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【2月17日 米国株式市場】
ダウ 34,312 -1.78%
S&P500 4,380 -2.12%
ナスダック 13,716 -2.88%
米主要株価3指数は下落。
バイデン大統領がロシアのウクライナ進行の可能性が非常に高い。数日以内の進攻の恐れを指摘。
市場ではリスクオフの動きが見られました。
ラッセル2000は‐2.46%と下落。
VXUS(全世界株式除く米)は‐1.39%と米国株より小幅に下げました。
米10年債利回りは1.963%。‐0.082と低下。
VIX指数は28.35。+4.06と上昇しました。
【為替・コモディティー】
ドル円 114.91 -0.49%
NY原油 91.55 -2.25%
NY金 1,899 +1.57%
原油価格は下落。天然ガスも4%以上下落しました。
地政学的不安の中で伝統的に安全な避難場所とされてきた金は上昇。
ビットコインは40,186ドル。‐8.64%と大きく下げました。
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【S&P500マップ】
大型グロース株を中心に幅広い銘柄が売られました。
S&P500の85%以上の銘柄が赤字となっています。
【セクター】
生活必需品 +0.91%
公益 +0.06%
エネルギー ₋0.08%
不動産 ‐0.96%
ヘルスケア ‐1.60%
素材 ‐1.70%
資本財 ‐1.85%
金融 ‐2.41%
一般消費財 ‐2.57%
通信 ‐2.96%
情報技術 ‐3.07%
11セクター中9セクターが下落。
ディフェンスセクターとして知られる生活必需品、公益がプラス。エネルギーも比較的下げとどまりました。
一方で、金融、一般消費財、通信、情報技術は2%以上下落しています。
【スタイルボックス】
全てのサイズ、スタイルが下落。
大・中型バリュー株が踏みとどまる一方で、大型・小型グロース株は4%近く下げました。
【個別株】
〇ウォルマート(WMT)+4.01%
決算を発表。コストや人件費増もあるなか、EPS、売上高、ガイダンスともに予想を上回る明るい内容となりました。
〇パランティア・テクノロジーズ(PLTR)‐15.81%
決算を発表。売上高は予想を上回ったものの、EPSがやや予想を下回ったこと。第1Qの営業利益率の見通しが23%、第3四半期の29%から鈍化したことなどで売られました。
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【ウクライナ情勢とインフレ】
ウクライナ情勢を巡る緊張が再び高まっています。
また、市場はウクライナ情勢に加えて、高止まりするインフレが投資家の不安を大きくしています。
決算では、多くの企業が、利益、売上、経営全般がインフレによって、今後も打撃を受けると投資家に警告しています。
米国の消費はオミクロン株の影響で一時後退したものの今のところ堅調。
なのですが、このまま企業がコストを商品価格に転嫁し続ければ、消費者がいずれ吸収しきれなくなり、支出を抑え、消費が鈍化するのではという懸念も高まっています。
FRBがどの程度の幅とスピードで利上げをするのか、それが経済や景気にどのような影響をあたえるのか。ウォール街でもFRBメンバー間でも意見は割れています。
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先日ブログに書いた通り、「ロシア軍の撤退」ニュースは、やはり警戒を緩めるべきものではありませんでしたね。
ウクライナ情勢やインフレに関して、日本の普通の個人投資家がどうこう叫んでも、どうしようもないので、推移を受け入れつつ、自身のコントロールできることに注力することが大切だと思います。
投資や資産運用のミスの多くは感情によって引き起こされます。
日々の株価の動きに一喜一憂しないこと。ニュースに振り回されて、誤った投資判断をしないことが大切だと思います。
個人的には、昨年投資を始めた方も含め、最近投資を始めた方に関しては、資産系の初期に、高バリュエーションの中投資するよりも、
ある程度バリュエーションが是正された状態で投資をした方が、将来の長期的なリターンは良い結果になることが多いので、むしろ、調整をラッキーくらいに捉えて良いと思います。
短期的な投資家の方は腕の見せ所ですね。先が読めないときは無理に戦わないのも一手だと思います。
ニュース一つで市場の雰囲気やモメンタムが変わりそうな市場が続いています。
長期投資家の方は長期的な視点を維持し、それらに振り回されることなく、投資を続けるのが大切だと思います。
私は今月も給料等の投資に回せお金が入り次第、いつもどおりの投資を継続していきたいと思います。
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Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
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