S&P500は2週連続でマイナス。週間で1.6%下げるも、特に心配していません【月曜日は○○】

投資まとめ

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【2月19日 米国株式市場】

ダウ    34,079  ‐0.68%   
S&P500   4,348  -0.72% 
ナスダック 13,548  -1.23% 

米国主要株価3指数は下落。

ウクライナ情勢やFRBの利上げの懸念を受け、2週間連続のマイナスで1週間を終えました。

ラッセル2000は‐0.92%と小型株も下落。

VXUS(全世界株式除く米)も‐0.63%と下げました。

米10年債利回りは1.920%。‐0.054と低下

VIX指数は27.75。‐0.36と小幅に下げました。

【為替・コモディティー】

ドル円  115.09   ₊0.14%
NY原油  91.61 -0.16%
NY金   1,896 -0.21%

金と原油が小幅に下落。

ビットコインは39,993ドル。‐1.34%と下げ、久々の3万ドル台で終えました。

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【S&P500マップ】

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比重が大きい大型テクノロジー株の低迷が、株価指数を引き下げる要因となりました。

ITハイテク株は、引き続き売られています。インテルは5.3%下落しました。

小売業と旅行関連企業も下落した。アマゾンは1.3%下落し、ロイヤル・カリビアンは1.68%下落しました。

電力会社や生活必需品など、リスクの低い投資先と見なされる企業は、市場よりも持ちこたえました。

【セクター】

生活必需品 +0.11%
金融    ‐0.12%
素材    ‐0.21%
公益    ‐0.33%
不動産   ‐0.47%
一般消費財 ‐0.70%
エネルギー ‐0.77%
ヘルスケア ‐0.81%
通信    ‐0.88%
資本財   ‐0.91%
情報技術  ‐1.10%

11セクター中、生活必需品を除く10セクターが下落。

特に、情報技術、通信、資本財、ヘルスケアなどが売られました。

【スタイルボックス】

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全体的に下げる中、グロース株が売られました。

【個別株】

〇ロク(ROKU)‐22.29%

決算を発表。EPSは予想を上回ったものの、売上、ガイダンスが予想を下回り、株価はろくでもないことになりました。

〇ドラフトキングス(DKNG)‐21.04%

決算を発表。売上高は予想を上回ったものの、月間平均課金ユーザーが予想を下回るなどで、大幅安となりました。

〇フォード(F)+2.85%

同社の「EV事業を切り離す方法を模索している」との報道が好感。

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【インフレに関して】

企業がサプライチェーンの問題やコスト上昇に直面し続ける中、インフレは依然として重要な懸念材料となっています。多くの企業から、2022年の一部または全部を通じて経営が悪化するとの警告が出されています。

GEは、インフレとサプライチェーンの問題による圧力で、ヘルスケア、再生可能エネルギー、航空などいくつかの事業に打撃を受けていると警告。5.86%下落。この問題は少なくとも今年前半は続くとみられています。

【各連銀総裁のコメントが続く】

ニューヨーク連邦準備銀行のジョン・ウィリアムズ総裁は高すぎるインフレを抑制するため、中央銀行は来月から利上げに踏み切るべきであると述べた。

しかし、一部の人が言うほど「大々的に利上げを始める必要はないだろう」「最初に大きなステップを踏まなければならないという説得力はない」とも付け加えた。

米3月利上げは適切、堅調な経済情勢や高インフレ踏まえ=NY連銀総裁
米ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁は18日、連邦準備理事会(FRB)が高インフレや力強い雇用の伸びを踏まえ、3月に利上げを開始するのは適切という見解を示した。

米シカゴ地区連銀のエバンス総裁も、金融政策の「大幅な再調整」が必要との見解を示した上で、「ただ、経済活動を制限し労働市場を台無しにするほどではない」と述べた。

「金融政策を巡る現状について、過去に実施された極端な金融引き締めを必要としない可能性が高い」と見ており、雇用と成長に対するリスクも小さいとの見解を示しています。

先日お伝えしたように、FRBメンバーの中でもタカ派、ハト派で意見が割れています。

【バリューとグロース】

バンガードの米バリューETF(VTV)と米グロースETF(VUG)を比較すると、

今年に入ってから、米バリューETFが米グロースETFを+11.5%アウトパフォーマンスしています。

これはバリュー株が成長したからではなく、グロース株のバリュエーションが見直されているためにおきたことです。

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【まとめ・感想】

株価指数は2週連続のマイナスで終えました。

2月21日、月曜日はプレジデント・デーで米国市場はお休み。市場参加者等は明日からの三連休を控えよりリスク対してより慎重になったのかもしれませんね。

加えて今日は、株価指数、個別株それぞれの先物とオプションの清算日であるクアドループル・ウィッチング(SQ)にということもあり、不安定な展開も見られました。

Commonwealth Financial NetworkのPeter Essele氏は、「投資家は地政学的リスク、FRBの引き締め、バリュエーションのピークに直面している」「このような三重苦のシナリオに陥った場合、常にボラティリティが発生することになる」とコメントしています。

週間では、S&P500は1.6%、ダウは1.9%、ナスダックは1.8%のマイナスとなりました。

株価の上下が続いていますが、とはいえ、各株価指数が1週間でこのくらい下げることはよくあるので、あまり気にしない方が良いと思います。

ウクライナ情勢やインフレの陰に隠れていますが、リフィニティブによると、S&P500構成銘柄のうち417銘柄が四半期決算を発表し、そのうち78%がアナリスト予想を上回る良い決算が続いています。

結局、ウクライナ情勢とインフレが落ち着き、FRBの動きや方向性が見えてくるまでは、ボラティリティの高い市場が続くと思います。

ウクライナの方はわかりませんが、FRBやインフレに関しては今日、明日解決するような問題ではなく、数か月~数年にわたって付き合っていく必要がある話なので、

あまり、今日明日、来週でどうこうしようとあがいたり、未来の予測や方向性を早計に自分勝手に決めつけたりしないことが大切だと思います。

いろいろな戦略があると思いますが、私は特に変わったことはせず、来週もいつもどおり、株を買い進めていきたいと思います。

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Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
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