【過去30年間のS&P500企業のリターントップ10】1位はモンスター(MNST)とその感想

投資まとめ

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【過去30年間のS&P500企業のリターン上位10銘柄】

1、モンスター(MNST) +260061%   +34.6% 
2、Amazon(AMZN)   +199332% +35.9% 
3、プール(POOL)     +69752% +28.2% 
4、エヌビディア(NVDA)  +67231% +32.6%
5、サーナー(CERN)    +58697% +23.7%
6、NVR          +52515% +23.2%
7、JCI          +50728% +23.1%
8、アルトリア(MO)     +46463% +22.7%
9、ネトフリ(NFLT)   +39581% +35.4%
10、アップル(APPL)   +36830% +21.8%
 

1992年2月から2021年1月末までのトータルリターン。累積と年率(ドルベース)

途中IPOした企業はIPO時点から。

(年率リターンが高いのに、累積リターンで負けているのはこのため)

複利×時間の力や、長く投資を続けることの力も垣間見れますね。

【モンスタービバレッジ】

ランキング1位のモンスタービバレッジは、

過去30年間で260,000%以上上昇しました。

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しかし、これらの信じられないほどのリターンを獲得するために、

投資家は、最大88%のドローダウンと、

複数に及んだ、数十%以上のドローダウンを何度も乗り越える必要がありました。

※画像が見づらい方はクリックしていただけると拡大できます。
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結果からではなく、当時の投資をしていた人の視点で考えることで大切です。

いつ回復するのか。そもそもこの投資が報われるのかもわかりません。

倒産する可能性だってあったでしょう。

モンスタービバレッジになれず散っていった企業も山ほどあります(過去米上場企業の99%は市場から何らかの形で姿を消してきました)

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【今成功している企業もその過程では】

ネットフリックスやAmazon、アップルなどの企業も同様です。

Amazonの90%以上のドローダウンと、1999年の最高値に戻すまで約10年かかったことは有名です。

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このように長期停滞している間、何人の投資家が持ちこたえることがでしょうか?

ビルゲイツもいうように、企業が成長していく過程で、危機に襲われることは何度もあります。

上位10銘柄すべてある時点では大きなドローダウンに見舞われています。

【投資家の難題】

複利と時間を活かして、上の上位10銘柄のようなリターンを得たい長期投資家はいくつかの難問を抱えることになります。

例えば、過去、素晴らしいリターンをあげた企業はわかっても、将来素晴らしいリターンをあげる企業はわかりません。

過去記事で紹介した通り、市場はごく少数の勝ち組銘柄によって牽引されてきましたが、そもそもその勝ち組銘柄を見分けることは困難です。

米国&世界の株式市場は少数の銘柄のリターンによって牽引されてきた

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また、モンスタービバレッジの対数チャートをみるとわかるとおり、2004年からの急成長後、株価の伸びは鈍化しており、

たとえば、2016年~2022年1月末以降でみると、モンスタービバレッジは年率9.6%(配当込み・ドルベース)と、同期間VTIの年率15.64%を大きく下回る結果となっています。

それまでのリターンやチャートを見て投資をしてきた投資家にとっては、物足りない結果となったことでしょう。

過去、全ての米国上場企業の利益成長は、成長していくにつれ、最終的には鈍化していきました。

【個別株への長期投資の難しさ】

先ほどのドローダウンもそうですが、「高値買い」「安値売り」や「株価の後追い」を誘発するような、恐怖・誘惑・誘いは株式市場に、本当に山ほどあります。

私自身、収益性の高い良い企業への長期投資は、報われることが多い良い戦略だと思いますし、投資の基本だとも思います。

が、その一方で、初心者や個人投資家が「時間と複利の魔法」を活かし、

最初にあげたようなS&P500のリターントップ10銘柄(トップ30や50でも)に、30年間の長期投資を完遂するのは、実はかなり難しのではと考えます。

もちろん、できる人はいると思います。ただ、多くの人にできるかというと・・・

少なくとも私は、メンタル的な自信はまだあるものの、銘柄の選択のスキルや将来の予測スキルなどは全く自信がありません。

【市場よりスキルのない長期投資家の生きる道】

でも、「複利×時間の力」や「株式市場の力(リスクプレミアム)」は欲しい。

銘柄選択やタイミングを計ることなく、私のような素人にも、「株式市場への長期投資」から利益を得る方法はないのだろうか?

そう考えた時、私にとってちょうどいい戦略が、

市場全体に投資をするようなインデックスファンドを用いたパッシブ運用という感じでした。

数少ない上昇銘柄を逃すことなく、分散効果によりPF全体のリスクを下げ、コストも低く保ち、素人でも簡単に運用できる。

そして、何よりも個別企業に比べて長期保有しやすい。(と私は感じます)

こんな感じの理由から、私はこれからも自身のリスク許容度に合わせた資産配分の元、インデックスファンドを用いて投資を続けていきたいと思います。

まあ、いろいろな考え方があると思いますが、お互い投資を続けていきましょう👍

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Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
【過去30年間のS&P500企業のリターントップ10】1位はモンスター(MNST)とその感想

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