【Nasdaq⤵】S&P500は5営業日ぶりの反落!ウクライナ情勢や米経済に不透明感強まる。米国株投資家はどうすれば?【今後のイベントなど】

投資まとめ

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【3月31日 米国株式市場】

ダウ    35,228 -0.19%
S&P500   4,602 -0.63%
ナスダック 14,442 -1.21% 

米主要株価3指数はそろって下落。

S&P500は5営業日ぶりに反落しました。

ロシアとウクライナの停戦交渉にあまり進展がなかったことや、

FRBの積極的利上げと景気後退の懸念が株価を押し下げました。

ラッセル2000も‐1.97%とより大きく下落。

VXUS(全世界株式除く米)も‐0.34%と小幅に下げました。

米10年債利回りは2.356%。‐0.044と低下。

VIX指数は19.33。+0.43と上昇しました。

【為替・コモディティー】

ドル円  121.81 -0.84%
NY原油   107.35 +2.98%
NY金      1,933 +1.11%

原油価格と金が反発。

ビットコインは47,148ドル。‐0.64%と下げました。

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【S&P500マップ】
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S&P500やナスダックの大きなウェイトを占める、

大型テクロノジー株の下落が指数に響きました。エヌビディアは‐3.3%。

HD-2.9%など小売りや個人消費に関係のある企業も下げました。

【セクター】

エネルギー +1.17%
公益    +0.84%
ヘルスケア +0.22%
生活必需品 +0.16%
資本財   ‐0.15%
素材    ‐0.34%
通信    ‐0.55%
不動産   ‐0.57%
金融    ‐0.71%
情報技術  ‐1.36%
一般消費財 ‐1.51%

全11セクター中4セクターが上昇。

エネルギーと公益が上昇する一方で、

ここ数日市場を牽引してきた情報技術や一般消費財が下げました。

【スタイルボックス】
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全てのサイズ・スタイルが下げました。

昨日までの上昇とは逆にグロース株や小型株が大きく下げ、

大・中型バリュー株が小幅な下落で踏みとどまりました。

【個別株】

〇アダージョ(ADGI)+30.39%

治験中の新型ウイルス薬「アディントレビマブ」が主要目標を達成したことが報じられ、株価が急騰。第2四半期に、FDAへの緊急使用許可の申請を予定しています。

〇ロメオパワー(RMO)+12.06%

リチウムイオン電池のRMOは、主要顧客に始めての電池パックの出荷を開始したと発表。株価が上昇しました。

〇チューイ(CHWY)‐16.15%
〇RH(RH)‐13.31%

ペット用品のオンライン販売のチューイと家具・家庭用品のRHが決算を発表。それぞれ内容が良くなく株価が下落。両社ともあまりよくない第一四半期の見通しを示しています。

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【米GDP確定値】

2021年第4・四半期の実質国内総生産(GDP)確定値(季節調整済み)は

年率換算で前期比+6.9%。2月に発表された改定値の+7.0%から下方修正されました。

予想は7.1%増の上昇修正でした。

個人消費と輸出の伸びの下方修正が要因です。

https://jp.reuters.com/article/usa-economy-gdp-idJPKCN2LR1N2

【ウクライナ情勢】

停戦に向けた期待が高まっていたウクライナ情勢ですが、米国や英国を含むいくつかの国々はロシアへの懐疑的な見方を崩していません。

ロシア軍は、南東部マリウポリの包囲を続けており、撤退すると言っていた地域でも砲撃があったことなどから、紛争解決の見通しに対する楽観的な見方が弱まっています。

ここ数日、米湖k株式市場では、停戦交渉進展への期待から株価が上昇していましたが、

先日述べた通り、ロシアとウクライナの交渉は依然として不透明で、ロシア次第で今後どうなるかわかりません。

しかし、地政学的なリスクが米国株式市場に与える影響は「通常」は限定的なので、過度な心配も禁物です。

【イールドカーブについて】

今日も引き続きイールドカーブについて報道されていましたが、

昨日も書いたので割愛します。

イールドカーブについて

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【まとめと感想】

今週は、ロシアとウクライナの協議に進展が見られたことや、3月の米消費者信頼感指数が悪くなかったことから株価が4営業日連続上昇。

今日はその反動の利確売りも見られたとの報道もありました。

ただ、ウクライナ情勢は依然不透明であり、米GDPの確定値も予想を下回ったことから、予断を許さない状況が続いています。

今週はさらにいくつかの経済指標の発表があります。木曜日は2月の個人所得と支出の発表。金曜日には3月の雇用統計や米ISM製造業景気指数の発表があります。
米国は景気後退へと向かうのか、インフレやFRBの利上げはどうなるのか。

米国の投資家は最新の情報に注目が集まっています。

また、四半期が終わりに近づくにつれて、ウォール街は企業決算の発表と向き合うことになります。

すでにいくつかの企業が決算報告や最新情報を発表していますが、来月決算発表シーズンが本格化すれば、株価や市場全体の空気がまた変化するものと思われます。

今後の経済指標の発表や決算次第では、不安を煽るような報道や予測もいろいろ出てくるかもしれません。

ただ、投資家は、市場や株価の動きや未来の予測、自身の感情、SNSの空気感などに振り回されることなく、

自分の採用している戦略において合理的な方法を冷静に淡々とこなすことが大切だと思います。

騒いでも一円にもなりませんから。

2022年3月31日という1日は、今日一日しかありません。

この24時間という「時間」は、株で損したお金と違い生涯取り戻せないものでもあります。

私は今日も株価の下落を気にすることなく、目の前の仕事や家族との時間を楽しみながら、今自分にできることに注力し、今日を生きていきたいと思います。

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Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
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