【Nasdaq+2%と急騰】パウエル議長が0.5%の利上げ示唆も米国株式市場は上昇。グロース株や金融が強い 【RAIL +24.08%】

投資まとめ

(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});
【3月22日 米国株式市場】

ダウ    34,807 +0.74%
S&P500     4,511 +1.13%
ナスダック 14,108 +1.95%

米主要株価3指数はそろって上昇。

テクノロジー株や一般消費財に加え、金融株が買われ指数を後押ししました。

ラッセル2000は+1.08%と小型株も上昇。

VXUS(全世界株式除く米)も+1.08%上昇しました。

米10年債利回りは2.384%。+0.067と上昇。

VIX指数は22.94。‐0.59と低下しました。

【為替・コモディティー】

ドル円  120.80 +1.11%
NY原油    111.30 -0.73% 
NY金      1,921 -0.44%

原油価格と金はやや下げました。

ビットコインは42,547ドル。+3.73%と上昇しました。

(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});

【S&P500マップ】

00

ツイッター+2.6%。アップル+2.1%。テスラ+7.9%。

ハイテク株やグロース株、一般消費財が上昇、市場を牽引しました。

【セクター】

一般消費財 +2.45%
通信    +2.01%
金融    +1.60%
情報技術  +1.42%
生活必需品 +0.65%
資本財   +0.53%
素材    +0.52%
公益    +0.10%
不動産   +0.06%
ヘルスケア +0.02%
エネルギー ‐0.66%

全11セクター中10セクターが上昇。

原油価格の下落を受けて、エネルギーセクターが下げました。

債利回りの上昇を受けて、金融セクターが上昇。

バンク・オブ・アメリカ+3.1%JPモルガン・チェースは+2.1%。

【スタイルボックス】

00

全てのスタイル、サイズが上昇。

昨日は特にグロース株が市場を牽引しました。

【個別株】

〇ナイキ(NKE) +2.23%

決算を発表。EPS、売上高ともに予想を上回る良い決算でした。サプライチェーン問題が引き続き経営を圧迫しますが、第4四半期に改善を見込んでいます。

〇フレイトカー・アメリカ(RAIL)+24.08%

アルミと鉄の鉄道車両の設計を手掛けるRAILが決算を発表。売上高、利益、見通しなど予想を上回る決算を発表。株価は上昇しました。

(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});

【パウエル議長の発言】

21日、FRBのパウエル議は、インフレ抑制にFRBは「迅速に」行動する必要があるとし、必要に応じて通常より大きな幅での利上げを実施する可能性があると発言。

必要に応じて0.50%の利上げを実施する用意があるとの姿勢を改めて表明。

5月までにバランスシート縮小に着手する可能性があるとの見方も改めて示しました。

「労働市場は極めて力強く、インフレは高すぎる」

「物価安定の回復に必要なら、金融政策スタンスをより中立的な水準に戻し、その後、より制約的な水準に移行するために迅速に動く必要があるのは明らかだ」

「1回の会合、もしくは複数の会合で、FF金利の誘導目標を25ベーシスポイント以上引き上げ、一段と積極的に対応することが適切と結論付けられれば、そのように行動する」

「年初時点では、インフレは第1・四半期にピークを付け、その後は横ばいになり、下半期には大きな進展が見られると予想されていた。ただこうした予測はすでに崩れ去った」

ロイター

パウエル議長「(利上げを)妨げるものなどあるだろうか。何もない」

パウエル議長の発言を受け、債券利回りが上昇。

市場では5月のFOMCで0.50%ポイントの利上げが実施される見方が高まり、5月の利上げ確率の市場の見通しは、発言前の約52%から63%に上昇しました。

0.50%の利上げは2000年以降、約22年ぶりとなります。

【決算シーズンに向けて】

引き続きインフレ率の上昇と利上げ。経済成長の鈍化に対する懸念が、株価の重荷になっています。

元々あったこれらの懸念は、ロシアのウクライナ侵攻前により加速しています。

原材料費の高騰や輸送の問題により、企業の経営はより厳しくなっています。

こうしたコストの多くは、現在米国の消費者に転嫁されており、食料品、衣料品、その他の商品の価格上昇が続けば、消費の抑制と経済成長の鈍化につながる可能性があります。

4月の四半期決算によって、各業界がコスト上昇にどのように対処し続けているかがより明確になると思われます。

(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});

【まとめと感想】

S&P500の年初来リターンは‐5.34%となり

1月に始まった下落局面の下げの約半分のところまで戻しました。

パイパー・サンドラーのクレイグ・ジョンソン氏はレポートで「S&P500が下落局面から上昇に転じていることは、米国株が底入れした可能性を示唆する」と指摘していました。

もちろん、どうなるかわかりませんし油断は禁物です。

パウエル議長はリセッション(景気後退)ではなく、「ソフトランディング(軟着陸)」に至るという見通しを示していましたが、

これまでも、インフレに振り回されて、見通しをだいぶ外してきましたから全く安心はできませんが、ソフトランディングに落ち着けばいいと思っています。

【私の方針】

投資戦略にもよると思いますが、

私はインデックスファンドを用いた長期投資をしているため、ソフトランディングするにせよ、景気後退にせよ、特に自身の方針や行動を変えることなく、

今まで通りの資産配分と規律を維持し、自分のコントロールできることをしっかりとやっていきたいと思っています。

特に資産形成初期の方は、市場の下落や景気後退は長期的な資産形成を加速させるチャンスにもなり得ますし、心配しても私達普通の一個人にはどうすることもできませんから、

株価の上下や景気の良し悪しに、一喜一憂せず、むしろ楽しみながら、気長に投資を続けていくことが大切だと思います。

いつもありがとうございます。

もしよかったら、応援クリックよろしくお願いします。

にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
にほんブログ村


米国株ランキング

ランキングサイトに参加しているので、

上の応援ボタン2つをクリック頂けると、

ものすごくありがたいです。毎日記事を書く励みになります。

お得なキャンペーン情報

PayPay証券

(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});

Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
【Nasdaq+2%と急騰】パウエル議長が0.5%の利上げ示唆も米国株式市場は上昇。グロース株や金融が強い 【RAIL +24.08%】

タイトルとURLをコピーしました