めていることが示唆された。

インフレは世界の中央銀行の主要な懸念事項であり、各中央銀行はその影響を緩和するために金利の引き上げに動いています。

投資家は、インフレ率の上昇、金利の上昇、ウクライナ戦争などの要因の中で、経済や企業がどのように推移するかを見極めようとしています。

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【まとめと感想】

S&P500は年初来で‐4.95%。2年前のコロナショック以来最悪の四半期となりました。

S&P500は3月に+3.58%上昇を記録したものの、1月と2月のマイナスによって米国の主要株価指数は今年に入ってから下落しています。

しかし、たった5%未満の下落ですし、多くの投資家にとってこの3カ月も通過点に過ぎません。

また、より長期的な視点で見てみると、S&P500指数は半年では+3.98%。過去1年では12.7%と十分なリターンを記録しています。

ニュースの見出しや目先の出来事に、近視眼的になりすぎないことが大切です。

インフレと利上げ、企業利益の鈍化、景気後退といろいろな懸念がされていますが、

当たり前ですが、長期投資をしていれば、暴落や株価の停滞、景気サイクルの悪化をいつかは経験するものです。

これに対しいろいろな戦略があると思いますが、その時々の感情や株価の上昇に振り回されることなく、「常に」意識し、自身の戦略の中で適切に備えて置くことが大切です。

保険は事故が起きた後で掛けるものではなく、事故が起きる前に掛けるからこそ意味があります。

私はインデックスファンドを用いて長期投資をしているので、タイミングを計ることなく、自身のリスク許容度に合わせた適切な資産配分と規律を維持し、

不確実性の高まる次の四半期もいつもどおりの投資を続けていきたいと思います。

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Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
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