ロシアに関する面白いレポートを紹介します。

投資まとめ

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【ロシアに関する面白いレポート】

ニッセイ基礎研究所にて、とても面白いレポートがあったので公開します。

ロシア経済悪化の他国・地域への影響

https://www.nli-research.co.jp/report/detail/id=70469?site=nli

ロシアとその他の国々の経済的なつながりを把握し、世界の各国におけるロシア経済低迷の反作用がどの程度ありそうかを定量的に把握しようという主旨のものです。

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こうしてみると米国経済はロシアへの依存度が低いことがわかりますね。

一方で、経済規模対比でみたロシアの供給減少による影響は、チェコやトルコといった国が大きく、次いでイタリアやドイツ、ユーロ圏諸国が続きます。

意外にも韓国も上位に位置していますね。

また、ロシアの需要減少の影響度合いは、ロシアの供給減少の影響度合いに類似しているとのことです。

こういうのを見ると、どうしても一つの国や地域に依存するのは良くないというか、危うさを孕むものなんだなと感じたりもします。
ロシアに対して、何となくのイメージや憶測だけで判断するのではなく、数字を使って判断することが投資家にとっては重要だと思います。

どの数字を見るかとか、数字を使っても、正しい判断や未来予測をすることは困難ですが、自分勝手な主観や何となくイメージで判断するよりはマシだとも思います。

私も数字強い方ではないんですけどね(笑)。

初心者にでもわかりやすい所でいえば、ロシア国債の債務不履行リスクを示すクレジット・デフォルト・スワップ(CDS)をみると、市場や投資家がロシアに対してどう考えているかが伺えると思います。

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【数字を判断材料に】

国際経済は密接に結びついている一方で、やはり地域や国ごとに差はありますよね。

米国にとってロシア経済の存在は小さく、ロシア向け輸出は全体の0.3%、輸入は0.7%を占めるに過ぎなかったりもします。

ロシア国債や株式などを保有する投資家はある程度の損失が生じるでしょうし、ロシアと関係する企業であれば、経営問題へと発展する可能性はあると思います。

ただ、ロシアの経済の規模や依存度を考えると、それだけで、米国株式市場や世界の金融市場が危機的状況に陥るとはなかなか「現状」は思えません。

仮に、核や原発がどうこうなるなど状況が限りなく悪化したり、ひどい舵の切り方で世界の金融締めが進んだりとか、別の要因が絡めばまた話は変わると思いますが。

まあ、そういう不確実性を引き受けるのが投資といいますか。

結局、良い方向へ向かうか、悪い方向へ向かうか、わからないからこそ、リスク許容度の範囲内で投資をすることが重要であり、リターンがあるのだとも思います。

仮に、株式が、絶対に安心できる投資対象であれば、銀行預金や短期国債並みのリターンしか期待できないわけですから。

自身の性格や環境なども考慮して、リスクや不確実性といい距離間で付き合っていくことが大切だと思います。

当時とは状況は別ですし、気休めですが、1998年ロシアがデフォルトしてから、約20年で世界の株式市場は何度最高値を更新したでしょうか。

投資家は楽観主義でも悲観主義でもなく、そのちょうど間の現実主義で市場と向き合うことが大切だと思います。

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Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
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