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【2月23日 米国株式市場】
ダウ 33,131 -1.38%
S&P500 4,225 -1.84%
ナスダック 13,037 -2.57%
ウクライナ情勢の緊張から、米主要株価指数はそろって下落。
特に、ITハイテク株が下げたため、Nasdaqが大きく下げました。
ラッセル2000は₋1.78%と下落。
VXUS(全世界株式除く米)は、‐0.99%と米国株より小幅な下げで踏みとどまりました。
米10年債利回りは1.984%。+0.036とじりじり上昇。
VIX指数は30.89。+2.08と上昇しました。
【為替・コモディティー】
ドル円 114.97 -0.06%
NY原油 92.23 +0.35%
NY金 1,907 +0.09%
ビットコインは37,677。‐1.50%と下落。
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【S&P500マップ】
マイクロソフトは2.6%下落し、シスコシステムズは3.3%下落。テスラ(‐7%)やエヌビディア(‐4.3%)など急成長を遂げてきた、高バリュエーション株は特に大きく売られました。
【セクター】
エネルギー +1.01%
ヘルスケア ‐0.51%
生活必需品 ‐0.83%
素材 ‐1.32%
不動産 ‐1.32%
公益 ‐1.72%
通信 ‐1.73%
金融 ‐1.77%
資本財 ‐1.88%
情報技術 ‐2.56%
一般消費財 ‐3.42%
全11セクター中エネルギーを除く10セクターが下落。
特に、資本財、情報技術、一般消費財が大きく下げました。
【スタイルボックス】
サイズ、スタイル別では全てのカテゴリーが下落。
大型バリュー株が踏みとどまる一方で、グロース株が大きく下げました。
【個別株】
〇テネコオートモティブ(TEN)+93.09%
投資会社アポロ・グローバルが提携先を通じて、1株20ドルで同社を買収することに合意しました。
〇ロウズ(LOW)+0.23%
EPS、売上高、既存店売上高ともに予想を上回る良い決算でした。ガイダンスも上方修正。同業のホームデポとは対照的に良い決算となりました。
インフレにより、米国の消費者の消費が鈍化していくのか、投資家はこういう企業の決算からヒントを探ろうとしています。
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【ウクライナ情勢】
ただ、今後制裁の規模を拡大する可能性があるとも警告しており、今日にも追加制裁を発表するとの報道も流れています。
【インフレ・経済・FRB】
ウクライナ情勢が、インフレ率の上昇が経済成長にどのような影響を与えるか、また、FRBの今年の利上げ計画がインフレを冷やすかどうか、投資家の判断をより難しいものとしています。
個人的にはこれが一番適切な発言、判断だとも思いました。今の段階ではどうなるかわかりませんし、決め打ちも危ないので。
この異例な状況で完全に舵降り取りできる人間はまずいません。それができるなら、そもそもインフレにはなっていないでしょう。
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【まとめ・感想】
S&P500は昨日調整入りをし、今日は更に下げ幅を拡大しました。
その調整はベアマーケット20%以上の下落に悪化し、S&P500は約1カ月で約34%下落しました。いわゆるコロナショックですね。
こんな感じで、S&P500指数と言えど10%ほどの調整は数年に1度くらいは普通にあるので、過信しすぎないようにしましょう。
そもそも株式とはリスク資産であるのだから、このリスクを受け入れることのできる範囲で投資をすることが大切だと思います。
今回もコロナショックの時のように急回復するとは限りません。状況は大きく異なります。ウクライナ情勢の方は早期解決も長期化もありえますが、
利上げの方は少なくとも数か月から数年ほど、投資家が付き合っていかなくてはいけない問題となります。
【いつもどおりの投資を続けていきます】
個人的には、リスクの取れる範囲で、よく分散されたPFで適切に運用されている方であれば特に心配したり、どうこうする必要はないと思います。
上昇相場がいつまでも続かないように、下落や調整局面も永遠には続きません。
市場は常に変化を続けます。しかし、市場の変化にそなえ、元々幅広く分散投資をしている方であれば、あなたが変わる必要はありません。
地政学的リスクについては、これまで様々なリスクに直面してきた株式市場が、その後、回復力を発揮してきたように、ある程度の回復力があることが分かっています。
株式市場は、時間をかけて、様々なペースで、問題を解決し、成長し、新たな高みに到達していくものと思います。
ですから、今、不屈の精神を放棄する時ではありません。
いつかは、こんな日が来ることを受け入れ、そして、いずれこんな日が過ぎさることを理解し、目先の株価やニュースに一喜一憂せず、いつもどおり投資を続けることが大切だと思います。
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Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
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