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【スピッツ・ナーゲル氏の警告】
2月8日ブルームバーグのインタビューにて、
「市場がいかに危険であるか、理解が不足している」
「1月の株価変動は本当に重要な部類には入らない」と述べ、
「市場がいかに危険であり、現在の流動性がいかに金融システムに組み込まれているかについて、理解が極めて不足している」と指摘しました。
※ブルームバーグの私用で、動画最初に30秒の広告が流れたのち本編がはじまります。
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2020年3月の運用成績は「+3612%」
スピッツ・ナーゲル氏率いるテールリスクファンド「ユニバーサ・インベストメンツ」は、コロナショック渦の2020年3月に+3612%。1~3月期で+4144%のリターンを記録しています。
同ファンドは、。「ブラック・スワン」の著者ナシーム・タレブ氏がアドバイザー。「ブラックスワンの回避法 」のマーク・スピッツナーゲルが社長兼最高投資責任者(CIO)を勤める、極端な株式市場の下落から利益を得る方法に特化したファンドです。
市場の暴落や不確実性について語らせたら、右に出る投資家はそうはいません。
しかし、その後の上昇相場でほとんどのファンドが姿を消すなか、スピッツナーゲル氏のファンドは現在でもなお上手く運用を続けています。
同氏等は、コロナショック以外んにも、ITバブルやリーマンショック、2015年の下落時などに荒稼ぎしています。
リーマンショック前の2008年3月から同配分で投資をした場合、S&P500・100%のポートフォリオより、年率リターンが約3.6%改善しました(過去記事参照)。
昔は、資産のごく一部を投資をしてヘッジやボラティリティを抑えたいと思ったものですが、個人投資家レベルの資金で投資できるわけもなく(笑)
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ブルームバーグのインタビューに関してこう答えています。
“同氏は資産価格が長年にわたる超低金利と量的緩和(QE)によって水膨れしているとの見方だが、バブルが弾ける時期を予測できるとは考えていない。ヘッジを収益機会ではなく、常に備えるべき大災害に対する保険と考えるよう顧客に忠告しているという。
年明け後数週間の株価の値動きは荒いと感じられたかもしれないものの、新型コロナウイルス禍の初期にユニバーサの顧客に多額の利益をもたらしたようなヘッジの引き金になるほど急速な変動ではなかった。
「相場は先月のようなものよりはるかに大きく動くものだ」とスピッツ・ナーゲル氏は指摘。「先月の動きは本当に重要な部類には入らない」と述べた。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-02-09/R70SU9T0AFB40
【まとめ・ポイント】
数々の暴落時に利益を上げ、コロナショックに関しては「コロナショックは事前に予期し得たイベントであり、全く予想外のブラックスワンではない」とした、
あのスピッツ・ナーゲル氏でも今のバブルがはじける時期を予想することはできない。と述べています。
(基本的にナーゲル氏はタイミングはわからない&予想外の出来事はいつ起きるかわからないから常に備えるべきと述べています。)
一方で、SNSやネットや動画や雑誌の中には「〇月に暴落」がくるとか、そういう記事や情報があふれています。
多くのブラックスワンファンドが失敗し、かのナーゲル氏でも「わからない」というタイミングを、予期できるとする優れた予想屋の皆様が、日本にはたくさんいるからすごいと思います。
また、ナーゲル氏は「相場は先月のようなものよりはるかに大きく動くものだ」「先月の動きは本当に重要な部類には入らない」とコメントしています。
相場が本当にひどいときは先月よりもボラティリティが高くなったり、苦しい展開が続くものです。
少しの反発に油断することなく、自身の許容できるリスクの範囲内で投資をすることが大切だと思います。
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Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
ブラックスワンファンドの大御所「市場がいかに危険であるか、理解が不足している」 「1月の株価変動は本当に重要な部類には入らない」【スピッツ・ナーゲル氏】